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2012年 アチーブメント全日本F3選手権シリーズ第1戦/第2戦
  タイムスケジュール / エントリーリスト

Round 1-2 鈴鹿 2012.4.13
● 占有走行 ● Round1-2予選上位
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● Round1決勝上位
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● Round1決勝
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● Round2決勝上位
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● Round2決勝
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●第1・2戦鈴鹿 金曜占有走行レポート

ブラッドレーが総合トップを奪取!
F3-Nクラスでは佐々木が首位の座に

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 明日からの開幕ラウンドを目前にした4月13日、鈴鹿サーキットを舞台に恒例の金曜占有走行が行われた。午前、午後合わせて3時間のセッションが行われた結果、総合トップタイムは2年目のシリーズを迎えたリチャード・ブラッドレー(PETRONAS TEAM TOM'S)が獲得。日本F3協会が認定するF3-Nクラスでは佐々木大樹(NDDP RACING)がクラストップとなった。

 開幕戦に臨む14人のドライバーが参加したこの日の走行。午前10時20分からの1回目のセッションは、薄曇りの下ドライコンディションでスタートした。

 セッション序盤は合同テストでも好調だったNDDP RACINGの佐々木、HFDP RACINGの平峰一貴らF3-Nクラス勢が1分56秒台後半のタイムでモニター上位に名を連ねるが、開始30分あたりでB-MAX ENGINEERINGの山内英輝が1分55秒791でトップに。ここで赤旗中断が立て続けに2回入ることとなったが、午前11時08分の再開後はスムーズにセッションが進む。

 セッション終盤に入ると、早くもニュータイヤを装着するマシンも現れ始め、残り10分を切ってタイムアップが続出。長らくトップに居座った山内に代わり、TODA RACINGのラファエル・スズキ、ブラッドレーらがトップを奪い合うが、残り7分となったところで1分55秒546をマークした佐々木が総合でのトップを獲得。ブラッドレー、HFDP RACINGの野尻智紀らがこれに続くこととなった。
 午後2時15分にスタートした2回目のセッションは、午前よりも雲の厚みの増した曇天下の走行に。
 序盤はPETRONAS TEAM TOM'Sの中山雄一、ブラッドレーが1-2体制とし、これにF3-Nクラスの勝田貴元(トムススピリット)、佐々木らが続く。しかし、開始30分のところでスズキが1分55秒311でトップに立った辺りから、徐々にドライバーたちがタイムアップ。

 まず山内が午後3時を前に1分54秒886としたものの、すぐさまブラッドレーが1分54秒815で逆転。F3-NクラスではHANASHIMA RACINGの小泉洋史、佐々木、平峰らが上位を争う展開となる。

 残り5分となってからさらに争いは激化し、山内が1分54秒499で再びトップに立ち、野尻が2番手に着けるも、残り2分となってブラッドレーが1分54秒397で首位を奪還。結局、ファイナルラップにも1分54秒321とタイムアップしたブラッドレーがこのセッションを制し、この日の総合でもトップタイムを手にした。

「今日はかなり良いセッションとなったね。前回のテストの時よりもセッティングパーツが揃って来て、かなり状況は良くなって来ている。新しいF312はコクピットのスペース的も広く(大柄な)僕には快適だし、明日上手く行けば予選でも良いパフォーマンスを見せられるだろう」とブラッドレー。

 一方F3-Nクラスでは、午後のセッションも佐々木が1分55秒112でトップを死守。クラス2番手に平峰、3番手に小泉が続くこととなった。佐々木は「まぁまぁの1日を過ごせました。午後のニュータイヤでのアタックでは前車に引っ掛かってしまったので、本来ならばもう少しタイムは出ていたはず。明日からはF3-Nクラス優勝はもちろん、どれだけ総合で上位に行けるかをテーマにしたいと思います」と明日からの2日間に向けた抱負を語っている。

