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2009 F3コラム Vol.5 SUGO
■2009年チャンピオンはマーカス・エリクソン選手

最終戦まで持ち越されたチャンピオン争い、最後は井口卓人選手が1コーナーアウト側に左リアタイヤを脱落してか寄せられてかは微妙なところでしたが結果、スピンと言う形でマーカス・エリクソン選手がチャンピオン獲得しました。井口選手の立場なら、1コーナーで並んで2コーナーをクリアーすれば3コーナーでイン側を取れて抜き返せると言う発想だったでしょう。それを分かってかマーカス・エリクソン選手は行き場を抑え、阻止していましたね。お互いの意地の張り合いが今回のスピンと言う結果になってしまいましたが、これがF3の面白いところでしょう。最終戦まで持ち越されていたチャンピオン争いは井口選手スピンと言う結果でシリーズを終えてしまいましたが、マーカス・エリクソン選手、井口卓人選手・国本雄資選手のトムス3台の争いは誰が勝つか毎戦分らず、特に1年目の国本雄資選手の来期が楽しみです。


■ケイ・コッツォリーノ選手!気付けば4位に!

1第15戦予選でクラッシュし、16戦予選は出走出来ず最後尾からのスタートとなった16戦決勝、スピード差のあるナショナルクラスを抜くことは困難ではありませんが、Nクラスを抜いた後とのCクラスのギャップを詰めることは簡単なことではありません。しかし、Nクラスを抜いた後、ファステストラップで追い上げ、気付けば5位!そしてセーフティーカーのおかげで前とのギャップが無くなり、リスタート後ポジションを上げ気付けば4位に!
レース後のインタビューでマカオグランプリのことがちらほら!今後に期待しましょう!




■さすが安田選手上手いね〜

リスタート後、必ず順位を上げてくると思っていました。チャンスを活かせるドライバーはさすがだなと思います。トムス2台の間に入り、いやー本当にアッパレ。。


■千代選手はブザービート決めた!(笑)

千代勝正選手もリスタートを切掛けにオーバーテイクし、2位にポジションアップしました。千代選手とはフジテレビ月9ドラマ『ブザー・ビート』を見ていたことでいろいろ話していて、レース前に「僕もブザービート決めますよ」と。セーフティーカーが入ったことで前との差が無くなり、リスタートでオーバーテイク!ラストチャンスを活かし、ブザービート決めてくれました!
日産育成のNDDPの佐藤公哉選手と千代勝正選手は今年からNクラス参戦でしたが、来年どのようなプログラムとステップアップになっていくのか楽しみです。




■次はマカオグランプリだ!

11月22日におこなわれる第59回マカオグランプリ、昨年は国本京佑選手がマカオグランプリを制し、日本を湧かせました!世界のF3ランカーがマカオに集結し、今年は誰が出場し、誰が優勝するか今から楽しみです。




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