●全日本Ｆ３選手権 第4戦 決勝上位ドライバーコメント

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■優勝：中山　雄一
（PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No36/PETRONAS TOM'S F312/トヨタ1AZ-FE）
「今日は2番手からのスタートだったわけですが、スタート自体はそれほど良いものではなかったんですが、1コーナーでは昨日競り負けてしまった分、強い気持ちで攻めて行きました。その結果、1周目をトップで帰って来れて良い形でレースをスタートすることが出来ました。そこからは路面温度が昨日よりも高い状態だったのでマシンのバランスはちょっと悪かったんですけれど、それほどタイムを落とすことなく走り切れたので、良いレースになったなと思います。スタートに関しては去年から色々試行錯誤しているんですが、短時間の中でいかにロスなくスタートするか、ある程度思うように動けるようになって来ているように思います。前回はトラブルなどもあっていい成績が残せなかったのですが、メカニックの方々が徹夜を続けてしっかり準備してくださったので、今週のような良いレースが出来てうれしかったです。今回予選の速さが足りないと言う課題もあったので、次の富士までにしっかり分析して対策を練って行きたいと思います」

■２位：平川　亮　　　　　　　　　
（RSセリザワ/Car.No4/広島トヨペットF312/トヨタ1AZ-FE）
「レース後は疲れからか、脱水症状みたいになってしまい、ぼーっとしてしまって。決勝の走行中はそれほどでもなかったんですが、終わった途端気が抜けたというか、気分が悪くなって頭痛がして来て……。スタート自体は自分なりには普通だったと思うのですが、中山選手の方がちょっと上手かったんだと思います。やはりもてぎではなかなか抜けないですね。FCJとのダブルエントリーで大変な部分はありましたが、ポイントもしっかり獲れましたしシリーズの上では凄く有利になったと思います。今回予定を変更してF3にも出た甲斐がありました。まだまだ自分の改善すべき点は分かっているので、次の富士では体力面などしっかり調整して行きたいですね」

■３位：野尻　智紀
（HFDP RACING/Car.No8/HFDP RACING F312/ホンダMF204C）
「昨日はスタート直後の位置取りが悪かったためにポジションを落としたりしてしまったんですが、その点で今日はとっさに良い判断も出来ましたし、位置取りも良かったと思います。1コーナーで少し平川選手との攻防で少し接触もありましたが、レースである以上僕も引くことは出来ませんでしたし、互いにフェアで良い競り合いが出来ました。2台とも大事に至らずに良かったです。中盤にかけて少しずつ前と離されてしまう展開となったのですが、他のドライバーも同様に感じていたとは思いますが、今日は昨日よりも路面のグリップレベルが低く、その中で自分だけが周囲よりペースを下げてしまうことになり反省しています。あのあたりで、もっとペースをキープしてプッシュ出来るよう、自分のドライビングスキルを上げて行かなければならないなと思います」

■７位（N-１位）：平峰　一貴　F3-Nクラス
（HFDP RACING/Car.No7/HFDP RACING F307/トヨタトムス3S-GE）
「スタート直後の1コーナーまでに佐々木選手の前に出ることが出来たのですが、良いポジション取りも出来てトップに立てたので、後はしっかり自分のレースをするだけだと思っていました。やはり前回から課題となっていた、路面温度が上がったりコンディションが変化してきたところで最初合わせるのに手こずってしまった部分はあったのですが、前回佐々木選手の後ろで学んだことを活かしながら、レース中にも関わらず色々走りを変えつつ取り組むことが出来たと思います。前半は佐々木選手も速かったのですが、自分と相手の速いところ、遅いところがある中で、しっかり抑えるべきところを抑えていれば、（トップのまま）チェッカーまで辿り着けると思っていました。毎戦監督やチームの方々のお陰でたくさんのことを勉強させていただいていますが、佐々木選手との直接対決で勝てたということで、今日のこの結果は昨日の初優勝よりもうれしく感じています」

