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2012年 アチーブメント全日本F3選手権シリーズ第1戦/第2戦
  タイムスケジュール / エントリーリスト

Round 1-2 鈴鹿 2012.4.13
● 占有走行 ● Round1-2予選上位
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● Round1決勝上位
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● Round1決勝
 レポート
● Round2決勝上位
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● Round2決勝
 レポート
   
   

●18歳の平川亮がデビューウイン!
F3-Nでは佐々木大樹が通算2勝目飾る

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 前夜から断続的に降り続いた雨の影響が残り、ウエットとなった公式予選。そこで今季最初のポールシッターに名乗りを上げたのは山内英輝。2番手にはこれがF3デビュー戦となる平川亮が続き、2列目には中山雄一、野尻智紀と昨季Nクラスで活躍したドライバーが並ぶことに。総合5番手にF3-Nクラスのトップとなる佐々木大樹がつけ、以下リチャード・ブラッドレー、平峰一貴、勝田貴元、ラファエル・スズキ、ギャリー・トンプソン、阪口良平、小泉洋史、吉田基良、島田龍吾という14台のグリッドとなった。

 しかし、午後3時過ぎに予定されていた第1戦のスタートまでに天候は回復。完全なドライコンディションに転じる中、全車が予選で履けなかったスリックのニュータイヤでグリッドに着く。

 迎えた午後3時38分のスタート。ここでブラッドレーがストールで最後尾に後退したが、同様にフロントロウの2台はやや動き出しが鈍い。3番手から好スタートの中山がイン側の平川をかわし、1コーナーでアウトからトップ山内に並びかけるが、山内が踏ん張ってトップのまま2コーナーへ。これに中山、平川、野尻、佐々木と続き、スズキが1コーナーで平峰をかわし6番手に浮上を果たす。

 このままのオーダーで隊列は西コースへ向かうが、スプーンへのアプローチで三つ巴の争いとなっていた平峰、勝田、トンプソンの3台が密集の中で交錯。トンプソンが勝田に追突する格好となり、2台はここで早くもレースを終えてしまう。

 山内がそのままオープニングラップを制し、コンマ5秒のマージンを中山以下につけて2周目に入ったが、阪口と総合9位を争っていた小泉が2コーナー立ち上がりでコースアウトを喫しクラッシュ。これによりレースは11台での争いとなった。

 早々にギャップを拡大しようとした山内に中山、平川が食らいつき、徐々にレースは三つ巴のトップ争いとなるが、その後方では出遅れたブラッドレーが1分54秒台のファステストラップをマークしながら順位を挽回、6周目には平峰をパスして7番手に。さらにブラッドレーは7周目にスズキを捕らえ6番手、10周目にスプーンの飛び込みで佐々木をオーバーテイクし、5番手に躍進を遂げる。

 ブラッドレーの追い上げに注目が集まる中、同じく10周目、2番手で山内を追走していた中山が、デグナー立ち上がりの右110Rで突如エンジンがストップ。表彰台を目前に、ヘアピン立ち上がりでマシンを止める中山。
 トップ山内との1秒4差の2位に浮上した平川が54秒台にタイムを上げるのに対し、8〜9周目あたりからエンジンに不調を感じていた山内はペースを上げられず、徐々に平川が山内に肉薄することに。

 しかし、1秒弱のマージンに守られた山内がこのままトップでチェッカーを受けると思われたファイナルラップ、スプーン立ち上がりでエンジン不調から急激に山内が失速。ここで並びかけた平川が、最後の最後でトップに。
 劇的な展開で開幕戦ウイナーの称号は18歳1カ月の新鋭・平川の手に。チェッカー直後にマシンを止めた山内が2位、3位には野尻。4位にF3-Nクラス優勝となる佐々木が続き、終盤エンジン不調からスローダウンを喫したブラッドレーが5位。スズキが6位となり、F3-Nクラス2〜3位には平峰、阪口が入った。

   
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2012年 アチーブメント全日本フォーミュラ3選手権 第1戦 決勝結果 場所:鈴鹿サーキット
Pos. No. Driver Type Team/Car Laps Total Time Delay Gap Best
1 4 平川  亮 Dallara F312 広島トヨペットF312 12 23'02.491 181.46km/h 1'54.681
2 1 山内 英輝 Dallara F312 B-MAX・F312 12 23'04.300 1.809 1.809 1'54.848
3 8 野尻 智紀 Dallara F312 HFDP RACING F312 12 23'07.122 4.631 2.822 1'55.017
4 23 佐々木 大樹 Dallara F306 S Road NDDP F3 12 23'15.048 12.557 7.926 1'55.643
5 37 RICHARD BRADLEY Dallara F312 PETRONAS TOM'S F312 12 23'16.536 14.045 1.488 1'54.472
6 2 Rafael Suzuki Dallara F308 MAD CROC TODA F308 12 23'18.850 16.359 2.314 1'55.682
7 7 平峰 一貴 Dallara F307 HFDP RACING F307 12 23'19.298 16.807 0.448 1'55.739
8 77 阪口 良平 Dallara F306 アキランドレーシングF-306 12 23'37.575 35.084 18.277 1'57.330
9 13 吉田 基良 Dallara F306 B-MAX・F306 12 24'32.191 1'29.700 54.616 2'00.955
10 3 島田 龍吾 Dallara F308 C-FACTORY 12 24'32.833 1'30.342 0.642 2'01.065
以上 規定周回数完走:
36 中山 雄一 Dallara F312 PETRONAS TOM'S F312 9 17'17.004 3Laps 3Laps 1'54.758
6 小泉 洋史 Dallara F306 Net Move F306 1 2'04.098 11Laps 8Laps
35 勝田 貴元 Dallara F306 TDP SPIRIT F307 0 12Laps 1Lap
20 Gary Thompson Dallara F308 KCMG 0 12Laps

開始時刻: 15:38'51
終了時刻: 16:01'53
レース中のベストタイムは 37 RICHARD BRADLEY PETRONAS TOM'S F312 1'54.472 3/12 182.62km/h
規定周回数 10





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