坪井翔がポール・トゥ・ウインで開幕3連勝
大湯都史樹が3位で初表彰台を獲得
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坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317) |
2日間・3回の専有走行を経て、迎えた5月26日(土)の公式予選は、午前10時20分にスタートした。まずは一度各車がアタックを展開していくが、まずは宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が1分13秒418をマークし首位に。1分13秒435で坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が2番手、大湯都史樹(TODA FIGHTEX)、阪口晴南(TODA FIGHTEX)と続いていく。
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坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317) |
一度各車がピットに戻り、残り10分を切ったところでふたたびピットアウト。タイヤのウォームアップを行いながらアタックを展開していくが、このタイミングで吉田基良(B-MAX ENGINEERING F3)が3コーナーでコースアウト。赤旗が提示されてしまう。
この赤旗提示直前に1分13秒058というタイムをマークしていたのは、一度目のアタックの後にマシンをアジャストした坪井。一方宮田らは赤旗でタイムを上げることができず2番手に。3番手に大湯、4番手に阪口が続く展開となった。
■1周目から坪井がリードを築く
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宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F317) |
第3戦の前に行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権の公式予選が赤旗中断により遅れたことから、予定より15分遅れとなる午後3時15分にフォーメーションラップのスタートが切られた全日本F3選手権の第3戦。迎えたスタートでは、坪井が好スタート。2番手には宮田が続いていく。
一方、スタート直後の1コーナーでインを突き、3番手に浮上したのは阪口。しかし2周目の1コーナーで、今度は大湯が阪口のインを突き3番手を奪回。阪口、笹原右京(THREEBOND)、金丸悠(B-MAX RACING F3)と続く。その後方では、2周目に河野駿佑(HubAuto F318)が片山義章(YTB F318)を馬の背でかわし7番手に浮上する。
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大湯都史樹と阪口晴南の争い |
トップの坪井はオープニングラップからリードを築き、1周目には宮田に対して1.130秒もの差をつけていく。一方、大湯と阪口は僅差の争いとなり、レース中盤まで表彰台を争う僅差の争いが展開されていった。
■大湯と阪口の表彰台争い
10周を過ぎる頃には坪井と宮田の差は1.5秒程度、そして宮田と大湯の差は5秒程度に広がっていく。逆に大湯と阪口の3番手争いは0.5秒ほどの争いとなり、5番手につけた笹原が後方に接近。表彰台を争う3台の争いに変化していった。
首位を走る坪井は、途中宮田とのファステストラップの奪い合いとなるが、宮田との差も築く盤石の走りで18周を走りきりトップチェッカー。開幕ラウンドからの連勝を3に伸ばし、ファステストラップも記録しフルマークを達成している。2位は宮田、そして最後まで順位を守り切った大湯が全日本F3選手権での初表彰台を獲得した。
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大湯都史樹(TODA FIGHTEX) |
4位は阪口、5位は笹原、6位は金丸という結果に。7番手争いはチェッカー周まで河野と片山、さらに根本悠生(Albirex-RT)という3台の争いになったが、河野が順位を守りチェッカーを受けている。F3-Nはジェイク・パーソンズ(NRA312)が総合13位でチェッカーを受け、このレースでもポイントを獲得している。
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全日本F3選手権第3戦の表彰台 |
笹原右京(THREEBOND) |
金丸悠(B-MAX RACING F3) |
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河野駿佑(HubAuto F318) |
根本悠生(Albirex-RT) |
三浦愛(EXEDY B-MAX F317) |
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ジェイク・パーソンズ(NRA312) |
山口大陸(タイロクレーシング28号) |
リタイアしたDRAGON(TEAM DRAGON F3) |