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◎人々を魅了するスポーツ・エンターテインメント

 19世紀末、蒸気やガソリンを使った内燃機関を備えた文明の利器“自動車”が誕生すると、ほぼ時を同じくしてその性能実証の舞台として「自動車競技=モータースポーツ」は、自然発生的にヨーロッパで産声を上げました。みなさんご存知のようにモータースポーツは、車両(ハードウェア)と、それを操る人間・ドライバー(ソフトウェア)が一体となり、決められた距離をいかに速く走破できるかを競い合う競技です。

 車両の性能向上、ドライバーの運転技術・フィジカルの向上などの上に成り立ち、ソフトウェアである人間がハードウェアである車両を操り、その性能を最大限に引き出して限界で走らせることによって勝敗が決する。これが誕生以来変わらぬモータースポーツの醍醐味であり、それが、今や高度な道具を用いて行なう究極のスポーツ・エンターテインメントにまで熟成されて来ました。

 

◎自動車産業、さらには国の威信を担うモータースポーツ  

 過去数十年に渡って先進国の威信を担ってきた、拾い裾野を持つ基幹産業である自動車産業、その高い科学技術力の結晶であり、何万点もの様々な部品によって構成される自動車。その自動車を使って行われるモータースポーツは、それゆえに単なる競技に留まらず、自動車の楽しさ、魅力を伝えることで、産みの親たる自動車産業と科学技術の発展に寄与できる、唯一無二のスポーツであることはもちろん、ひいては高い技術と確かな経済を誇る先進国を象徴するスポーツ・ジャンルとも言えるでしょう。

  より長いモータースポーツの歴史を持つ欧米などでは、自動車レースは厳然としたスポーツ・エンターテインメントであり、既にひとつの文化としての地位を確立しています。モータースポーツの舞台で勝つことが、自ら、そして社会的な意味合いにおいても、大きな充実感と精神的な誇りをもたらすものと多くの人々に認知されているのです。

 
 
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モータースポーツに存在する
 多様なカテゴリー


 

◎フォーミュラカーレースの種類

 モータースポーツには使用するマシン、競技の形態により様々なカテゴリーが存在します。市販されているような屋根のある車両をモディファイして使用するツーリングカーレースや、走るためだけに一切の無駄を省いたフォーミュラカーレースなどです。
 世界最高峰ともいわれるF1を頂点とするフォーミュラカーレースは、世界各国でシリーズが開催されており、使用するマシンの大きさや搭載しているエンジンの違い、空力的な性能などによっていくつかのカテゴリーに細分化されています。(※左図参照)


◎F1へのステップ! 若手の登竜門“F3”とは……?

 F1から数えて3段階下に位置するフォーミュラカーカテゴリーであるF3のマシンは、カーボンを使用した非常に軽く敏捷なシャシーに、排気量2000ccで十分なパワーのエンジン、とても洗練された空力ボディと、グリップの高いタイヤを装着しています。
 そのため、低速域からの加速力、コーナリングスピードが非常に速く、F1など上級カテゴリーを夢見る若いドライバーが高い運転技術を身に着けるための高い運動性能を備えており、まさにドライバーにとっての教科書的なパッケージとなっています。
 それ故、F3を速く走らせることのできるドライバーは、F1など上位カテゴリーのマシンを運転しても、すぐに対応できる能力を習得していると言えます。これが、F3が“F1を目指す若手ドライバーの登竜門”と呼ばれるゆえんなのです。
 

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