午前11時40分にスタートとなった最初のセッション。まずはPETRONAS TEAM TOM'Sのニック・キャシディが計測3周目と、早々に1分23秒751をマークしトップに立つが、5分が経過した段階でKRC Hanashima Racingのアレックス・ヤンが2コーナー立ち上がりでクラッシュしてしまい、いきなり赤旗に。
セッションは午前11時53に再開されるが、HFDP RACINGの福住仁嶺、PETRONAS TEAM TOM'Sの山下健太らも相次ぎ23秒台へ。キャシディは23秒513へとタイムを上げ、前日のトップタイム、B-MAX Racing Team with NDDPの高星明誠のタイムを更新するが、直後に山下が1分22秒939をたたき出しトップに。しかし午後零時01分、アトウッドカーブでCMSモータースポーツプロジェクトの三浦勝がオーバーランしグラベルにストップ。さらにリボルバーコーナー立ち上がりでAIM SPORTSのギョオム・クニントンがスピンアウトしたため、早くもこのセッション2度目の赤旗となってしまう。
●中盤以降は落ち着いたセッションに
ストゥルアン・ムーア/KCMG
この段階では山下だけが22秒台、以下キャシディ、高星、福住までが23秒台。F3-NはTOM'Sの小河諒が1分25秒015でクラス首位。総合でも7番手につけ、DRAGON、三浦愛がこれに続いていた。
2度目の赤旗は午後零時10分と、残り30分での再開となったが、ここでニュータイヤを投入するマシンも多く、この後KCMGのストゥルアン・ムーア、TODA RACINGの石川京侍、B-MAX Racing Team with NDDPのルーカス・オルドネスも23秒台に入るなど、上位陣はハイペースでの周回が続く。
しかし、あまり大きなオーダー変動はなく、午後零時40分にチェッカー。このセッションのトップは山下が奪い、以下キャシディ、高星、オルドネス、ムーア、福住がトップ6。F3-Nでは小河、DRAGON、三浦愛がトップ3となった。