計測3周目には早くも上位陣が前日のトップタイムに比肩するラップを刻み始める中、まずは午前9時47分、B-MAX Racing Team with NDDPの佐々木大樹が1分27秒480でトップに立つが、すぐさまPETRONAS TEAM TOM'Sの勝田貴元が1分27秒140で逆転。TODA RACINGの清原章太、HFDP RACINGの高橋翼が2〜3番手につける。
F3-NではHANASHIMA RACINGの小泉洋史が1分28秒919でクラス首位につけ、EXEDY RACING TEAMの三浦愛、TOCHIGI Le Beausset Motorsportsの久保凛太郎が続く。
午前10時頃には1コーナー付近で雨がパラつくが、大きな天候の崩れは無くセッションは続行。その頃にはB-MAX Racing Team with NDDPの高星明誠が1分27秒279で2番手に浮上、PETRONAS TEAM TOM'Sの山下健太も清原に次ぐ4番手に。F3-Nでは久保が1分29秒048でクラス2番手に浮上する。
こうした動きはさらに続き、午前10時45分には佐々木が1分26秒585をマークし2番手につけ、B-MAX Racing Team with NDDPが1−2体勢に。3番手には1分26秒649で山下が続くが、コースイン直後にトラブルに見舞われていた松下信治も、この頃ようやくピットアウト。計測3周目には早くも1分26秒355をマークし3番手につけると、松下はさらに1分26秒350をマーク。しかし佐々木も1分26秒270へとタイムアップしており、松下のポジションは3番手のまま。午前10時52分には勝田が1分26秒182でトップタイムを更新も、松下が1分26秒173でこれを塗り替えるなど、激しい上位争いが続く。