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● 11/18 ● 11/19 ● 11/20 ● 11/21 ● 11/22
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● 第62回マカオGP 11月22日日曜日
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 いよいよ最終日となった「第62回マカオグランプリ」。この4日間のイベントの最後を締めくくる、15周の決勝レースが11月22日に行われ、日本から参戦の山下健太、ニック・キャシディ(以上トムス)、高星明誠、関口雄飛(以上B-Max Racing team)がこの週末最後の戦いに挑んだ。
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ニック・キャシディ/TOM'S
 ライオンダンスなどの華やかなスタート進行の後、午後3時30分にフォーメーションが始まった「第62回マカオグランプリ」。昨日行われた予選レースの結果により、日本勢は山下が15番手、関口が16番手、キャシディが17番手、高星が23番手からのスタートとなった。
 午後3時34分、決勝レースがスタート。日本勢はそれぞれ好スタートを決めるものの、関口は13番手に浮上も、山下、キャシディは互いに競り合いながら軽く接触もあり、大きなポジションアップはならず。
 高星もまずまずのスタートを決めポジションを上げたが、オープニングラップのフィッシャーマンズベンドで、高星の前方を走っていたマシンがバリアにヒット。これに他の2台とともに高星も巻き込まれてしまい、無念のリタイアとなってしまう。
 レースは、このアクシデントのために赤旗中断。全車が2周目終了時にセーフティーカーに先導されピットレーンに。ファストレーンに待機している間は作業が許されたため、関口はセットアップを修正、キャシディは傷ついたノーズを交換した。
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関口 雄飛/B-Max Racing Team
 そして午後3時53分、セーフティーカーに先導されて再びコースイン。この時点で関口14番手、山下16番手、キャシディ17番手だったが、その周の終わりにセーフティーカーがピットインし、3周終了時からレースはリスタートとなった。
 そのリスタート時にマンダリンで他車との位置取りの関係で関口はアクセルを緩めなければならず、トムスの2台が先行。4周目は山下14番手、キャシディ15番手、関口16番手に。
 6周目に関口は追い上げて来た1台に先行され17番手に後退。7周目にキャシディが山下をパスし、キャシディ14番手、山下15番手、関口16番手となるが、8周目にはキャシディは1台をオーバーテイクし13番手に。しかし、この周山下もひとつポジションを下げ16番手となるが、翌周上位のマシンがピットインし、キャシディ12番手、山下15番手、関口16番手とひとつずつポジションアップ。
 レース終盤は、3台そろって2分11秒台のラップタイムを刻むなどした日本勢だったが、ポジションは変わらずチェッカー。キャシディが最上位となる12位となり、山下15位、関口16位、そして高星はリタイアという結果となった。

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山下 健太/TOM'S 高星 明誠/B-Max Racing Team
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関口 雄飛/B-Max Racing Team 山下 健太/TOM'S
ニック・キャシディ/TOM'S


●山下健太(No.5 TOM'S)
Plants: image 1 0f 4 thumb「想定していたより、ちょっと遅かったですね。昨日の状況からセットアップをかなり攻めたので仕方ないのですが、結果的にアンダーステアが強く出てしまい、全体的に遅くなってしまって。それがちょっと予想外でした。路面は週末で一番良かったと思いますが……。一度最終コーナーでラインを外してしまって、それで立ち上がりが遅くなり、ポジションを下げてしまって。ポジションを上げられず15番手でしたが、去年(の9位)より戦っているというフィーリングはあっただけに、もう少し上に行きたかったというのが本音ですね」


●ニック・キャシディ(No.6 TOM'S)
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今日は凄く頑張れた。メガドライブしたと思う。本当に速かったと思うし、多少トラフィックがあったから2分11秒3に留まったけれど、状況次第で2分10秒台に入れたかもしれないと思えたほどだった。特に山側では速かった。ローダウンフォースセットアップにも関わらずね。自分自身、ベストは尽くせたし満足はしている。ただ、スタートの動き出しは凄く良かったんだけれど、ケンタと競り合った際にブロックされて……。悔しいけれど、今週は僕の週末じゃなかったね」






●高星明誠(No.11 B-Max Racing team)
Plants: image 1 0f 4 thumb「1周目のフィッシャーマンズベンドで、カーリンの1台がタイヤバリアにクラッシュして、そこにライアン・ツベーター選手が突っ込んで行き、金丸選手も巻き込まれて。僕は右へラインを変えて逃げようとしたんですが、ウォールで跳ね返って来た車両に左リヤが引っ掛かってしまって……。ピットに帰ろうとしたんですが、残念ながらダメージが大きすぎました。昨日の予選レース、今日の決勝レースとも、満足にレースをしていないのが心残りですが、昨年のような単独でのクラッシュは一切無かったので、その点では良かったと思っています」



