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全日本F3選手権富士合同テストがスタート
1日目は宮田莉朋がトップタイムを記録

宮田 莉朋(カローラ中京 Kuo TEAM TOM’S)

 4月20〜21日に鈴鹿サーキットで開幕する2019年の全日本F3選手権。その開幕ラウンドまで2週間というタイミングの4月3日(水)、静岡県の富士スピードウェイで全日本F3選手権合同テストがスタートした。

サッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark)

 1日目となる3日は、全日本F3選手権の専有走行としては午後2時から午後4時までの2時間がセッション1として予定されていたが、フォーミュラが走行可能なFS-4のスポーツ走行枠がこの日3セッション設定されていたことから、多くのマシンが午前中からこの枠のなかで走行をこなしている。

 今回の合同テストには14台がエントリーしていたが、THREEBOND RACINGから参戦が発表されたばかりの大津弘樹(ThreeBond F318)は、このスポーツ走行枠でミッショントラブルに見舞われてしまい、最終コーナーでストップしてしまった。そのため、大津は午後2時からの合同テストのセッション1では走行できなかった。

 晴天に恵まれ、春の陽気を感じさせるなかスタートした1日目のセッション1では、大津車をのぞく13台が走行。5号車Planex・スマカメ F3は久保田克昭と大草りきがエントリーしているが、この日は久保田がステアリングを握っている。

シャルル・ミレッシ(OIRC team YTB)

 各陣営でメニューを組みながら、アウト・インを繰り返しながらテストが進められていったセッション1だが、大きなアクシデントやトラブルもなく順調に推移。終盤にはニュータイヤを装着しての走行が行われ、今回から2019年仕様のカラーリングとなったマシンを駆った宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が1分33秒349をマーク。この走行を首位で終えた。

「今日はスポーツ走行も使って、昨年の内容を振り返りながらメニューをこなしました。ただ想像以上に路面温度が高く、またニュータイヤのいいところも使い切れていないラップもありました。トップタイムでしたが、鈴鹿のときほどまわりとの差が分からなかったです」と宮田。

「明日の走行で、そのあたりの差も分かるのではないかと思っています」

小高一斗(カローラ中京 Kuo TEAM TOM’S)

 2番手につけたのは、すでに日本で多くのテストをこなしているサッシャ・フェネストラズ(B-MAX(B-Max Racing with motopark F3)。3番手には同じく終盤タイムを上げたシャルル・ミレッシ(YTB by Carlin)が続いた。小高一斗(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が4番手に、河野駿佑(RS FINE)が5番手となった。

 全日本F3選手権の合同テストは引き続き、明日4月4日(木)に午前9時からセッション2が、午後2時からセッション3が行われる予定だ。


リザルト・エントリーリストのPDFはこちらへ

河野駿佑(RS FINE) エナム・アーメド(B-Max Racing with motopark) 片山義章&シャルル・ミレッシ(OIRC team YTB)
大湯都史樹(TODA RACING) 三浦愛(THREEBOND RACING) アメヤ・ベイディアナサン(B-Max Racing with motopark)
山口大陸(TAIROKU RACING) DRAGON(B-Max Racing with motopark) 久保田 克昭(Hanashima Racing)と石浦宏明
『富士合同テストの様子』


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