 明日からスタートする長い2012シーズン。今季最初のウイナーの座を射止めるのはいったい誰だろうか。

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2012年 アチーブメント全日本フォーミュラ3選手権 第1戦&第2戦 専有走行総合結果 場所:鈴鹿サーキット
Pos. No. Cls Driver Type Team/Car Time Delay Gap
1 37 RICHARD BRADLEY Dallara F312 PETRONAS TOM'S F312 1'54.321 1'55.690 ● 1'54.321
2 1 山内 英輝 Dallara F312 B-MAX・F312 1'54.420 1'55.791 ● 1'54.420
3 8 野尻 智紀 Dallara F312 HFDP RACING F312 1'54.671 1'55.706 ● 1'54.671
4 36 中山 雄一 Dallara F312 PETRONAS TOM'S F312 1'54.866 1'55.765 ● 1'54.866
5 2 Rafael Suzuki Dallara F308 MAD CROC TODA F308 1'54.974 1'55.769 ● 1'54.974
6 23 N 佐々木 大樹 Dallara F306 S Road NDDP F3 1'55.112 1'55.546 ● 1'55.112
7 4 平川  亮 Dallara F312 広島トヨペットF312 1'55.163 1'56.653 ● 1'55.163
8 7 N 平峰 一貴 Dallara F307 HFDP RACING F307 1'55.259 1'55.974 ● 1'55.259
9 6 N 小泉 洋史 Dallara F307 Net Move F306 1'55.619 1'56.747 ● 1'55.619
10 20 N Gary Thompson Dallara F308 KCMG 1'55.769 1'57.249 ● 1'55.769
11 35 N 勝田 貴元 Dallara F306 TDP SPIRIT F307 1'55.955 1'57.007 ● 1'55.955
12 77 N 阪口 良平 Dallara F306 アキランドレーシングF-306 1'56.896 1'57.971 ● 1'56.896
13 13 N 吉田 基良 Dallara F306 B-MAX・F306 2'00.576 ● 2'00.576 2'00.767
14 3 島田 龍吾 Dallara F308 C-FACTORY 2'01.044 ● 2'01.044 2'04.020


2012年 アチーブメント全日本フォーミュラ3選手権 第1戦&第2戦 専有走行 2回目結果 場所:鈴鹿サーキット
Pos. No. Cls Driver Type Team/Car Time Delay Gap Lap
1 37 RICHARD BRADLEY Dallara F312 PETRONAS TOM'S F312 1'54.321 182.86km/h 30/31
2 1 山内 英輝 Dallara F312 B-MAX・F312 1'54.420 0.099 0.099 19/20
3 8 野尻 智紀 Dallara F312 HFDP RACING F312 1'54.671 0.350 0.251 24/26
4 36 中山 雄一 Dallara F312 PETRONAS TOM'S F312 1'54.866 0.545 0.195 29/30
5 2 Rafael Suzuki Dallara F308 MAD CROC TODA F308 1'54.974 0.653 0.108 26/28
6 23 N 佐々木 大樹 Dallara F306 S Road NDDP F3 1'55.112 0.791 0.138 25/28
7 4 平川  亮 Dallara F312 広島トヨペットF312 1'55.163 0.842 0.051 16/22
8 7 N 平峰 一貴 Dallara F307 HFDP RACING F307 1'55.259 0.938 0.096 32/33
9 6 N 小泉 洋史 Dallara F307 Net Move F306 1'55.619 1.298 0.360 25/26
10 20 N Gary Thompson Dallara F308 KCMG 1'55.769 1.448 0.150 29/30
11 35 N 勝田 貴元 Dallara F306 TDP SPIRIT F307 1'55.955 1.634 0.186 8/31
12 77 N 阪口 良平 Dallara F306 アキランドレーシングF-306 1'56.896 2.575 0.941 5/29
13 13 N 吉田 基良 Dallara F306 B-MAX・F306 2'00.767 6.446 3.871 16/18
14 3 島田 龍吾 Dallara F308 C-FACTORY 2'04.020 9.699 3.253 2/3


2012年 アチーブメント全日本フォーミュラ3選手権 第1戦&第2戦 専有走行 1回目結果 場所:鈴鹿サーキット
Pos. No. Cls Driver Type Team/Car Time Delay Gap Lap
1 23 N 佐々木 大樹 Dallara F306 S Road NDDP F3 1'55.546 180.93km/h 28/33
2 37 - RICHARD BRADLEY Dallara F312 PETRONAS TOM'S F312 1'55.690 0.144 0.144 22/26
3 8 - 野尻 智紀 Dallara F312 HFDP RACING F312 1'55.706 0.160 0.016 22/23
4 36 - 中山 雄一 Dallara F312 PETRONAS TOM'S F312 1'55.765 0.219 0.059 22/27
5 2 - Rafael Suzuki Dallara F308 MAD CROC TODA F308 1'55.769 0.223 0.004 26/26
6 1 - 山内 英輝 Dallara F312 B-MAX・F312 1'55.791 0.245 0.022 8/22
7 7 N 平峰 一貴 Dallara F307 HFDP RACING F307 1'55.974 0.428 0.183 28/29
8 4 - 平川  亮 Dallara F312 広島トヨペットF312 1'56.653 1.107 0.679 4/9
9 6 N 小泉 洋史 Dallara F307 Net Move F306 1'56.747 1.201 0.094 5/26
10 35 N 勝田 貴元 Dallara F306 TDP SPIRIT F307 1'57.007 1.461 0.260 18/25
11 20 N Gary Thompson Dallara F308 KCMG 1'57.249 1.703 0.242 21/30
12 77 N 阪口 良平 Dallara F306 アキランドレーシングF-306 1'57.971 2.425 0.722 24/30
13 13 N 吉田 基良 Dallara F306 B-MAX・F306 2'00.576 5.030 2.605 14/21
14 3 - 島田 龍吾 Dallara F308 C-FACTORY 2'01.044 5.498 0.468 9/25



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