arcive
 
calender driver team ranking result report

09


● 占有走行レポート ● 第10・11戦予選上位
  ドライバーコメント
● 第10決勝上位
  ドライバーコメント
● 第10戦決勝
  レポート
● 第10戦決勝
  インタビュー
     
   
rd1_2 suzuka
2013年 全日本F3選手権シリーズ第10戦/第11戦

画像Clickで拡大します

●タイトル争いの天王山、もてぎ大会金曜は
 中山雄一&ナニン・インドラ・パユーングがトップに

 PETRONAS TEAM TOM'Sの中山雄一とNDDP RACINGの高星明誠、総合とF3-Nクラスの双方でタイトルが決する可能性を含んで迎えた第5大会ツインリンクもてぎ。タイトル争いの天王山ともいうべき第10戦・第11戦を前にした金曜、恒例の金曜専有走行が行われた。

 午前10時20分、曇り空の下でスタートした午前のセッションは1時間半。まずは1分50秒台での走行が続いたが、開始6分のあたりでPETRONAS TEAM TOM'Sの勝田貴元が1分49秒404で50秒を最初に切ったのを合図に、各ドライバーが48〜49秒台でのラップを刻み始める。

 まずイニシアティブを獲ったのも勝田で、1分48秒336、1分48秒203と順調にタイムアップすると、開始11分で1分47秒969と47秒台へ。しかし、すぐさまHFDP RACINGの松下信治が1分47秒808でトップに立つと、しばらくはモニターの最上位に。

 開始30分を前に、1分47秒656でB-MAX ENGINEERINGの千代勝正がトップ浮上も、間髪を入れずHFDP RACINGの清原章太が1分47秒656と同タイムでの2番手につけるが、午前11時08分にはTODA RACINGの野尻智紀が1分47秒413で千代と清原のタイムを逆転するなど、目まぐるしくトップが入れ替わる。

 午前11時15分、TOCHIGI Le Beausset Motorsportsの小河諒がグラベルにストップし、セッションは赤旗となるが、午前11時23分の再開後、中山が1分47秒179でトップに立ったものの、今度はTOM'S SPIRITのナニン・インドラ・パユーングがS字でグリーン上にストップし、またもセッションは赤旗に。

 この時点でトップ3は中山、松下、勝田、F3-Nではただひとり1分49秒553と50秒を切っていたNDDP RACINGの高星明誠がクラストップで、これにインドラ・パユーング、小河が続く状況だったが、再開後に今度はB-MAX ENGINEERINGのDRAGONがコースアウトを喫したため、またもセッションは赤旗となり、そのまま午前は終了することとなった。

 午後のセッションは午後2時30分に曇天下でスタート。しかし、開始30分ほどで日差しが覗き始め、徐々に暑さの増す中での走行。序盤は千代、高星がそれぞれ総合とF3-Nのトップタイムを刻んで行くが、開始8分のところで1分46秒720と午前の中山のトップタイムを塗り替えたのは勝田。中山、野尻、千代らが続いて行くが、勝田は午前2時43分に1分46秒696へとタイムアップ。千代も1分46秒905と47秒を切って2番手につけるも、勝田がセッションをリードする展開に。

 一方F3-Nクラスでは、午後3時を前に高星がピットで作業をしている時間帯に小河、HANASHIMA RACINGの小泉洋史が50秒台前半でクラストップを荒そうも、午後2時57分にインドラ・パユーングが1分49秒512でクラストップに立つ。

 午後3時06分、最終コーナー立ち上がりでTEAM NOVA WITH NIPPON IMMの湯澤翔平がスピンを喫しイン側のウォールにヒットしてしまったため、セッションは赤旗となるが。その後は順調に各陣営が周回を続けることに。

 残り30分となったところで、F3-Nでは高星が1分49秒444でクラス首位の座を奪還するが、午後3時46分にはインドラ・パユーングが1分49秒267で再逆転。さらに終盤、1分48秒597と好タイムをマークしたインドラ・パユーングが、今季初めて金曜専有走行のクラストップを奪うこととなった。F3-Nの2番手は高星、3番手は小泉。

 総合では残り10分の段階では勝田が1分46秒409でトップに立つも、これを野尻が1分46秒133で逆転。さらに残り3分となったところで、1分45秒876をマークした中山が午前、午後ともにトップタイムを手にしてみせた。

「今日はクルマが非常に好調で、セットアップも結果的にほとんど変えることなく走り込むことが出来ました」と語った中山は、「タイトル云々のことは考えず、しっかりとレースを戦うことを意識して明日からの週末を過ごしたいですね」とリラックスムード。

 一方インドラ・パユーングは「午前はあまり調子が良くなかったし、ニュータイヤでのアタックの時に赤旗が出てしまって。それで1周もアタック出来ず高星選手にかなりタイム差をつけられていましたが、午後にはセットアップを修正し、ライン取りもしっかり覚えてニュータイヤでもアタック出来ました。クルマは良いので、あとは僕だけ。高星選手にはポイント差を付けられていますが、もちろん僕もタイトルは欲しいので、明日からのレースウィークで2勝目をあげられるよう頑張ります」と振り返った。

