arcive
 
calender driver team ranking result report

09


● 占有走行レポート ● 第6・7戦予選上位
  ドライバーコメント
● 第6戦決勝上位
  ドライバーコメント
● 第6戦決勝
  レポート
● 第7戦決勝上位
  ドライバーコメント
● 第7戦決勝
  レポート
● 第6・7戦決勝
  インタビュー
 
   
rd1_2 suzuka
2013年 全日本F3選手権シリーズ第6戦/第7戦

画像Clickで拡大します

●第3戦大会岡山・金曜専有走行は不完全燃焼ながら中山雄一&高星明誠がトップタイム

 明日からの第6戦・第7戦を前に、6月28日に岡山国際サーキットで恒例の全日本F3選手権金曜専有走行が行われた。
 どんよりと曇った空の下でスタートしたこの日の専有走行は、今回YOKOHAMAのタイヤテストが行われたため、通常よりも1時間長く合計4時間のセッション。まずは1時間50分間の午前セッションが午前9時にスタートとなった。
 開始直後にはB-MAX ENGINEERINGの千代勝正、PETRONAS TEAM TOM'Sの勝田貴元、中山雄一らが1分28秒台のタイムでモニターの上位を争う格好となったが、午前9時08分にTODA RACINGの野尻智紀が1分27秒925でトップに浮上。これを合図のように、中山、勝田も相次いで1分27秒台に突入。これに千代もからみ、午前9時20分過ぎまで1分27秒台での攻防が続く。

 一方、F3-Nクラスでは、早々に1分28秒786をマークしたNDDP RACINGの高星明誠が序盤からクラストップの座に着き、TOM'S SPIRITのナニン・インドラ・パユーング、HANASHIMA RACINGの小泉洋史、TEAM NOVA WITH NIPPON IMMの湯澤翔平らが続く展開となった。
 しかし、開始30分を目前に野尻が1分26秒806をマークし再び首位に返り咲くと、千代も1分26秒844で2番手に浮上する。さらに野尻が1分26秒691までタイムを延ばしたところで、最終コーナーでB-MAX ENGINEERINGの吉田基良がスピンアウトを喫し、セッションは赤旗中断に。
 この時点では野尻、千代、勝田、中山、松下信治、清原章太と続き、F3-Nでは高星、インドラ・パユーング、小泉がトップ3という状況。

 午前9時40分の再開後、中山も1分26秒905と27秒を切り3番手に。F3-Nでは湯澤が1分29秒562でクラス3番手につけるも、クラストップの高星は1分27秒583をマークし、2番手以下を突き放す。しかし、翌周もタイムアップを狙った高星は最終コーナーでコースアウト。タイヤバリアに接触し、マシンにダメージを負ってしまう。
 このためセッションは2度目の赤旗となり、セッションは午前10時13分に再開するが、今度は1分26秒414でトップに躍り出た直後の中山が、バックストレッチエンドでトラブルのためグラベルにマシンを止め、3度セッションは赤旗に。
 午前10時22分にセッションが再開されると、各陣営が一気にタイムアップ。勝田が1分25秒408で首位に立つと、松下も1分25秒715、1分25秒590と25秒台を連発し2番手に。さらに1分26秒192をマークして3番手につけた清原をかわして、千代が1分25秒895で3番手につけるなど、目まぐるしく上位陣は変動することに。
 結局午前10時50分にチェッカーが出された段階で、トップは勝田。松下、千代、清原、野尻と続き、中山、F3-Nのトップを守った高星とアクシデントでセッション終盤を棒に振ったふたりが続くことに。さらには今大会から参戦となったTOCHIGI Le Beausset Motorsportsの小河諒、インドラ・パユーングがF3-Nの2〜3番手となった。
 やや雲の去った午後1時40分から始まった2回目のセッションは、2時間10分と長いセッションに。
 ここでは開始早々に勝田が1分26秒630、1分25秒809、そして1分25秒390とリズム良くタイムアップしトップの座を固めると、野尻、中山らが2番手を競り合う。

