arcive
calender result report driver team ranking

09


2日目を迎えた全日本F3選手権合同テスト
宮田が最速タイムで鈴鹿テストを終える

宮田 莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)

 全日本F3選手権の合同テストは3月6日(水)、走行2日目を迎えた。この日は午前9時からセッション2が、午後3時からセッション3がそれぞれ2時間ずつ行われ、各チームが開幕へ向けた準備を進めることになった。

 午前9時にスタートしたセッション2は、冷え込みはそれほど厳しくないものの曇天。そんななか、11台のマシンたちは少しずつペースを上げていく。

サッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)

 上位陣は早々に1分51秒台のベストタイムをマークし、開始から30分を過ぎたところでは、サッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)が1分51秒042をマークし首位に。宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)、河野駿佑(RS FINE)、シャルル・ミレッシ(YTB by Carlin)、小高一斗(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が続いた。

 すでに鈴鹿の走行が2回目となるフェネストラズは、開始から40分というところで、全セクターのベストタイムを更新し、1分50秒815にジャンプアップ。初めて50秒台に入れる。また、ミレッシと片山義章(YTB by Carlin)も開始から53分というところでタイムを上げている。

シャルル・ミレッシ(YTB by Carlin)

 各陣営ともセットアップの変更等を繰り返しながら、セッションは終盤を迎えていくが、ここで多くのドライバーがニュータイヤを投入。宮田が1分50秒773までタイムを上げ、フェネストラズのタイムを上回り午前の走行を終えることに。宮田が首位、フェネストラズが2番手に。ミレッシも最後は1分51秒399を記録し3番手につけた。

 4番手には、2セットニュータイヤを入れる予定だったものの、コンディションを見つつ1セットにとどめた河野がつけ、初日からややセットアップに苦しみつつ、試行錯誤を繰り返していた小高が5番手でセッションを終えている。

■午後はコンディションが悪化も、ふたたび宮田が首位

宮田 莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)

 長いインターバルを経て、午後3時からスタートしたセッション3。天候は午前に引き続き曇りだったが、少しずつ雲の厚みが増し、いまにも雨が降り出しそうなコンディションとなっていた。

 気温は低いものの、セッション2〜3にかけてコンディションがあまり良くない状況だったことから、序盤からニュータイヤを投入してアタックをかけるドライバーも。そんななか、宮田が早々に1分51秒661をマークしタイミングモニターのトップに立つ。

 開幕までに鈴鹿を走れる機会はこのセッション3が最後であることから、各チーム貴重な時間を使いながらメニューをこなしていくが、開始から1時間25分を経過したところで、フェネストラズがデグナーカーブひとつめとふたつめの間でコースアウト。グラベルにストップしてしまったため、赤旗中断となった。

「ちょっと日本のグラベルの感触を確かめたかったんだ(笑)……というのは冗談で、僕たちはまだ学習している最中だからね。限界を見定めるためにプッシュしたんだ」と苦笑いを浮かべたが、マシンに大きなダメージはなかったものの、そのまま走行を終えた。

「まだ多くを学ぶ必要があるけれど、2日間で大きな進歩があったよ。今から開幕が楽しみだね」

 フェネストラズの車両の回収後走行が再開されるものの、ちょうどそのタイミングでパラつきはじめた雨粒が次第に大きくなってきてしまう。このときにコース上にいたマシンはペースを落とし、相次いでピットインした。

 雨はその後強さを増し、山口大陸(タイロクレーシング28号)らがふたたびコースインするものの、その後のタイムアップはなし。宮田の1分51秒661がトップタイム、同様に早めにニュータイヤを入れたミレッシが1分52秒153で2番手、片山が1分52秒175で3番手につけた。

「午後はコンディションが難しかったですね。天候のこともあったので早めにニュータイヤを入れましたが、相応にいいタイムを出せたと思います。他チームがニュータイヤを入れたときの状況を考えると、悪くないと思います」と宮田は振り返った。

 宮田はもちろん、他のライバルたちもそれぞれ開幕に向けた収穫を得た様子で、2日間のタイムを見ても、今季の接近戦が予測できる。全日本F3選手権は4月3〜4日に富士スピードウェイで合同テストを行った後、開幕戦の鈴鹿を迎えるが、今季の覇権をどこが握るのか、楽しみなところだ。

リザルト・エントリーリストのPDFはこちらへ

大湯 都史樹(TODA FIGHTEX) シャルル・ミレッシ(YTB by Carlin) 片山義章(YTB by Carlin)
片山義章(YTB by Carlin) サッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3) エナム・アーメド(ThreeBond F318)
三浦 愛(ThreeBond F314) 山口 大陸(タイロクレーシング28号) DRAGON(TEAM DRAGON F3)
 
河野 駿佑(TBN) 小高 一斗(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)  


news

li




gotoback
li