■ピット裏に向けての表彰式は新鮮だった
従来、表彰式はグランドスタンドに向かっておこなわれていましたが、今大会表彰式はピット裏に向かっておこなわれていました。
マシンがピット裏に止まり、お越し頂いたお客様が近くで表彰式を見られる状況は、見ている側から凄く近くで良く見えました。スーパーフォーミュラやスーパーGTはグランドスタンドにお客様が居ても、表彰台とグランドスタンドには距離があります。ピット裏で表彰式をおこなうことによって、グランドスタンドで見て頂いている皆様にはテレビ画面で大きく見て頂き、ピットパスをご購入頂いたお客様には、近くで表彰式を見て頂き一緒に喜べる状況を演出できるのではないかと感じました。
ピット裏で表彰式をおこなえば、興味が無いクラスのレースの表彰式でも、自然に目に付き、ドライバーにとっても顔を売ることが出来るきっかけになるのではと感じました。ドライバーもメディアに向けたアピールだけでなく、お客様に向けたアピールにつながると思います。
■今大会から参戦の武平選手
もてぎはバトルが少なく、抜き辛いイメージのサーキットです。そのもてぎがホームコースの武平良介選手が、ストップ&ゴーのもてぎでのスポット参戦で、スーパーFJやF4の経験がどのように生かされるのか注目をしていました。
第5戦、スタート後の5コーナーでNクラストップに立ったときはワクワクする気持ちで見ていられました。F3-Nクラスデビューの3レースですべて表彰台に立ち、次戦岡山ラウンドでも彼が走るチャンスがあるならば、どのような走りを見せてくれるか注目したいと思います。
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