 F3-Nクラスでは序盤、小河がインドラ・パユーングを抑え、イニシアティブを奪うが、午前のクラッシュのダメージの癒えた高星も3番手に付けるなど、1分28秒台での攻防となるが、午前1時58分にマイクナイトコーナーでDRAGONがコースアウトを喫し午後のセッション最初の赤旗となる。
 午後2時06分に再開後、中山が1分25秒129をマークしトップタイムを塗り替え、清原、松下が1分26秒台で3番手を争う。また、F3-Nでは高星が1分28秒634にタイムアップし、トップの小河に迫って行くが、午後2時50分には1コーナー先で野尻がコースアウトし、これで午後2度目の赤旗に。

 午後2時59分の再開後、インドラ・パユーングが1分28秒466にまでタイムを伸ばしF3-Nクラス2番手に浮上するが、午後3時22分に高星が1分27秒786にタイムを上げクラストップの座を小河から奪還。最終的には1分27秒746にまでタイムを詰めた高星だったが、セッション終了間際には再び最終コーナーでコースアウトを喫し、それ以上のタイムアップはならず。また、このアクシデント直後に湯澤も最終コーナーでスピンアウトしたため、チェッカー目前でセッションは赤旗となり、そのまま終了となった。

 中山、勝田は1−2を獲得も、序盤からタイムアップを果たせぬまま終了。3〜4番手には松下、清原と続き、野尻、千代までがトップ6。F3-Nでは高星、インドラ・パユーング、小河がトップ3となった。
「トップタイムという点では良かったのですが、トラブルもありましたし、最後はニュータイヤを履いて出たもののコンディションが良くなかったのか、いつものグリップ感がなく、タイムアップ出来なかったので納得の行く1日ではありませんでした」と語った中山は、総合トップ獲得にも不満の表情。一方、F3-Nクラストップとなった高星も「午前には自分のミスからコースアウト、マシンにダメージを受けてしまって。チームスタッフのみなさんが完璧に修復していただいたお陰で、午後の走行には参加出来たのですが、クルマはなおっていたもののタイムが出なかったことが少し気になります」と不完全燃焼のセッションを振り返ることとなった。

画像Clickで拡大します




2013年 全日本F3選手権シリーズ第6戦/第7戦/占有走行総合結果
2013年 全日本フォーミュラ3選手権 第6戦/第7戦専有走行総合結果
Pos. No. F3N Driver Team/Car Type Best Time 1st Sess. 2nd Sess.
1 36   Y.Nakayama/中山 雄一 PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 ●1'25.129 1'26.414 ●1'25.129
2 37   T.Katsuta/勝田 貴元 PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 ●1'25.390 1'25.408 ●1'25.390
3 7   N.Matsushita/松下 信治 HFDP RACING F312 Dallara F312 ●1'25.590 ●1'25.590 1'25.843
4 50   K.Chiyo/千代 勝正 B-MAX・F312 Dallara F312 ●1'25.895 ●1'25.895 1'26.921
5 8   S.Kiyohara/清原 章太 HFDP RACING F312 Dallara F312 ●1'26.183 1'26.192 ●1'26.183
6 2   T.Nojiri/野尻 智紀 TODA FIGHTEX Dallara F312 ●1'26.285 ●1'26.285 1'26.413
7 23 M.Takaboshi/高星 明誠 S Road NDDP F3 Dallara F306 N ●1'27.583 ●1'27.583 1'27.746
8 38 Nanin Indra-Payoong PTT SPIRIT F307 Dallara F306 N ●1'27.928 1'28.491 ●1'27.928
9 62 R.Ogawa/小河 諒 Le Beausset F308 Dallara F308 N ●1'28.265 ●1'28.265 1'28.269
10 6 H.Koizumi/小泉 洋史 Net Move Hanashima Racing Dallara F306 N ●1'28.700 1'28.966 ●1'28.700
11 11 S.Yuzawa/湯澤 翔平 Nova with IMM F306 Dallara F306 N ●1'28.882 1'29.562 ●1'28.882
12 13   M.Yoshida/吉田 基良 B-MAX・F312 Dallara F312 ●1'29.107 ●1'29.107 1'29.313
13 30 DRAGON B-MAX・F306 Dallara F306 N ●1'29.211 1'29.368 ●1'29.211

