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Round 1 & 2・鈴鹿 2010.5.14-15
● 開幕占有走行 ● Round 1レポート ● Round 2レポート
● Round 1・2予選上位
  ドライバーコメント
● Round 1決勝上位
  ドライバーコメント
● Round 2決勝上位
  ドライバーコメント
   
■安田、千代が今季初優勝! 初戦の雪辱を果たす


 土曜の公式予選2回目で、トップタイムを奪ったのは山内英輝。安田裕信は早めのアタックを仕掛けるも、僅差で連続ポールはならず2番手。蒲生尚弥、リチャード・ブラッドレーが2列目に並ぶ。
 一方Nクラスでは野尻智紀が2戦目にして初ポールを獲得し、千代勝正は2番手。Cクラスの西本直樹を挟み、以下ギャリー・トンプソン、佐々木大樹、中山雄一、三浦和樹、石川資章と続いた。
 日曜の午前9時55分にフォーメイションが始まった第2戦決勝は、気温28℃、路面温度33℃のドライコンディションでの17周の戦い。
 レッドシグナルが消え、全車が一斉にスタートを切ったが、ここでポールの山内がホイールスピンをおかし、安田がトップに。ブラッドレーもストールを喫しており、Cクラスは安田、山内、蒲生といったオーダーに。
 同じくNクラスでは野尻が出遅れ、千代がトップに立つ。スタート直後はこれにトンプソンが続いたが、ヘアピンで痛恨のスピン。これをアウトに避けた佐々木に代わり、三浦がNクラス3番手に浮上した。
 前日ポールを獲得も、トラブルからスタートミスを犯しペナルティーを受けてしまった安田は、序盤に仕掛けようとコンマ数秒差で迫る山内に対し、トップの利を活かしタイヤを温存しつつポジションを譲らない。逆にタイヤを消耗し7周目あたりからペースの落ちた山内は、蒲生の接近を許す展開となり、レースは安田の支配下に。
 結局Cクラスでは安田が自身、そしてチームにとって2年ぶりの、さらに待望のドライでの優勝を飾ることとなり、2位は山内。3位に蒲生が入り、最後尾から追い上げ、終盤西本を捕らえたブラッドレーは4位となった。
 Nクラスでも、前日コースアウトを喫してしまった悔しさをバネに、千代が好レースを展開。クラス2番手の野尻との間に、序盤のうちにCクラスの西本が入ったことも味方し、最後まで野尻の追随を許さず優勝。千代自身昨年のもてぎラウンド以来となる通算2勝目を飾り、野尻は2位。三浦を攻略も、後半トップ2に迫れなかったことを悔やんだ佐々木が、前日に続いて3位表彰台に立つこととなった。



2011年 アチーブメント全日本フォーミュラ3選手権 第1戦&第2戦
SUZUKA 2&4 RACE 2011-05-15
  WEATHER: Fine
  COURSE : Dry
Japanese Formula 3 国際レーシングコース 5.807Km
第2戦 決勝正式結果表
Pos. No. Cls. Driver Type Team/Car Laps Total Time Delay Gap Best
1 12 C 1 H.Yasuda
安田 裕信
DALLARA
F309
ThreeBond 17 33'25.397 177.22km/h 1'56.946
2 5 C 2 H.Yamauchi
山内 英輝
DALLARA
F308
PLANEXハナシマ
F308
17 33'29.303 3.906 3.906 1'56.881
3 1 C 3 N.Gamo
蒲生 尚弥
DALLARA
F308
PETRONAS TOM'S
F308
17 33'30.218 4.821 0.915 1'57.130
4 36 C 4 RICHARD
BRADLEY
DALLARA
F308
PETRONAS TOM'S
F308
17 33'51.857 26.460 21.639 1'57.434
5 23 N 1 K.Chiyo
千代 勝正
DALLARA
F306
NDDP RACING 17 33'53.323 27.926 1.466 1'58.598
6 19 C 5 N.Nishimoto
西本 直樹
DALLARA
F306
SGC by KCMG 17 33'54.141 28.744 0.818 1'58.646
7 8 N 2 T.Nojiri
野尻 智紀
DALLARA
F307
HFDP RACING
F307
17 33'55.010 29.613 0.869 1'58.942
8 22 N 3 D.Sasaki
佐々木 大樹
DALLARA
F306
NDDP RACING 17 34'01.444 36.047 6.434 1'58.971
9 7 N 4 K.Miura
三浦 和樹
DALLARA
F307
HFDP RACING
F307
17 34'04.316 38.919 2.872 1'59.066
10 37 N 5 Y.Nakayama
中山 雄一
DALLARA
F306
TDP SPIRIT
F307
17 34'05.634 40.237 1.318 1'59.064
11 20 N 6 GARY
THOMPSON
DALLARA
F307
SGC by KCMG 17 34'06.659 41.262 1.025 1'58.275
12 6 N 7 M.Ishikawa
石川 資章
DALLARA
F306
コルサ・スクーデリア
F306
17 34'45.349 1'19.952 38.690 2'01.757
以上 規定周回数完走:
開始時刻: 09:58'46
終了時刻: 10:32'11
レース中のベストタイムは (C)No.5 山内 英輝 PLANEXハナシマ F308 1'56.881 3/17 178.86km/h
  (N)No.20 GARY THOMPSON SGC by KCMG 1'58.275 4/17 176.75km/h
規定周回数 15


   

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