松下 信治/HFDP RACING 佐々木大樹/B-MAX Racing Team with NDDP 高橋 翼/HFDP RACING
●17台エントリーのもてぎでの金曜専有走行
佐々木大樹と小泉洋史がトップタイムをマーク
佐々木大樹/B-MAX Racing Team with NDDP
山下 健太 /PETRONAS TEAM TOM'S
薄曇りながらドライコンディションでスタートした金曜専有走行。午前のセッションは9時25分に始まったが、今大会には新たにスポット参戦のサム・マックラウド(TODA RACING)と三浦勝(CMS)という2台が加わり、17台のマシンがコースインすることとなった。
まずはセッション序盤、早々に1分50秒を切ったのは1分49秒849をマークしたB-MAX Racing Team with NDDPの佐々木大樹。しかし、すぐにHFDP RACINGの松下信治が1分49秒309で上回ってトップに。
F3-NではHANASHIMA RACINGの小泉洋史が1分52秒782でクラス首位に立つが、小泉は徐々にタイムを詰め、開始15分を前に1分51秒958にクラストップタイムを押し上げる。F3-Nの2番手にはTAIROKU EXCEEDの山口大陸が1分51秒980と僅差で続く。
小泉 洋史/HANASHIMA RACING
Sam Macleod//TODA RACING
◎スポット参戦のマックラウドが健闘みせる
午前9時48分、マックラウドが1分49秒008でトップに躍り出ると、僚友清原章太も1分49秒647で3番手に浮上。マックラウドは翌周1分48秒790にタイムアップ、初のもてぎながら好調な滑り出しを見せるが、直後に佐々木が1分49秒459で3番手に浮上、さらに1分49秒308で2番手にポジションアップするなど、序盤から上位は激しい攻防に。F3-Nのトップ小泉も、1分51秒698へとタイムを上げるが、午前9時55分には山口が1分51秒530でクラストップに浮上。KCMGの湯澤翔平も1分51秒674でクラス2番手につけるが、TOCHIGI Le Beausset Motorsportsの久保凛太郎はトラブルに見舞われて走行時間を失ってしまう。
各ドライバーが細かくピットイン&アウトをする中、開始30分を過ぎたところで一時3番手に後退していた松下が、1分49秒191にタイムを上げ2番手につけると、さらに午前9時58分には1分48秒698でトップに立つ。しかし午前10時11分、高星明誠が1分48秒844で3番手に浮上すると、さらに1分48秒368、1分48秒053と好タイムを連発しトップを奪うことに。さらに佐々木が1分48秒652で2番手に浮上し、この時間帯にはB-MAX Racing Team with NDDPが1−2を形成。しかし、すぐにマックラウドが1分48秒530にタイムアップして3番手に浮上すると、翌周には1分48秒373で2番手に割って入る。なお、この時点でF3-Nでは山口、湯澤、小泉がトップ3という状況となっていた。
しかし、再び松下が1分47秒673の好タイムでトップに浮上した直後の午前10時32分、5コーナーのグリーン上に湯澤がストップ。このためセッションは赤旗中断になる。この時点で松下、高星、高橋翼がトップ3、F3-Nは山口、湯澤、小泉と変わらず。