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2012年 アチーブメント全日本F3選手権シリーズ第14戦/第15

  金曜日占有走行

Round 14-15 富士スピードウェイ 2012.10.12-14
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●第7ラウンド富士金曜占有走行

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新王者の平川が総合トップタイムをマーク
F3Nのトップの佐々木が 総合でも2番手と健闘

 明日から始まる今季最終ラウンドを前にした10月12日、富士スピードウェイで恒例の金曜占有走行が行われ、菅生でチャンピオンとなった平川亮(RSS)がトップタイムを獲得。総合2番手と気を吐いた佐々木大樹(NDDP RACING)がF3-Nクラスのトップとなった。

 WECというビッグイベントでのサポート開催となった今回、金曜の占有走行は午前、午後ともに1時間ずつ。気温19℃、路面温度20℃と爽やかな秋晴れのドライコンディションとなった午前9時45分、まずは午前のセッションがスタートした。

 序盤からモニターの上位に顔を出したのは、前戦でチャンピオンを獲得した平川、菅生で3連勝をマークした中山雄一(PETRONAS TEAM TOM'S)、さらにはF3-Nクラスのタイトルがかかっている佐々木ら。

 まずは平川が早々に1分37秒898と、ただひとり38秒を切り、これに中山、佐々木、勝田貴元(TOM'S SPIRIT)、リチャード・ブラッドレー(PETRONAS TEAM TOM'S)が38秒台前半で続く。

 しかし午前10時08分、勝田が1分37秒961で2番手に浮上すると、佐々木が一気に1分37秒588を刻んでトップに立つなど、1分37秒846にタイムアップした平川と合わせて3台が37秒台に。  午前10時23分、平川が1分37秒588と佐々木と同タイムを刻んでトップタイに躍り出るが、山内英輝(B-MAX ENGINEERING)、ラファエル・スズキ(TODAレーシング)らも37秒台に突入していき、上位争いはより接近したものになっていく。

 こうした時間帯が続いたまま終盤となったが、佐々木は1分37秒066にまでタイムを上げてトップを譲ることなくセッションは終了。2番手には、チェッカー提示後に1分37秒364にタイムアップした中山がつけ、3番手にスズキ。平川、野尻智紀、山内までがトップ6となった。

 午後2時15分、やや曇りがちとなった空の下、気温18℃、路面温度23℃、引き続きドライコンディションで午後のセッションが始まったが、ここでも序盤から中山、平川、佐々木らが好調にタイムを伸ばし、午後2時23分には1分37秒022をマークした平川が、早くも午前のトップタイムを塗り替える。

 午後2時26分には1分36秒944にさらにタイムを上げた平川に対し、中山、佐々木、ブラッドレー、スズキらは1分37秒台で推移。そのまま大きな順位変動のないままセッションは進んだが、残り10分を切った辺りからニュータイヤでのアタックが始まると状況は一変。ラスト5分のあたりではポツリポツリと雨が落ち始めるが、そのままタイムアップ合戦は続けられ、午後3時11分には佐々木が1分36秒702の好タイムを刻み、F3-Nクラスながら総合でのトップに躍り出る。

 その後中山も1分36秒963をマーク、山内も1分36秒880として37秒を切り3番手を争うが、ラスト3分を切って1分36秒539をたたき出し、佐々木から総合トップの座を奪い返したのは平川だった。

「佐々木選手が速すぎです(笑)。しかし、自分としても特に大きな問題はなく走行を終えましたが、やはり午後の方がWECのマシンが走った後だったので路面も綺麗でコンディションも良く、グリップもしました。午前はニュータイヤを履かず、午後になって履いたのでセットアップ的にも午後の方がいろいろセットアップを変えました。タイム的にはもうコンマ1〜2秒は詰められたかもしれません。ドライバーズタイトルは決まっていますが、チームタイトルはまだ決まっていないので、今週末は負けられません」と有終の美を狙う平川。

 結局この日総合でのトップは平川が奪い、佐々木は総合2番手。F3-Nでは堂々のトップタイムとなった。
「今日もいつも通り調子が良かったと思います。WECが走ったせいで路面も良かったですし、凄く走りやすかったように感じました。明日のレースにはF3-Nクラスのタイトルが懸かっていますが、まずは予選でしっかりポールポジションを獲れればと思いますし、ポイント差もあるので落ち着いて戦えると思います。今回は表彰台も総合しかないと聞いていますが、ここまでF3-Nクラスでは速くても総合での表彰台には立っていないので、この最終ラウンドでなんとかそれを達成したいという気持ちがありますし、F3-Nのチャンピオンが決まったあとであれば、そういう楽な気持ちでレースに臨めるのではないかと思います」と語った佐々木は、クラス2番手、総合で7番手となった平峰一貴とのタイトル争いを前にリラックスした表情を見せた。

