日差しが強まった午後1時20分、再び午後のセッションが始まった。
セッション開始早々、まだ全車がコースインする前に1コーナーでクニントンがコースオフ、グラベルにスタックしたためいきなりセッションは赤旗中断。再開は午後1時29分となるが、トップが1分25秒台に突入したのは午後1時39分。高星が1分25秒451をマークし、さらに1分25秒181にタイムを上げトップに立つが、その後福住が1分25秒556で2番手に。その後石川も1分25秒514、さらに1分25秒329で2番手に浮上、F3-Nでは小河が1分27秒330でクラストップにつける。
午後1時57分、高星が1分25秒066をマークしトップタイムを更新すると、さらに翌周1分24秒834にタイムアップ。午後2時05分には、福住が1分25秒076で2番手につけたが、しばらく24秒台は高星ひとりという状況。しかし、午後2時13分に1分25秒062で2番手に浮上したオルドネスが、翌周1分24秒854を刻んでB-Max Racing team with NDDPの2台が24秒台に揃うことに。直後には山下も1分24秒973で3番手に浮上する。一方、F3-Nでは小河が午前のタイムを上回る1分26秒928でクラス首位を守り、DRAGON、三浦愛が続く。
●最後の最後に福住仁嶺がトップに浮上
高星明誠/B-Max Racing team with NDDP
高星、オルドネスの1−2体勢が崩れたのは、午後2時22分。キャシディが1分24秒330で一躍トップに立つが、その5分後に高星も1分24秒349にタイムアップ、さらに1分24秒287をたたき出して首位を奪い返すと、福住も1分24秒530、1分24秒353で3番手に、ストゥルアン・ムーアも1分24秒809で4番手にそれぞれ浮上するなど、残り20分のあたりで各車ニュータイヤを履き始める。
F3-Nでは午後2時39分、DRAGONが1分26秒869でクラストップに浮上するが、その直後に小河も1分26秒589で再び首位を奪還。同じタイミングで、総合では1分24秒127でキャシディが首位に躍り出ると、続いて山下も1分24秒286で2番手につけ、今度はPETRONAS TEAM TOM'Sの1−2に。
しかし、セッションは残り2分のところで最終コーナーでアレックス・ヤンがスピンしてしまい、このままセッションは赤旗終了に。
この赤旗提示直前に福住が1分24秒044をマークしており、結局午前、午後ともにトップタイムを獲得。キャシディ、山下がこれに続く結果となり、F3-Nでは午前同様、小河、DRAGON、三浦愛がトップ3となった。
福住仁嶺/HFDP RACING ニック・キャシディ/PETRONAS TEAM TOM'S
ルーカス・オルドネス/B-Max Racing team with NDDP
高星明誠/B-Max Racing team with NDDP