arcive
 
09
■ 全日本Ｆ３選手権 第9戦 決勝上位ドライバーコメント

◎Ｃクラス◎

■優勝：国本　雄資
（PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No1/PETRONAS TOM'S F308/トヨタトムス）
「今日のレースは予選がうまく決まってポールスタートだったのですが、スタートさえ決まって前に出られれば、このコースでは絶対に抜かれないので、そこを集中して行って、良いスタートを切ることが出来ました。序盤、タイヤが温まるまではクルマのバランスが悪く、ペースが上げられなかったのですが、途中からクルマのバランスも良くなって少し関口選手を引き離すことができたものの、ファステストラップを取られてしまったので、もう1回なにがいけなかったのかを明日に向けて考え直したいと思います。これで9連勝と記録を更新したようですが、ここまで来たら全勝を狙います！」

■２位：関口　雄飛
（ThreeBond Racing/Car.No12/ThreeBond/スリーボンド東名）
「今日は２番グリッドだったのですが、１周目、あるいは２周目までに順位を上げないと勝てないだろうと思っていたので、多少距離があっても突っ込んで行こう、万が一ぶつかっても抜きに行ってやろうと思っていたんですが、スタートで思ったよりも間隔が離れてしまって、仕掛けることが出来ませんでした。スタートの瞬間、思ったよりも信号が消えるのが早く、それに対応できなかった上にホイールスピンしてしまって、山内選手に並ばれそうになったほどでしたから、今日はそこで勝負が決まったように思います。あと、今日は決勝にコンタクトを入れ忘れていたので、明日はちゃんと入れるので、スタートも大丈夫かなと思います」

■３位：山内　英輝
（ハナシマレーシング/Car.No5/MJハナシマレーシングF308/トヨタハナシマ）
「久々のＦ３の決勝スタートだったのですが、Nクラス時代に比べてちゃんとしたスタートが出来て、前に出ることは出来なかったものの、とりあえず国本選手と関口選手について行けばチャンスがあるのでは、と必死について行きました。しかし、中盤くらいにちょっとギャップが開いて、そこで追いついてギャップが一旦縮まったときに、自分が少しミスをしてしまってラップが１分４９秒台に落ちてしまったときに再び差が開いてしまったので、明日はそういうことのないように、スタートから前に出て行けるように頑張って行きたいと思います」

■４位：嵯峨　宏紀
（DENSO Team Le Beausset/Car.No62/DENSO・ルボーセF308/トヨタハナシマ）
「スタートがすべてでしたね。周囲の展開を全体的に見ても典型的な抜けないもてぎのレースになっていたように思います。僕のスタートが決まったと言うほどではなかったのですが、ラファエル選手のスタートが失敗気味だったことにも助けられて、スタート直後に４番手に上がり、良い感じでレースに入っていくことが出来ました。山内選手の直後につけたので、ライン取りがうまく行きさえすれば、３コーナーあたりで抜きにかかるチャンスもあったかと思うんですが、うまくブロックされてしまって。それで４位になったわけですが、後半にプッシュアンダー気味な傾向が出てじりじり離されてしまったのが残念でした。明日は今日より長いので、今日以上に決勝に向けたセットアップを考えたいと思います」


◎Ｎクラス◎

■優勝：蒲生　尚弥
（TOM'S SPIRIT/Car.No37/TDP SPIRIT F307）
「今日はスタートもうまく行って、1周目にうまくCクラスのマシンを小林選手との間に挟むことが出来て、そのままうまく序盤のうちにギャップを開くことが出来たのですが、その後もじりじりと突き離すレースが出来たので良かったと思います。前回優勝を飾って迎えた今大会ですが、特に精神面でも変わることなく、常に勝つつもりでしたし、いつもどおりにレースウィークに入りました。明日は２番手からのスタートですが、スタートと1周目が大事だと思うので、そこを集中して走れば、明日も勝てるんじゃないかと思います」

■２位：小林　崇志
（HFDP RACING/Car.No8/HFDP RACING F307）
「普通にスタート出来ていれば前に出ることが出来たんじゃないかと思うんですが、ちょっと慎重になりすぎて、うまく行きませんでした。さらに運悪く３コーナーまでに蒲生選手との間にCクラスのマシンが１台入ってしまって、１周目に大きなギャップを開けられてしまいました。加えて今日はミスが多く、決勝での自分のペースが安定しなくて、結果的に離されてしまったので、非常に悔しいレースになってしまいました。明日はポールからのスタートなのですが、スタートをしっかりと決めて、ポール・トゥ・ウインで勝てるように頑張ります」

■３位：佐々木　大樹
（TEAM NOVA/Car.No22/NDDP EBBRO）
「ここまでいつも１位、２位が獲れそうなレースでも、自分のミスでぶつかってしまったりして、チームのみなさんが頑張ってくれているのに、なかなか結果を残すことが出来なくて……。けれど、今日は普通のスタートを切ることが出来て、３位ポジションキープで１コーナーをクリアすることが出来、その後小林選手との駆け引きもありましたが、そこでは抜くことが出来ず、終盤には自分のドライビングのせいもあってタイヤを消耗させてしまい、結果的に最後は離されてレースが終わってしまい悔しさの残るレースでした。明日のグリッドは今日より悪いのですが、抜けないコースと言ってもうまく駆け引きをすればチャンスはあると思うので、スタートでポジションを上げて、そこから攻め続けるレースが出来たらいいなと思っています」

gotoback
li