 明日は公式予選と第10戦決勝が予定されているが、チームタイトル、エンジンチューナータイトルも決まる可能性があるだけに、重要なレースウィークとなりそうだ。

画像Clickで拡大します
画像Clickで拡大します




2013年 全日本F3選手権シリーズ第10戦/第11戦 占有走行総合結果
2013年 全日本フォーミュラ3選手権 第10戦/第11戦専有走行総合結果
Pos. No. F3N Driver Team/Car Type Best Time Delay Gap Laps
1 36 Y.Nakayama/中山 雄一 PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 1'45.876 163.26 59/66
2 37 T.Katsuta/勝田 貴元 PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 1'45.884 0.008 0.008 62/65
3 2 T.Nojiri/野尻智紀 TODA FIGHTEX Dallara F312 1'46.133 0.257 0.249 52/61
4 7 N.Matsushita/松下 信治 HFDP RACING F312 Dallara F312 1'46.665 0.789 0.532 55/62
5 8 S.Kiyohara/清原 章太 HFDP RACING F312 Dallara F312 1'46.816 0.940 0.151 55/63
6 50 K.Chiyo/千代 勝正 B-MAX・F312 Dallara F312 1'46.831 0.955 0.015 40/64
7 38 Nanin Indra-Payoong PTT SPIRIT F307 Dallara F306 N 1'48.597 2.721 1.766 62/66
8 23 M.Takaboshi/高星 明誠 S Road NDDP F3 Dallara F306 N 1'48.951 3.075 0.354 59/59
9 6 H.Koizumi/小泉 洋史 Net Move Hanashima Racing Dallara F306 N 1'49.658 3.782 0.707 50/61
10 62 R.Ogawa/小河 諒 Le Beausset F308 Dallara F308 N 1'49.834 3.958 0.176 47/59
11 13 M.Yoshida/吉田 基良 B-MAX・F312 Dallara F312 1'50.545 4.669 0.711 27/50
12 11 S.Yuzawa/湯澤 翔平 Nova with IMM F306 Dallara F306 N 1'50.653 4.777 0.108 38/43
13 30 DRAGON B-MAX・F306 Dallara F306 N 1'51.136 5.260 0.483 29/50

リザルト・エントリーリストPDFはこちらからもダウンロード出来ます

2013年 全日本F3選手権シリーズ第10戦/第11戦 占有走行AM結果
2013年 全日本フォーミュラ3選手権 第10戦/第11戦専有走行AM結果
Pos. No. F3N Driver Team/Car Type Best Time Delay Gap Laps
1 36 Y.Nakayama/中山 雄一 PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 1'47.179 161.27 26/31
2 7 N.Matsushita/松下 信治 HFDP RACING F312 Dallara F312 1'47.339 0.160 0.160 24/29
3 37 T.Katsuta/勝田 貴元 PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 1'47.358 0.179 0.019 27/29
4 2 T.Nojiri/野尻智紀 TODA FIGHTEX Dallara F312 1'47.413 0.234 0.055 21/30
5 50 K.Chiyo/千代 勝正 B-MAX・F312 Dallara F312 1'47.656 0.477 0.243 17/28
6 8 S.Kiyohara/清原 章太 HFDP RACING F312 Dallara F312 1'47.656 0.477 0.000 21/29
7 23 M.Takaboshi/高星 明誠 S Road NDDP F3 Dallara F306 N 1'49.120 1.941 1.464 30/30
8 38 Nanin Indra-Payoong PTT SPIRIT F307 Dallara F306 N 1'50.329 3.150 1.209 27/30
9 62 R.Ogawa/小河 諒 Le Beausset F308 Dallara F308 N 1'50.790 3.611 0.461 12/22
10 6 H.Koizumi/小泉 洋史 Net Move Hanashima Racing Dallara F306 N 1'51.018 3.839 0.228 19/29
11 13 M.Yoshida/吉田 基良 B-MAX・F312 Dallara F312 1'52.084 4.905 1.066 13/22
12 30 DRAGON B-MAX・F306 Dallara F306 N 1'52.088 4.909 0.004 11/24
13 11 S.Yuzawa/湯澤 翔平 Nova with IMM F306 Dallara F306 N 1'52.145 4.966 0.057 25/28
リザルト・エントリーリストPDFはこちらからもダウンロード出来ます


2013年 全日本F3選手権シリーズ第10戦/第11戦 占有走行PM結果
2013年 全日本フォーミュラ3選手権 第10戦/第11戦専有走行PM結果
Pos. No. F3N Driver Team/Car Type Best Time Delay Gap Laps
1 36 Y.Nakayama/中山 雄一 PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 1'45.876 163.26 33/35
2 37 T.Katsuta/勝田 貴元 PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 1'45.884 0.008 0.008 35/36
3 2 T.Nojiri/野尻智紀 TODA FIGHTEX Dallara F312 1'46.133 0.257 0.249 31/31
4 7 N.Matsushita/松下 信治 HFDP RACING F312 Dallara F312 1'46.665 0.789 0.532 31/33
5 8 S.Kiyohara/清原 章太 HFDP RACING F312 Dallara F312 1'46.816 0.940 0.151 34/34
6 50 K.Chiyo/千代 勝正 B-MAX・F312 Dallara F312 1'46.831 0.955 0.015 23/36
7 38 Nanin Indra-Payoong PTT SPIRIT F307 Dallara F306 N 1'48.597 2.721 1.766 35/36
8 23 M.Takaboshi/高星 明誠 S Road NDDP F3 Dallara F306 N 1'48.951 3.075 0.354 29/29
9 6 H.Koizumi/小泉 洋史 Net Move Hanashima Racing Dallara F306 N 1'49.658 3.782 0.707 31/32
10 62 R.Ogawa/小河 諒 Le Beausset F308 Dallara F308 N 1'49.834 3.958 0.176 35/37
11 13 M.Yoshida/吉田 基良 B-MAX・F312 Dallara F312 1'50.545 4.669 0.711 14/28
12 11 S.Yuzawa/湯澤 翔平 Nova with IMM F306 Dallara F306 N 1'50.653 4.777 0.108 13/15
13 30 DRAGON B-MAX・F306 Dallara F306 N 1'51.136 5.260 0.483 18/26
リザルト・エントリーリストPDFはこちらからもダウンロード出来ます



news

li




gotoback
li