●全日本F3選手権 第2戦 決勝上位ドライバーコメント
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■優勝:平川 亮
(RSセリザワ/Car.No4/広島トヨペットF312/トヨタ1AZ-FE)
「スタートが決まったので、後は体力次第というかとにかくミスのないように走りました。昨日より周回数が長いということで特に気をつけたことはありませんが、気合いを入れて行きましたね。昨日はスタートを失敗したので、今日は絶対にスタートを決めようと思っていましたが、それがうまく行ってトップに立てたのですが、F3はなかなか抜けないカテゴリーだと思っていたので、後は自分がミスなく走り切れば勝てると思いました。次のもてぎはFCJとバッティングしているので残念ながら出られないのですが、その次のレースでまた頑張ります」
■2位:リチャード・ブラッドレー
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No37/PETRONAS TOM'S F312/トヨタ1AZ-FE)
「昨日とは違って、今日はスタートが決まり、動きだしからの20mくらいがすごく良かった。そこでうまくポジションを上げることが出来たからね。そこで3番手になったわけだけれど、路面コンディションが昨日とは異なり、クルマ的には昨日の方が良かったように感じた。それでもペースは良かったと思うし、前の野尻選手がうまくディフェンスを続ける中で、最終的には彼のタイヤが消耗してきたあたりでなんとかドアをこじ開けることが出来た。2位は自己最高位になるけれど、昨日はファステストラップを奪うことが出来たし金曜もトップタイムだった。次のもてぎで勝てる自信は100%あるよ」
■3位:野尻 智紀
(HFDP RACING/Car.No8/HFDP RACING F312/ホンダMF204C)
「やはり昨日とはコンディションが違って、オーバーステア気味でした。最初はプッシュしていたんですが、徐々に平川選手から引き離され、後ろからはブラッドレー選手が来ると言う展開になり、僕としても今日は2位と言うポジションを持って帰りたかったんですが、それが出来なくて……。バトルの間も彼には少し悪かったと感じることも何度かありましたし、抜かれてしまったことは仕方がないのですが、なぜ抜かれてしまったのかを考えると、心とクルマのバランスが取れていなかったのかなと。自分ではもっとプッシュしたいと思っていても、もっとちゃんとクルマの状態を理解して適切に、瞬時に判断して走らせていれば、もしかしたら2位を守れていたかもしれないし、もっと良いペースで走れていたかもしれないので、そのあたりを反省して次回に活かしたいと思います」
■6位(N-1位):佐々木 大樹 F3-Nクラス
(NDDP RACING/Car.No23/NDDP RACING)
「今日はスタートで少し失敗してしまって、いきなり平峰選手に抜かれてしまって。さらに2台のマシンに並びかけられて1コーナーに進入したんですが、そこでの位置取りでうまく2番手を得ることが出来ました。F3−Nクラスのポールポジションだったので、クルマのセットアップ的に序盤重視というか、前半にギャップを作って逃げ切りたいという作戦だったので、後半になると平峰選手を抜くのは難しくなるだろうからなんとしても早い段階で平峰選手を抜きたいと、序盤にプッシュしました。上手く相手のペースが上がる前にオーバーテイクすることが出来て良かったです。トップに立ってからは、やはりオーバーステアが強く、ダウンフォース的にも足りないなと感じながらの走行でしたが、そういう中でどうしたらベストの走りが出来るのかを考えながら周回を重ねて行きました。後半平峰選手に詰め寄られる部分もありましたが、仕掛けられるところまでは接近されなかったのでしっかり集中して走り切れたと思います」
■7位(N-2位):平峰 一貴 F3-Nクラス
(HFDP RACING/Car.No7/HFDP RACING F307/トヨタトムス3S-GE)
「スタートはそれほど悪くなく、うまく佐々木選手をパス出来たんですが、昨日と全然コンディションが違う中で自分もダウンフォースと路面温度の違いを感じ取っていました。しかし、その中で自分が全然うまくアジャスト出来ず、さらに前のマシンに引っ掛かってペースが上げられなかったので、また同じことを繰り返さないよう取り組んで行きたいと思います。今回は2戦とも2位になってしまいましたが、僕自身の中ですごくたくさんのことを学ぶことが出来ましたし、しっかりと今回経験したことを次のレースに繋げられるように、表彰台の真ん中に立てるように頑張ります」
■9位(N-3位):勝田 貴元 F3-Nクラス