 結局この2台に続き、3番手には山内がつけ、中山、スズキ、ブラッドレーまでがトップ6となっているが、今大会はWECのサポート開催ということで明日土曜に21周と長い第14戦が、日曜午前に15周と短い第15戦が行われる変速的なスケジュールとなっている。今季最終ラウンドでの各ドライバーの奮闘を期待したい。

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2012年 アチーブメント全日本F3選手権シリーズ第14戦/第15戦占有走行 総合結果
Pos. No. Cls Driver Nat Type Team/Car Best Time 1st Time Lap 2nd Time Lap
1 4 - R.Hirakawa/平川 亮 JPN Dallara F312 広島トヨペットF312 1AZ-FE 1:36.539 1:37.588 14 1:36.539 24
2 23 N D.Sasaki/佐々木 大樹 JPN Dallara F306 N S Road NDDP F3 3S-GE 1:36.702 1:37.066 22 1:36.702 23
3 1 - H.Yamauchi/山内 英輝 JPN Dallara F312 B-MAX・F312 1AZ-FE 1:36.880 1:37.816 16 1:36.880 24
4 36 - Y.Nakayama/中山 雄一 JPN Dallara F312 PETRONAS TOM'S F312 1AZ-FE 1:36.963 1:37.364 24 1:36.963 20
5 2 - Rafael Suzuki BRA Dallara F308 TODA FIGHTEX F308 MF204C 1:37.223 1:37.500 25 1:37.223 24
6 37 - RICHARD BRADLEY SGP Dallara F312 PETRONAS TOM'S F312 1AZ-FE 1:37.367 1:37.826 20 1:37.367 18
7 8 - T.nojiri/野尻 智紀 JPN Dallara F312 HFDP RACING F312 MF204C 1:37.627 1:37.813 22 1:37.627 22
8 19 N N.Gamou/蒲生 尚弥 JPN Dallara F308 N KCMG 3S-GE 1:37.704 1:38.927 22 1:37.704 25
9 35 N T.Katsuta/勝田 貴元 JPN Dallara F306 N TDP SPIRIT F307 3S-GE 1:37.859 1:37.961 24 1:37.859 26
10 7 N K.Hiramine/平峰 一貴 JPN Dallara F307 N HFDP RACING F307 3S-GE 1:37.902 1:37.962 11 1:37.902 24
11 20 N Gary Thompson IRL Dallara F307 N KCMG 3S-GE 1:37.990 1:39.101 22 1:37.990 19
12 6 N H.Koizumi/小泉 洋史 JPN Dallara F306 N Net Move F306 3S-GE 1:38.264 1:39.208 23 1:38.264 25
13 77 N T.Noro/野呂 立 JPN Dallara F306 N スタッフワンCMS F306 3S-GE 1:39.203 1:39.689 24 1:39.203 15
14 5 N T.Utagawa/歌川 拓 JPN Dallara F306 N UFPコンサルティングF3 3S-GE 1:41.268 1:41.268 23 1:41.579 10
15 13 N M.Yoshida/吉田 基良 JPN Dallara F306 N B-MAX・F306 3S-GE 1:41.596 1:41.752 15 1:41.596 18
 