リザルト・エントリーリストPDFはこちらからもダウンロード出来ます

2013年 全日本F3選手権シリーズ第6戦/第7戦/占有走行AM結果
2013年 全日本フォーミュラ3選手権 第6戦/第7戦専有走行午前中結果
Pos. No. F3N Driver Team/Car Type Best Time Delay Gap Laps
1 37   T.Katsuta/勝田 貴元 PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 1'25.408 156.084   31/37
2 7   N.Matsushita/松下 信治 HFDP RACING F312 Dallara F312 1'25.590 155.752 0.182 30/35
3 50   K.Chiyo/千代 勝正 B-MAX・F312 Dallara F312 1'25.895 155.199 0.487 33/40
4 8   S.Kiyohara/清原 章太 HFDP RACING F312 Dallara F312 1'26.192 154.664 0.784 34/39
5 2   T.Nojiri/野尻 智紀 TODA FIGHTEX Dallara F312 1'26.285 154.497 0.877 38/40
6 36   Y.Nakayama/中山 雄一 PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 1'26.414 154.267 1.006 29/29
7 23 M.Takaboshi/高星 明誠 S Road NDDP F3 Dallara F306 N 1'27.583 152.208 2.175 22/22
8 62 R.Ogawa/小河 諒 Le Beausset F308 Dallara F308 N 1'28.265 151.032 2.857 23/38
9 38 Nanin Indra-Payoong PTT SPIRIT F307 Dallara F306 N 1'28.491 150.646 3.083 35/41
10 6 H.Koizumi/小泉 洋史 Net Move Hanashima Racing Dallara F306 N 1'28.966 149.842 3.558 41/42
11 13   M.Yoshida/吉田 基良 B-MAX・F312 Dallara F312 1'29.107 149.604 3.699 21/25
12 30 DRAGON B-MAX・F306 Dallara F306 N 1'29.368 149.167 3.960 24/26
13 11 S.Yuzawa/湯澤 翔平 Nova with IMM F306 Dallara F306 N 1'29.562 148.844 4.154 23/46
リザルト・エントリーリストPDFはこちらからもダウンロード出来ます

2013年 全日本F3選手権シリーズ第6戦/第7戦/占有走行PM結果
2013年 全日本フォーミュラ3選手権 第6戦/第7戦専有走行午後結果
Pos. No. F3N Driver Team/Car Type Best Time Delay Gap Laps
1 36   Y.Nakayama/中山 雄一 PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 1'25.129 156.595 11/48
2 37   T.Katsuta/勝田 貴元 PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 1'25.390 156.117 0.261 4/54
3 7   N.Matsushita/松下 信治 HFDP RACING F312 Dallara F312 1'25.843 155.293 0.714 49/50
4 8   S.Kiyohara/清原 章太 HFDP RACING F312 Dallara F312 1'26.183 154.680 1.054 57/57
5 2   T.Nojiri/野尻 智紀 TODA FIGHTEX Dallara F312 1'26.413 154.268 1.284 43/43
6 50   K.Chiyo/千代 勝正 B-MAX・F312 Dallara F312 1'26.921 153.367 1.792 20/49
7 23 M.Takaboshi/高星 明誠 S Road NDDP F3 Dallara F306 N 1'27.746 151.925 2.617 38/40
8 38 Nanin Indra-Payoong PTT SPIRIT F307 Dallara F306 N 1'27.928 151.610 2.799 50/53
9 62 R.Ogawa/小河 諒 Le Beausset F308 Dallara F308 N 1'28.269 151.025 3.140 46/51
10 6 H.Koizumi/小泉 洋史 Net Move Hanashima Racing Dallara F306 N 1'28.700 150.291 3.571 40/43
11 11 S.Yuzawa/湯澤 翔平 Nova with IMM F306 Dallara F306 N 1'28.882 149.983 3.753 14/48
12 30 DRAGON B-MAX・F306 Dallara F306 N 1'29.211 149.430 4.082 19/30
13 13   M.Yoshida/吉田 基良 B-MAX・F312 Dallara F312 1'29.313 149.259 4.184 33/34
リザルト・エントリーリストPDFはこちらからもダウンロード出来ます

news

li




gotoback
li