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2014年 全日本F3選手権シリーズ 第3戦/第4戦/第5戦
● 金曜専有走行レポート ● 第3/4戦
 予選上位コメント
● 第3戦決勝上位コメント ● 第3戦決勝レポート
● 第4戦決勝上位コメント ● 第4戦決勝レポート ● 第5戦決勝上位コメント ● 第5戦決勝レポート
● 第3/4/5戦
 決勝インタビュー
     
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松下 信治/HFDP RACING F312

2014 第2大会 金曜専有走行

●総合トップタイムは松下信治がゲット!
 F3-Nでは久保凛太郎がクラス首位の好発進

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久保 凛太郎/TOCHIGI Le Beausset Motorsports

 薄曇りながら、まずまずの好天となった金曜専有走行。午前9時40分に午前のセッションがスタートすることとなった。今大会は木曜にも走行が行われていたため、各車両とも肩ならしは済んでいることもあり、セッション開始からいっせいに連続周回を始めることとなったが、各マシンが2〜3周を消化した午前9時45分、3コーナーでB-MAX Racing TeamのDRAGONがスピンアウト。このため早々に赤旗中断となってしまう。

 この段階でトップタイプはHFDP RACINGの松下信治が刻んだ1分48秒638、F3-NではDRAGONの1分52秒813がクラス首位という状況。だが、セッションが9時51分に再開されると、早々にB-MAX Racing Team with NDDPの高星明誠が1分47秒702でトップに。さらに高星は1分47秒144にタイムアップ、前日の走行でトップタイムをマークしたTODA RACINGの清原章太も1分47秒602で2番手に浮上、F3-NではTAIROKU EXCEEDの山口大陸とHANASHIMA RACINGの小泉洋史が1分50秒台前半でクラス首位を争う展開となった。
 約30分が経過した段階では、高星に続いてチームメイトの佐々木大樹が1分47秒331で2番手、3番手には清原というオーダー。F3-Nではトップに山口、2番手に小泉が続き、EXEDY RACING TEAMの三浦愛が3番手につけるも、午前10時12分にはTOCHIGI Le Beausset Motorsportsの久保凛太郎が1分50秒411で三浦を上回る。さらに、その直後に小泉が1分49秒571をたたき出し、F3-Nのトップに立つなど、目まぐるしく順位が変動。この流れは続き、午前10時26分にはF3-Nで山口が1分49秒564でクラス首位を奪還したのに続き、午前10時27分にはHFDP RACINGの高橋翼が1分47秒028で総合トップに躍り出る。
 しかし、高星が1分46秒967をマークし再びトップに立った直後の午前10時35分に三浦がS字コーナー出口でスピン、クラッシュ。このため、このセッション2度目の赤旗中断に。
 再開後、ラスト15分を切ったあたりでニュータイヤを投入するマシンも増える中、午前11時ちょうどに高星が1分46秒677へタイプアップ。F3-Nでは小泉が山口を逆転し、1分49秒464で再びクラス首位に立つ。
 さらに残り5分となって佐々木が1分46秒883で2番手に浮上、加えてPETRONAS TEAM TOM'Sの山下健太が1分46秒411へタイムを上げてトップに出るが、残り3分となって松下が1分46秒108で上回るなど、激しい首位争いに。
 この結果、午前は松下がトップタイムを獲得し、山下、高星、佐々木、高橋、勝田貴元がトップ6。F3-Nでは小泉、山口、三浦がクラストップ3となった。
 やや雲が多くなった午後1時25分、2回目のセッションがスタート。このセッションでも、午前のトップ松下が早々に1分46秒830で首位に立つと、佐々木も1分46秒858でこれに追従し、開始10分でトップ2台は早くも46秒台へ。F3-Nでは小泉が1分49秒702と、こちらも序盤で50秒を切る。
 午後1時40分、山下が1分46秒753でトップタイムを塗り替えるが、山下はさらに1分46秒361にタイムアップ。2番手には1分46秒741をマークした勝田が浮上、PETRONAS TEAM TOM'Sの1−2に。また、F3-Nでは小泉が1分49秒438へとタイムを上げ、2番手の山口とのギャップを拡大するが、山口も1分49秒934とタイムアップ。しかし、久保も1分49秒590を刻んで山口を上回り、クラス2番手に浮上する。
 午後2時ちょうど、3番手まで浮上してきていた佐々木が1分46秒473にタイムを上げ、2番手に浮上。この頃には風も強まり、どんよりとした雲が上空を覆うなどコンディションが変化して行く。
 この直後、高星が1分46秒464でこれを僅かに上回って2番手とするが、続いて1分46秒219を刻んでトップに立つと、さらに翌周1分45秒965をたたき出す。これを追ってトムス勢もタイムを上げ、山下1分45秒984、勝田1分46秒114とするが、2〜3番手は変わらず。同じくこの頃小泉も1分48秒990と、F3-Nのトップタイムもレベルアップすることに。
 残り40分を切った午後2時17分、山下が1分45秒852をマークし、再度首位の座を高星から奪い返すが、このあたりでついにコースの一部で大粒の雨が降り始めたため、いったん全車がピットへ帰還。雷鳴が聞こえるなどしたものの雨はすぐに止み、大きなコンディションの悪化には至らなかったことから、ほどなくして徐々に各車ピットアウト。残り30分を切り、コース上は再び賑わいを見せ始める。
 ラスト15分となると、ニュータイヤを履くマシンが出てくるが、まずはF3-NでKCMGの湯澤翔平が1分49秒593でクラス2番手に浮上。しかしトップの小泉も1分48秒774とタイムを伸ばすなど、首位固めの姿勢を見せる。さらに、ラスト5分を切ると上位陣もタイムアップが相次ぐ。
 まずは残り3分で高星が1分45秒795で首位に立つも、その直後に1分45秒446で松下が逆転。佐々木が1分45秒716で2番手に続く。松下は残り1分となったところで、さらに1分45秒372へとタイムアップ。そのまま午前に続いて総合でのトップタイムを奪って見せた。2〜3番手は佐々木、高星のB-MAX Racing Team with NDDPコンビで、山下、高橋、勝田と続いた。
 F3-Nでは久保が1分48秒744で残り2分で小泉を上回りクラス首位に。そのままF3-Nの総合トップタイムを獲得し、小泉、湯澤が2〜3番手につけることとなった。