■８位（N-２位）：佐々木　大樹　F3-Nクラス
（NDDP RACING/Car.No23/NDDP RACING）
「今日の敗因は、もうスタートで平峰選手に行かれてしまったことに尽きると思います。今日の自分の反省点です。昨日よりも路面のグリップは下がっていましたが、自分のクルマに関しては何も問題がなくて本当に攻められる状況でしたし、平峰選手の後ろかなりプッシュして、相手がミスをするような走りを心掛けたのですが、平峰選手はあまりミスがなくチャンスがなかったですね。その中で自分で攻めているところで、ブレーキングでミスをしていったん離れてしまって。それを終盤再びギャップを詰めて行くことが出来たものの、やはり今日はスタートに尽きますね。クラッチのつながりは悪くなかったんですが、その後エンジン回転が下がってしまったんです。そのあたりもしっかり想定して練習して、次戦に臨みたいと思います」

■９位（N-３位）：勝田　貴元　F3-Nクラス
（TOM'S SPIRIT/Car.No35/TDP SPIRIT F307/トヨタトムス3S-GE）
「これで鈴鹿から3戦連続の3位ということで、チームの方々にドライビングやセッティングの面で色々教えて頂いてここまで来ているのですが、今回のもてぎに関しては自分のドライビングの操作面で悪い部分があって、それで金曜日にセットアップの方向性を誤ってしまったことが大きく週末の結果に影響したように思います。それを昨日のレース後に気付いて関谷さんやチームのメカニックさんたちと相談して対策していただき、クルマは昨日よりも良くはなっていましたが、やはり金曜日からのセッティングの遅れが響いていたと思います。ただ、今回そういう部分に気付くことが出来ましたし、富士の合同テストではクラストップだったので、後は僕がドライビングでまた同じようなミスをしないようにすればと思います。まだ2戦目ですが、たくさんのことを勉強出来ているので、次戦に向けて切り替えて臨みたいです」

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2012年 アチーブメント全日本F3選手権シリーズ第4戦　決勝
2012年 ｱﾁｰﾌﾞﾒﾝﾄ全日本ﾌｫｰﾐｭﾗ3選手権　第4戦　決勝正式結果　場所：ツインリンクもてぎ
Pos.	No.	Driver	Type	Team/Car	Laps	Total Time	Delay	Gap	Best	Lap
1	36	Y.Nakayama 中山 雄一	Dallara F312	PETRONAS TOM'S F312	20	36'10.726	159.26km/h		1'47.578	3/20
2	4	R.Hirakawa 平川　亮	Dallara F312	広島トヨペットF312	20	36'11.680	0.954	0.954	1'47.646	5/20
3	8	T.Nojiri 野尻 智紀	Dallara F312	HFDP RACING F312	20	36'16.298	5.572	4.618	1'47.779	4/20
4	1	H.Yamauchi 山内 英輝	Dallara F312	B-MAX･F312	20	36'17.199	6.473	0.901	1'48.115	10/20
5	37	RICHARD BRADLEY	Dallara F312	PETRONAS TOM'S F312	20	36'22.008	11.282	4.809	1'48.371	5/20
6	2	Rafael Suzuki	Dallara F308	MAD CROC TODA F308	20	36'22.867	12.141	0.859	1'48.428	8/20
7	7	K.Hiramine 平峰 一貴	Dallara F307 N	HFDP RACING F307	20	36'27.502	16.776	4.635	1'48.608	5/20
8	23	D.Sasaki 佐々木 大樹	Dallara F306 N	S Road NDDP F3	20	36'29.068	18.342	1.566	1'48.462	5/20
9	35	T.Katsuta 勝田 貴元	Dallara F306 N	TDP SPIRIT F307	20	36'43.382	32.656	14.314	1'49.028	10/20
10	20	Gary Thompson	Dallara F307 N	KCMG	20	36'52.004	41.278	8.622	1'49.793	5/20
11	19	Matthew Howson	Dallara F308 N	KCMG	20	36'56.083	45.357	4.079	1'49.931	8/20
12	6	H.Koizumi 小泉 洋史	Dallara F307 N	Net Move F306	20	37'01.930	51.204	5.847	1'50.109	9/20
13	13	M.Yoshida 吉田 基良	Dallara F306 N	B-MAX･F306	19	36'31.844	1Lap	1Lap	1'52.454	10/19
以上 規定周回数完走: 開始時刻： 10:28'45　　　終了時刻： 11:04'55 BEST TIME �� 36 Y.Nakayama/中山 雄一 PETRONAS TOM'S F312 1'47.578 3/20 160.67km/h 規定周回数 18