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■第59回マカオグランプリ

fp ● 11/14 fp ● 11/15マカオGP 第1日
fp ● 11/16マカオGP 第2日 fp ● 11/17マカオGP 第3日
fp ● 11/18マカオGP 第4日    


●第59回マカオGP 第1日 11月15日

「予想外の苦戦を強いられた全日本F3勢」

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 今年第59回目の開催となるF3世界一決定戦・マカオGPに、全日本F3選手権からはRSSから平川亮、PETRONAS TEAM TOM'Sからジャズマン・ジャファーと中山雄一、そしてB-MAX ENGINEERINGから山内英輝と、総勢4台がエントリー。ガードレールと石垣に囲まれた、全長6.12kmという長いマカオ市街地コースを舞台に、各国シリーズの猛者達との攻防がいよいよ11月15日木曜からスタートとなった。

 下り坂の予報どおり、前日までの暑さは影を潜め、どんよりとした曇り空の下、気温24℃というコンディションの中、まずは午前10時55分からフリー走行1回目がスタート。
 45分間のこのセッションでの日本勢はいきなり厳しい洗礼を受けることとなり、中山が計測1周目にリスボアコーナーでタイヤバリアにヒット。平川もセッション半ばに最終コーナーでアウトにはらんでしまい、タイヤバリアに接触しクラッシュしてしまう。

 F3でのマカオ初挑戦となる中山、平川がクラッシュを喫した中、昨年8位を得ているジャファーは2分17秒210で13番手。同じく3回目のマカオ挑戦となる山内は、2分18秒014で18番手で最初のセッションを終える。
 今にも雨が降りそうな中、ドライのまま迎えた午後2時40分からの予選1回目。残念ながらマシン修復が間に合わず、平川の出走は叶わなかったが、中山はマシンのダメージも癒え、無事に予選出走を果たした。
 30分で行われたこのセッションでの日本勢は、ジャファーと山内が順調に2分16秒台にタイムを伸ばすも、上位陣は早々に2分14秒台に突入。残り10分となるころには、さらに首位争いは2分13秒台中盤に突入していく。
 午後3時03分に最終コーナーでアンドレア・ローダがクラッシュし、赤旗中断が入ったものの、残り6分39秒でセッションは再開。ここでジャファーは2分15秒200にタイムアップも17番手、山内は2分16秒461にタイムアップも22番手、同じく中山も2分17秒705にタイムを上げるも26番手と、予選初日の日本勢は思わぬ苦戦を強いられることとなった。


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■平川亮 予選1回目 No time

「午前のフリー走行では、アウトラップの最終コーナーでアンダーが出てしまって。立て直せそうだったのですが、汚れたアウト側に行ってしまってどんどん滑って行く感じでタイヤバリアに当たってしまいました。体は大丈夫です。少しだけラインを外して汚れているところに行ったのかもしれません。全然攻めたつもりなかったんですが……。
 予選を走れず悔しいですが、自分がやってしまったことなので仕方が無いです。雨になってしまうと、このまま予選レースのグリッドが決まってしまう可能性が高いですが、気持ちの上ではまだまだ落ち込んでなんかいません。明日は気持ちを切り替えて挽回して行きたいですね」

■ジャズマン・ジャファー 予選1回目 17位

「もちろん今日は僕らが期待していたほどは上手く行かなかったけれど、初めてトムスのマシンで走ったということを考えれば、悪くない1日だったと思う。それでもトムスチームのプロフェッショナルさやマシンの良さも確認できたから良かった。
 朝の路面はとてもスリッピーだったから、本来の僕らのパフォーマンスからすれば、もっとタイムが出ていてもおかしくなかった。明日の朝、天候がどうなっているか分からないけれど、明日はもっと良い状態で走れると思うし、たとえこのまま予選レースを17番手からスタートすることになったとしても、去年僕は予選17番手からスタートして決勝では8位だった。マカオは何が起こるか分からないから、まだまだこれからだよ」

■中山雄一 予選1回目 26位

「フリー走行1回目はコースインして1周目、山側ではそれなりにグリップを感じていたので、リスボアの進入でも問題ないだろうと入って行ったんですが、コーナーの途中でグリップが予想以上になくて……。左リヤからタイヤバリアに当たってしまいました。
 残念ながら朝にほとんど走れなかったこともあり、予選の最初はかなり慎重に行きました。どんどんコースに慣れて行き、途中マシンの限界を越えてひやりとする場面もありましたが、なんとか壁に当たらず周回出来ました。詰められるところは分かっているんですが、まだ少しずつしか詰められなくて。ただタイムの上ではルーキーの初日としてはそれほど悪くないところにいるんじゃないかと思うので、明日は雨かもしれませんが、このぐらいのペースで徐々に上げて行きたいですね」

■山内英輝 予選1回目 22位

「朝のフリー走行では去年よりも跳ねが気になりましたが、基本的にしっかりデータも持ち帰れたのでまずまずだったと思います。
 しかし予選は思ったより厳しく、あまり納得の行かないセッションでした。走れば走るほど路面は良くなって来ている感じでしたが、最初に2分16秒台が出たあと、もう1周行こうとしてうまく海側でスリップが使えたんですが、山側のモーリッシュヒルのあたりで引っ掛かってしまって。それでピットに入って、ニュータイヤに替えたのですが、セッティングで対処していったものの充分ではなく、そこからはアンダーステアが強くてタイムがあまり上げられなかったです。明日以降、今のこの状況をどう改善していくかがポイントになると思いますが、雨になってしまうとこのまま予選レースのグリッドになるでしょうから……。でも、絶対諦めずに頑張ります」

 

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