●関口雄飛(No.12 B-Max Racing team)
Plants: image 1 0f 4 thumb「今日は結構クルマも決まっていましたし、チームとドライバーがかなり頑張れたので、順位は別として満足感はありました。最初のスタートではリスボアでアウトから行ったのがうまく行き、ポジションアップできたのですが、赤旗が出た時、計測1周目のストレートで簡単に抜かれたりしたので、中断中にリヤの足周りや空力を変えてもらって。それが再開後には良い方向に行ったと思います。通常全日本F3では、GTのようにピットストップはないですし、メカニックがセッション中に頑張ることはないのですが、今週末はセッション中にクルマを修復してもらったりして、みんな頑張ってくれました。自分はもちろん、チームみんなで頑張った結果ですから良かったと思います」


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高星 明誠/B-Max Racing Team

ニック・キャシディ/TOM'S
山下 健太/TOM'S


Suncity Group 62nd Macau Grand Prix Final Race Classification
POS NO DRIVER NAT TEAM TIME LAPS GAP KPH BEST ON
1 1 Felix Rosenqvist SWE SJM Theodore Racing by Prema Powerteam 36:25.280 15     168.92 2:10.425 11
2 15 Charles Leclerc MON Van Amersfoort Racing 36:26.448 15 1.168 1.168 168.94 2:10.417 14
3 30 Alexander Sims GBR Double R Racing 36:30.355 15 5.075 3.907 168.86 2:10.475 11
4 7 Antonio Giovinazzi ITA Carlin with LC8.com 36:31.226 15 5.948 0.873 168.94 2:10.412 15
5 19 Markus Pommer GER Motopark 36:36.983 15 11.703 5.755 168.00 2:11.143 9
6 24 Santino Ferrucci USA KFZ-Teile 24 Mücke Motorsport 36:42.143 15 16.863 5.160 167.94 2:11.188 15
7 16 Alessio Lorandi ITA Van Amersfoort Racing 36:44.055 15 18.776 1.912 168.64 2:10.648 15
8 3 Lance Stroll CAN SJM Theodore Racing by Prema Powerteam 36:47.826 15 22.546 3.771 167.83 2:11.278 12
9 2 Jake Dennis GBR SJM Theodore Racing by Prema Powerteam 36:49.635 15 24.355 1.809 167.85 2:11.263 10
10 27 Arjun Maini IND Three Bond with T-Sport 36:50.143 15 24.863 0.508 168.16 2:11.018 10
11 18 Dorian Boccolacci FRA Signature 36:53.539 15 28.259 3.396 167.65 2:11.416 13
12 6 Nick Cassidy NZL Tom's 36:54.151 15 28.871 0.612 167.70 2:11.376 13
13 17 Alexander Albon THA Signature 36:55.536 15 30.255 1.384 168.20 2:10.988 14
14 22 Chang Wing Chung MAC Fortec Motorsport 36:68.071 15 32.791 2.536 167.39 2:11.620 11
15 5 Kenta Yamashita JPN Tom's 36:68.826 15 33.646 0.755 167.28 2:11.710 14
16 12 Yuhi Sekiguchi JPN B-Max Racing Team 36:59.434 15 34.154 0.608 168.04 2:11.114 13
17 23 Martin Hongwei Cao CHN Fortec Motorsport 37:12.355 15 47.075 12.921 166.96 2:12.755 9
18 31 Matthew Solomon HKG Double R Racing 37:12.649 15 47.369 0.294 166.39 2:12.408 9
19 25 Mikkel Jensen DEN KFZ-Teile 24 Mücke Motorsport 37:14.520 15 49.240 1.871 168.13 2:11.040 15
20 29 Sam Macleod GBR Team West-Tec F3 37:22.344 15 57.064 7.824 169.20 2:10.210 12
21 32 Li Zhi Cong CHN Jo Zeller Racing 37:42.263 15 1:16.973 19.909 164.39 2:14.023 15
22 20 Sérgio Sette Câmara BRA Motopark 38:26.959 15 2:00.679 43.706 169.23 2:10.186 15
DNC 10 Callum Ilott GBR Carlin 23:57.373 9 9laps   166.94 2:11.975 8
DNC 9 Yu Kanamaru JPN Carlin 33:13.219 8 8laps   166.94 2:11.975 8
DNC 8 Gustavo Menezes USA Carlin   0         0
DNC 11 Mitsunori Takaboshi JPN B-Max Racing Team   0         0
DNC 28 Ryan Tveter USA Team West-Tec F3   0         0


 



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