全日本F3選手権 第1戦／第2戦予選上位ドライバーコメント
■第1戦 予選1位 第2戦 予選1位
山下健太
（ZENT TOM'S F312／Car No.36／TEAM TOM'S／TOYOTA TOM'S TAZ31）
「いまのところフィーリングは悪くないです。昨日の専有走行以降、スーパーフォーミュラが走ったので、コンディションがかなり変化してグリップが上がっていたので、その状況のなかではうまく合わせられたと思いますが、自分のなかで少し行ききれなかった印象もあります。ただ、決勝2戦では、フォルクスワーゲン勢がセクター3では速いので、スタートでしっかり前に出て、開幕2連勝したいと思っています」
■第1戦 予選2番手 第2戦 予選2番手
坪井 翔
（ZENT TOM'S F314／Car No.37／TEAM TOM'S／TOYOTA TOM'S TAZ31）
「F3では初めての予選でしたが、昨年参戦していたFIA-F4では予選が30分あったので、10分しかないF3の予選で難しい部分もありました。計測も少ない周回で決めないといけないので、走りはじめる前は少し緊張していましたね。スーパーフォーミュラのあとは路面がすごくグリップが上がっていて、昨日以上にスピードを上げなければならず戸惑ったところもありましたが、そのなかできちんと対応できたと思います。昨日5番手だった状況で、今回2番手を獲ることができたので、ようやく戦える手応えを感じてきました」
■第1戦 予選3番手 第2戦 予選4番手
ヤン・マーデンボロー
（B-MAX NDDP F3／Car No.22／B-MAX Racing Team with NDDP／VOLKS WAGEN A41）
「予選はいいセッションになったよ。前回の合同テストからセッションを重ねるごとに鈴鹿を学ぶことができたし、この週末になっても、チームもクルマも進歩することができた。第1戦の予選では3番手だったけど、ハッピーな結果だよ。第2戦の予選に向けて空力を改良して、すごく速いTEAM TOM'Sの2台をキャッチできるように努力した。全体的には接戦のなかでチームメイトより前に出られたし、いい予選だったと思う。決勝に向けてはまたさらに多くのことを学ばなければならないけど、鈴鹿はストレートが下り坂になっている特殊なサーキットだからね。ハンドブレーキなしでどうスタートしていくか楽しみだよ。初めての全日本F3を楽しむつもりだ」
■第1戦 予選7番手 第2戦 予選3番手
佐々木大樹
（B-MAX NDDP F3／Car No.21／B-MAX Racing Team with NDDP／VOLKS WAGEN A41）
「TEAM TOM'Sの2台がずっとテストから速かったので、その差をなんとか詰めようと頑張りましたが、順当な結果になってしまったのではないかと思います。ただ、決勝ではこちらにも分があるのではないかと思っています。TEAM TOM'S勢はアタックしたあと落ち幅があるのではないかというイメージがあるので、こちらがタイヤをしっかり使うことができれば、勝負できるのではないかと思います。予選では負けてしまいましたが、第2戦は3番手からスタートできるので、後半チャンスがくればと思っています」
■第1戦 予選11番手（N-1位） 第2戦 予選11番手（N-1位）
片山義章
（Petit LM Racing／Car No.78／Petit Lemans Racing／TOYOTA TOM'S 3S-GE）
「初めてのF3参戦でいろいろ学ぶことができた予選だったと思います。これまでFIA-F4やJAF-F4しか出場したことがなかったのですが、F3は雰囲気も違いますし、勉強になりました。コースイン直後、チームの作戦で、F3-N車両のいちばん前に出てアタックをしたいと思っていたのですが、避けてくれたと思っていたところで接触してしまい、ウイングを壊してしまいました。ただどちらの予選ともトップタイムを出せたので良かったです。決勝レースではいろいろなことがあると思いますが、安全第一で優勝したいと思っています」
■第1戦 予選12番手（N-2位） 第2戦 予選13番手（N-3位）
廣田 築
（アルビレックスF306TLM／Car No.9／ALBIREX RACING TEAM／TOYOTA TOM'S 3S-GE）
「クルマができあがって、シェイクダウンしてからの期間がすごく短くて、データ取りやアジャストもまだまだのところが多かったのですが、今日の朝、ドライのセッティングがあまりできていない状況ながら、ぶっつけ本番でセッティングを変えてみて、それが良い方向にいったと思います。いまのセットを詰めていければまだ伸びしろはあると思いますし、レース後半や、次のレースでもまだまだたくさん楽しみなところはあると思っています」
■第1戦 予選14番手（N-4位） 第2戦 予選12番手（N-2位）
DRAGON
（B-Max Racing F308／Car No.30／B-MAX RACING TEAM／TOYOTA TOM'S 3S-GE）
「第1戦の予選は予想だにしなかったアクシデントでアタックすることができませんでした。不運だったとしか言いようがないです。残念でした。第2戦の予選ではタイヤもそのままキープで、ニュータイヤを使わずにいったのですが、今回は第1戦の予選で壊してしまったところで流れがきていないというか、自分の走りをできなかったのが正直なところですね。第1戦はチャンスを見つけながら、落ち着いて順位を上げていきたいと思います。第2戦ではグリッドが前ですから、良いレースにしたいと思います」