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2012年 アチーブメント全日本F3選手権シリーズ第14戦/第15戦占有走行 2回目
2012年 アチーブメント全日本フォーミュラ3選手権 第14戦専有走行2回目
Pos. No. Cls Driver Nat Type Team/Car Time Lap Total Gap Kph
1 4 - R.Hirakawa/平川 亮 JPN Dallara F312 広島トヨペットF312 1AZ-FE 1:36.539 24 26 - - 170.2
2 23 N D.Sasaki/佐々木 大樹 JPN Dallara F306 N S Road NDDP F3 3S-GE 1:36.702 23 24 +0.163 +0.163 169.9
3 1 - H.Yamauchi/山内 英輝 JPN Dallara F312 B-MAX・F312 1AZ-FE 1:36.880 24 26 +0.341 +0.178 169.6
4 36 - Y.Nakayama/中山 雄一 JPN Dallara F312 PETRONAS TOM'S F312 1AZ-FE 1:36.963 20 23 +0.424 +0.083 169.4
5 2 - Rafael Suzuki BRA Dallara F308 TODA FIGHTEX F308 MF204C 1:37.223 24 26 +0.684 +0.260 169.0
6 37 - RICHARD BRADLEY SGP Dallara F312 PETRONAS TOM'S F312 1AZ-FE 1:37.367 18 22 +0.828 +0.144 168.7
7 8 - T.nojiri/野尻 智紀 JPN Dallara F312 HFDP RACING F312 MF204C 1:37.627 22 25 +1.088 +0.260 168.3
8 19 N N.Gamou/蒲生 尚弥 JPN Dallara F308 N KCMG 3S-GE 1:37.704 25 26 +1.165 +0.077 168.1
9 35 N T.Katsuta/勝田 貴元 JPN Dallara F306 N TDP SPIRIT F307 3S-GE 1:37.859 26 27 +1.320 +0.155 167.9
10 7 N K.Hiramine/平峰 一貴 JPN Dallara F307 N HFDP RACING F307 3S-GE 1:37.902 24 24 +1.363 +0.043 167.8
11 20 N Gary Thompson IRL Dallara F307 N KCMG 3S-GE 1:37.990 19 21 +1.451 +0.088 167.6
12 6 N H.Koizumi/小泉 洋史 JPN Dallara F306 N Net Move F306 3S-GE 1:38.264 25 26 +1.725 +0.274 167.2
13 77 N T.Noro/野呂 立 JPN Dallara F306 N スタッフワンCMS F306 3S-GE 1:39.203 15 26 +2.664 +0.939 165.6
14 5 N T.Utagawa/歌川 拓 JPN Dallara F306 N UFPコンサルティングF3 3S-GE 1:41.579 10 25 +5.040 +2.376 161.7
15 13 N M.Yoshida/吉田 基良 JPN Dallara F306 N B-MAX・F306 3S-GE 1:41.596 18 19 +5.057 +0.017 161.7

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2012年 アチーブメント全日本F3選手権シリーズ第14戦/第15戦占有走行 1回目
2012年 アチーブメント全日本フォーミュラ3選手権 第14戦専有走行 1回目
Pos. No. Cls Driver Nat Type Team/Car Time Lap Total Gap Kph
1 23 N D.Sasaki/佐々木 大樹 JPN Dallara F306 N S Road NDDP F3 3S-GE 1:37.066 22 26 - - 169.2
2 36 - Y.Nakayama/中山 雄一 JPN Dallara F312 PETRONAS TOM'S F312 1AZ-FE 1:37.364 24 24 +0.298 +0.298 168.7
3 2 - Rafael Suzuki BRA Dallara F308 TODA FIGHTEX F308 F204C 1:37.500 25 28 +0.434 +0.136 168.5
4 4 - R.Hirakawa/平川 亮 JPN Dallara F312 広島トヨペットF312 1AZ-FE 1:37.588 14 23 +0.522 +0.088 168.3
5 8 - T.nojiri/野尻 智紀 JPN Dallara F312 HFDP RACING F312 F204C 1:37.813 22 24 +0.747 +0.225 167.9
6 1 - H.Yamauchi/山内 英輝 JPN Dallara F312 B-MAX・F312 1AZ-FE 1:37.816 16 24 +0.750 +0.003 167.9
7 37 - RICHARD BRADLEY SGP Dallara F312 PETRONAS TOM'S F312 1AZ-FE 1:37.826 20 22 +0.760 +0.010 167.9
8 35 - T.Katsuta/勝田 貴元 JPN Dallara F306 N TDP SPIRIT F307 3S-GE 1:37.961 11 24 +0.895 +0.135 167.7
9 7 - K.Hiramine/平峰 一貴 JPN Dallara F307 N HFDP RACING F307 3S-GE 1:37.962 24 24 +0.896 +0.001 167.7
10 19 N N.Gamou/蒲生 尚弥 JPN Dallara F308 N KCMG 3S-GE 1:38.927 22 23 +1.861 +0.965 166.0
11 20 N Gary Thompson IRL Dallara F307 N KCMG 3S-GE 1:39.101 22 25 +2.035 +0.174 165.8
12 6 N H.Koizumi/小泉 洋史 JPN Dallara F306 N Net Move F306 3S-GE 1:39.208 23 25 +2.142 +0.107 165.6
13 77 N T.Noro/野呂 立 JPN Dallara F306 N スタッフワンCMS F306 3S-GE 1:39.689 24 29 +2.623 +0.481 164.8
14 5 N T.Utagawa/歌川 拓 JPN Dallara F306 N UFPコンサルティングF3 3S-GE 1:41.268 23 29 +4.202 +1.579 162.2
15 13 N M.Yoshida/吉田 基良 JPN Dallara F306 N B-MAX・F306 3S-GE 1:41.752 15 24 +4.686 +0.484 161.4
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