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2012年 アチーブメント全日本F3選手権シリーズ第7戦/第8戦

  予選上位ドライバーコメント

Round 7-8 ツインリンクもてぎ 2012.8.3-5
● 占有走行 ● Round7-8予選上位
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● Round7決勝
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● Round7決勝上位
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● Round8決勝
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● Round8決勝上位
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●平川亮がポール・トゥ・ウインで3連勝! 
 F3-Nではギャリー・トンプソンが今季初優勝飾る

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 気温33℃、路面温度39℃でスタートした午前9時50分からの第7戦予選で、ポールポジションを奪ったのは平川亮(RSS)。僅差の2番手には山内英輝(B-MAX ENGINEERING)が続き、2列目にはリチャード・ブラッドレー(PETRONAS TEAM TOM'S)、ラファエル・スズキ(TODA RACING)、3列目には中山雄一(PETRONAS TEAM TOM'S)と野尻智紀(HFDP RACING)という顔ぶれ。
 4列目以降にはF3-Nクラス勢が並び、そのポールポジションは佐々木大樹(NDDP RACING)が獲得。これに平峰一貴(HFDP RACING)、勝田貴元(TOM'S SPIRIT)、ギャリー・トンプソン(SGC by KCMG)、小泉洋史(ハナシマレーシング)、マシュー・ホーソン(SGC by KCMG)、野呂立(CMSモータースポーツプロジェクト)、吉田基良(B-MAX ENGINEERING)が続く結果となった。
 14周の第7戦決勝レースは、フォーミュラ・ニッポンの予選などが終了した午後3時40分のフォーメイションスタート。気温は33℃、路面温度47℃と予選時よりは路面温度が高い状況での戦いとなった。
 前回のもてぎラウンドではポールポジションを獲得もスタートに失敗、2位に甘んじた平川だったが、今回は好スタートを決めてトップで1コーナーへ。しかし、2番グリッドの山内は出遅れ、代わってブラッドレーが2番手に浮上。これにスズキ、中山、野尻が続くが、中山は3コーナーで野尻にインを突かれ、いったんポジションを下げるも、オープニングラップの90度コーナーで5番手の座を野尻から奪い返す。
 一方、F3-Nクラスではポールシッターの佐々木を始め、上位陣が好スタートが切れなかった間隙を突き、4番グリッドのトンプソンが一気にトップに躍り出る。佐々木は平峰にもかわされ、F3-Nではトンプソン、平峰、佐々木、勝田、ホーソン、小泉、野呂、吉田というオーダーで1周目を終える。
 トップに立った平川は、2周目に1分48秒台に入れると、4周目には1分48秒515のファステストラップを刻んで早々と独走体勢に持ち込む。一方2番手のブラッドレーも徐々に単独走行となり、その背後では山内とスズキが接近戦を展開するが、その背後では中山、野尻も追走する。
 ややペースに苦しんだ山内、スズキ、中山、野尻は四つ巴の攻防となるが、山内英輝、スズキ両者の接近戦は終盤まで続いた結果、13周目の3コーナーで山内をかわしに行ったスズキがスピンを喫し勝負有り。スズキは6位に後退し、中山、野尻が4〜5番手に浮上する。
 一方、熾烈さを極めたのはF3-Nクラスのトップ争い。首位に立ったトンプソンだったが、ペースは背後の平峰、佐々木が上回り、序盤から3台がもつれ合うような戦いに。
 中でもペースに勝る佐々木は、6周目の3コーナーで平峰を捕えクラス2位に浮上すると、さらにトンプソンにプレッシャーを掛けて行くが、トンプソンも巧みなブロックを駆使しトップを死守していく。この両者の攻防を背後で伺っていた平峰は、13周目の90度コーナーで競り合ったトンプソンと佐々木の隙を突き、一気にトップを伺おうとするが、ここでトンプソンとの競り合いとなり行き場を失って最終コーナー立ち上がりのスピードが鈍り、1コーナーではいったんパスした佐々木、さらには勝田にも逆転を許し、4番手に後退することに。
 結局総合ではトップを譲らず11秒以上もの大差を築いた平川が、これで3連勝となる今季5勝目をマーク。2位にブラッドレー、3位に山内となり、F3-Nではトンプソンがうれしい今季初優勝。2位に佐々木、3位には勝田となった。


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2012年 アチーブメント全日本F3選手権シリーズ第7戦決勝結果
Pos. No. Class Driver Type Team/Ca     Time Delay Gap Lap
1 4 - R.Hirakawa/平川 亮 Dallara F312 広島トヨペットF312 14 25'30.801 158.08km/h 1'48.515 4/14
2 37 - RICHARD BRADLEY Dallara F312 PETRONAS TOM'S F312 14 25'42.456 11.655 11.655 1'49.478 2/14
3 1 - H.Yamauchi/山内 英輝 Dallara F312 B-MAX・F312 14 25'44.360 13.559 1.904 1'49.385 2/14
4 36 - Y.Nakayama/中山 雄一 Dallara F312 PETRONAS TOM'S F312 14 25'44.847 14.046 0.487 1'49.230 3/14
5 8 - T.Nojiri/野尻 智紀 Dallara F312 HFDP RACING F312 14 25'46.303 15.502 1.456 1'49.154 4/14
6 2 - Rafael Suzuki Dallara F308 MAD CROC TODA F308 14 25'53.508 22.707 7.205 1'49.009 3/14
7 20 N Gary THOMPSON Dallara F307 N KCMG 14 26'07.300 36.499 13.792 1'50.314 3/14
8 23 N D.Sasaki/佐々木 大樹 Dallara F306 N S Road NDDP F3 14 26'07.451 36.650 0.151 1'50.227 2/14
9 35 N T.Katsuta/勝田 貴元 Dallara F306 N TDP SPIRIT F307 14 26'09.074 38.273 1.623 1'50.572 3/14
10 7 N K.Hiramine/平峰 一貴 Dallara F307 N HFDP RACING F307 14 26'09.382 38.581 0.308 1'50.395 4/14
11 19 N Matthew HOWSON Dallara F308 N KCMG 14 26'20.904 50.103 11.522 1'51.282 4/14
12 6 N H.Koizumi/小泉 洋史 Dallara F307 N Net Move F306 14 26'21.644 50.843 0.740 1'51.356 2/14
13 77 N T.Noro/野呂 立 Dallara F306 N スタッフワンCMS F306 14 26'31.622 1'00.821 9.978 1'52.380 9/14
以上 規定周回数完走:
13 N M.Yoshida/吉田 基良 Dallara F306 N B-MAX・F306 5 9'38.880 9Laps 9Laps 1'53.622 5/5
開始時刻: 15:43'11    
終了時刻: 16:08'41
BEST TIME 4 R.Hirakawa/平川 亮 広島トヨペットF312   1'48.515 4/14 159.29km/h 規定周回数 12


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