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山下 健太/PETRONAS TEAM TOM'S 佐々木大樹/B-MAX Racing Team with NDDP 小泉 洋史/Net Move Hanashima Racing
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三浦 愛/EXEDY RACING TEAM 高星明誠/B-MAX Racing Team with NDDP 湯澤 翔平/KCMG
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松下 信治/HFDP RACING 高星明誠・佐々木大樹/B-MAX Racing Team with NDDP 久保 凛太郎/TOCHIGI Le Beausset Motorsports





2014年全日本フォーミュラ3選手権 5/9金曜日専有走行総合結果
  No.   Driver Team/Car Type Total Time Delay 1st 2nd
1 7 N.Matsushita
松下 信治
HFDP RACING F312 Dallara F312 1'45.372 164.04km/h 1'46.108 ● 1'45.372
2 23 D.Sasaki
佐々木大樹
B-MAX NDDP F312 Dallara F312 1'45.716 0.344 1'46.883 ● 1'45.716
3 22 M.Takaboshi
高星 明誠
B-MAX NDDP F312 Dallara F312 1'45.795 0.423 1'46.677 ● 1'45.795
4 36 K.Yamashita
山下 健太
PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 1'45.852 0.48 1'46.411 ● 1'45.852
5 8 T.Takahashi
高橋 翼
HFDP RACING F312 Dallara F312 1'46.099 0.727 1'46.888 ● 1'46.099
6 1 T. Katsuta
勝田 貴元
PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 1'46.114 0.742 1'46.924 ● 1'46.114
7 2   S.Kiyohara
清原 章太
TODA FIGHTEX Dallara F312 1'46.889 1.517 1'46.931 ● 1'46.889
8 38 Nanin Indra-Payoong CERUMO・INGING Jr.F312 Dallara F312 1'47.036 1.664 1'47.462 ● 1'47.036
9 13   M. Yoshida
吉田 基良
B-MAX RACING F312 Dallara F312 1'48.148 2.776 1'48.360 ● 1'48.148
10 62 N R. Kubo
久保凛太郎
CG ROBOTル・ボーセF308 Dallara F308 N 1'48.744 3.372 1'50.118 ● 1'48.744
11 6 N H.Koizumi
小泉 洋史
Net Move Hanashima Racing Dallara F306 N 1'48.774 3.402 1'49.464 ● 1'48.774
12 19 N S.Yuzawa
湯澤 翔平
KCMG F308 Dallara F308 N 1'49.224 3.852 1'50.086 ● 1'49.224
13 28 N T. Yamaguchi
山口 大陸
TAIROKU EXCEED Dallara F306 N 1'49.305 3.933 1'49.564 ● 1'49.305
14 3 N A.Miura
三浦 愛
EXEDY RACING F307 Dallara F307 N 1'49.796 4.424 ● 1'49.796 1'50.137
15 30 N DRAGON B-MAX with RSS306 Dallara F306 N 1'49.943 4.571 1'50.806 ● 1'49.943
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2014年全日本フォーミュラ3選手権 5/9金曜日専有走行PM結果
  No.   Driver Team/Car Type Total Time Delay Gap Lap
1 7 N.Matsushita
松下 信治
HFDP RACING F312 Dallara F312 1'45.372 164.04km/h 30/30
2 23 D.Sasaki
佐々木大樹
B-MAX NDDP F312 Dallara F312 1'45.716 0.344 0.344 27/28
3 22 M.Takaboshi
高星 明誠
B-MAX NDDP F312 Dallara F312 1'45.795 0.423 0.079 24/26
4 36 K.Yamashita
山下 健太
PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 1'45.852 0.48 0.057 20/29