(TOM'S SPIRIT/Car.No35/TDP SPIRIT F307/トヨタトムス3S-GE)
「今日の3位という結果には、僕自身正直納得は出来ていませんし悔しい気持ちでいっぱいです。昨日オープニングラップのクラッシュでクルマがかなり壊れてしまい、夜遅くまでメカニックの方々が頑張ってくださってなんとか走れるようになったのですが、今日の第2戦を走り始めてみると、2周目位からだんだんコーナーバランスがおかしくなり始めて……。左コーナーだけすごくアンダーステアで、右コーナーはすごいオーバーステアという状況で、最後までバランスが改善しないままの周回になりました。ただ、スタートが全然決められなかったので、もっとちゃんと決めることが出来て最初から周囲のマシンに着いて行けていれば、次に向けてもっといろいろ経験出来たんじゃないかというのが一番の反省点です。さらには予選順位の改善も大切ですから、次戦もてぎに向けてまずは予選でもっと上位を狙って、そこから上位フィニッシュが出来るようにしたいと思います」
2012年 アチーブメント全日本フォーミュラ3選手権 第2戦 決勝結果 場所:鈴鹿サーキット |
Pos. |
No. |
Driver |
Type |
Team/Car |
Laps |
Total Time |
Delay |
Gap |
Best |
1 |
4 |
平川 亮 |
Dallara F312 |
広島トヨペットF312 |
17 |
32'48.528 |
180.54km/h |
|
1'55.105 |
2 |
37 |
RICHARD BRADLEY |
Dallara F312 |
PETRONAS TOM'S F312 |
17 |
33'04.200 |
15.672 |
15.672 |
1'55.568 |
3 |
8 |
野尻 智紀 |
Dallara F312 |
HFDP RACING F312 |
17 |
33'05.777 |
17.249 |
1.577 |
1'55.535 |
4 |
1 |
山内 英輝 |
Dallara F312 |
B-MAX・F312 |
17 |
33'07.489 |
18.961 |
1.712 |
1'56.360 |
5 |
36 |
中山 雄一 |
Dallara F312 |
PETRONAS TOM'S F312 |
17 |
33'08.644 |
20.116 |
1.155 |
1'56.386 |
6 |
23 |
佐々木 大樹 |
Dallara F306 |
S Road NDDP F3 |
17 |
33'13.108 |
24.58 |
4.464 |
1'56.068 |
7 |
7 |
平峰 一貴 |
Dallara F307 |
HFDP RACING F307 |
17 |
33'13.771 |
25.243 |
0.663 |
1'56.192 |
8 |
2 |
Rafael Suzuki |
Dallara F308 |
MAD CROC TODA F308 |
17 |
33'20.663 |
32.135 |
6.892 |
1'56.971 |
9 |
35 |
勝田 貴元 |
Dallara F306 |
TDP SPIRIT F307 |
17 |
33'30.350 |
41.822 |
9.687 |
1'56.603 |
10 |
20 |
Gary Thompson |
Dallara F308 |
KCMG |
17 |
33'42.017 |
53.489 |
11.667 |
1'58.380 |
11 |
6 |
小泉 洋史 |
Dallara F306 |
Net Move F306 |
17 |
33'42.475 |
53.947 |
0.458 |
1'57.876 |
12 |
77 |
阪口 良平 |
Dallara F306 |
アキランドレーシングF-306 |
17 |
33'47.927 |
59.399 |
5.452 |
1'57.799 |
13 |
3 |
島田 龍吾 |
Dallara F308 |
C-FACTORY |
17 |
34'36.902 |
1'48.374 |
48.975 |
2'00.865 |
14 |
13 |
吉田 基良 |
Dallara F306 |
B-MAX・F306 |
17 |
34'47.593 |
1'59.065 |
10.691 |
2'01.220 |
以上 規定周回数完走: |
開始時刻: 10:23'45
終了時刻: 10:56'33
レース中のベストタイムは 4 平川 亮 広島トヨペットF312 1'55.105 3/17 181.62km/h
規定周回数 15 |