5 8 T.Takahashi
高橋 翼
HFDP RACING F312 Dallara F312 1'46.099 0.727 0.247 29/29
6 1 T. Katsuta
勝田 貴元
PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 1'46.114 0.742 0.015 16/28
7 2   S.Kiyohara
清原 章太
TODA FIGHTEX Dallara F312 1'46.889 1.517 0.775 17/32
8 38 Nanin Indra-Payoong CERUMO・INGING Jr.F312 Dallara F312 1'47.036 1.664 0.147 35/38
9 13   M. Yoshida
吉田 基良
B-MAX RACING F312 Dallara F312 1'48.148 2.776 1.112 20/21
10 62 N R. Kubo
久保凛太郎
CG ROBOTル・ボーセF308 Dallara F308 N 1'48.744 3.372 0.596 27/28
11 6 N H.Koizumi
小泉 洋史
Net Move Hanashima Racing Dallara F306 N 1'48.774 3.402 0.03 25/26
12 19 N S.Yuzawa
湯澤 翔平
KCMG F308 Dallara F308 N 1'49.224 3.852 0.45 26/28
13 28 N T. Yamaguchi
山口 大陸
TAIROKU EXCEED Dallara F306 N 1'49.305 3.933 0.081 19/31
14 30 N DRAGON B-MAX with RSS306 Dallara F306 N 1'49.943 4.571 0.638 20/30
15 3 N A.Miura
三浦 愛
EXEDY RACING F307 Dallara F307 N 1'50.137 4.765 0.194 18/30
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2014年全日本フォーミュラ3選手権 5/9金曜日専有走行AM結果
  No.   Driver Team/Car Type Total Time Delay Gap Lap
1 7 N.Matsushita
松下 信治
HFDP RACING F312 Dallara F312 1'46.108 162.90km/h 29/29
2 36 K.Yamashita
山下 健太
PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 1'46.411 0.303 0.303 25/26
3 22 M.Takaboshi
高星 明誠
B-MAX NDDP F312 Dallara F312 1'46.677 0.569 0.266 22/25
4 23 D.Sasaki
佐々木大樹
B-MAX NDDP F312 Dallara F312 1'46.883 0.775 0.206 26/28
5 8 T.Takahashi
高橋 翼
HFDP RACING F312 Dallara F312 1'46.888 0.78 0.005 25/26
6 1 T. Katsuta
勝田 貴元
PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 1'46.924 0.816 0.036 31/31
7 2   S.Kiyohara
清原 章太
TODA FIGHTEX Dallara F312 1'46.931 0.823 0.007 30/31
8 38 Nanin Indra-Payoong CERUMO・INGING Jr.F312 Dallara F312 1'47.462 1.354 0.531 28/35
9 13   M. Yoshida
吉田 基良
B-MAX RACING F312 Dallara F312 1'48.360 2.252 0.898 24/25
10 6 N H.Koizumi
小泉 洋史
Net Move Hanashima Racing Dallara F306 N 1'49.464 3.356 1.104 27/29
11 28 N T. Yamaguchi
山口 大陸
TAIROKU EXCEED Dallara F306 N 1'49.564 3.456 0.1 18/32
12 3 N A.Miura
三浦 愛
EXEDY RACING F307 Dallara F307 N 1'49.796 3.688 0.232 16/21
13 19 N S.Yuzawa
湯澤 翔平
KCMG F308 Dallara F308 N 1'50.086 3.978 0.29 24/29
14 62 N R. Kubo
久保凛太郎
CG ROBOTル・ボーセF308 Dallara F308 N 1'50.118 4.01 0.032 13/26
15 30 N DRAGON B-MAX with RSS306 Dallara F306 N 1'50.806 4.698 0.688 22/29
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