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専有走行レポート 第1/2戦 予選上位コメント 第1戦決勝上位コメント 第1戦決勝レポート
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山下がスタート決め開幕2連勝。坪井が2位で
TEAM TOM'Sワン・ツー
F3-Nはスタートの遅れを取り戻し片山が連勝飾る

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第2戦を制した山下健太と2位となった坪井翔

 4月23日(土)に行われた第2戦の公式予選では、第1戦に続き山下健太(ZENT TOM'S F312)が周回3周目の一度のアタックで1分51秒575というタイムをマークし、ポールポジションを獲得。同じく一度のアタックで2番手につけたのは、チームメイトの坪井翔(ZENT TOM'S F314)。第1戦同様、TEAM TOM'S勢がフロントロウを獲得。ただ2列目は第1戦とは顔ぶれが異なり、佐々木大樹(B-MAX NDDP F3)が3番手に。ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)が4番手につけていた。

 ハイレベルな戦いが各所で展開された23日の開幕戦から一夜明け、晴天の下第2戦の決勝レースのときを迎えた。前日の第1戦の後、舞台となる鈴鹿サーキットには雨が降ったが、風が強いこともあってかコースはすっかり乾きドライコンディションに。第1戦でクラッシュがあった2台もマシンの修復成って、15台が午前10時05分にポールポジションの山下を先頭にフォーメーションラップに向かっていった。

第2戦スタートシーン

●スタートを決めたTEAM TOM'S勢
中団は僅差の争いに

 前日の第1戦から、セクター3が速いB-MAX Racing Team with NDDP勢を警戒していたフロントロウのTEAM TOM'Sの2台。スタートがレース展開の重要なカギを握っていたが、狙いどおり山下、そして2番手の坪井がスタートを決め1コーナーへ。オープニングラップはTEAM TOM'Sの2台に佐々木大樹(B-MAX NDDP F3)、千代勝正(B-MAX NDDP F3)、ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)が続いていく展開となった。

 第1戦と同様、山下は1周目から後続を近づかせまいとマージンを築いていき、坪井の後方ではB-MAX Racing Team with NDDP勢によるバトルが展開される。2周目の1コーナーでは千代が佐々木をオーバーテイクしにかかるが、千代は1〜2コーナーでオーバーラン。6番手に後退してしまう。一方の佐々木は序盤トップ2台に比べるとややラップタイムが上がらず、4番手となったマーデンボローが接近。4周目のスプーンカーブ進入で、マーデンボローが佐々木をパス。マーデンボローが第1戦の再現のような、アグレッシブなオーバーテイクを披露していった。

山下健太に迫る坪井翔。一時その差は0.7秒に

 これで上位陣はリードを築く山下、坪井、5秒ほどの間隔でマーデンボロー、そして佐々木、石川京侍(TODA FIGHTEX)、千代、牧野任祐(TODA FIGHTEX)というオーダーとなっていく。佐々木を先頭とした4番手集団は、1秒満たない間隔で周回を重ねていった。

 そんななか、6周を過ぎるころになると2番手の坪井が少しずつ山下とのタイム差を縮めていく。5周目には1秒以上の差があったのが、6周目には0.8秒差に、さらに7周目には0.7秒差と、少しずつ山下に近づいていった。

ヤン・マーデンボロー/B-MAX NDDP F3

 しかし「タイヤを労りながら、最後の1周だけがんばろうと思っていました」という山下は、坪井との差を1秒ほどにコントロール。「17周のレースは初めてで、最後タイヤに厳しくなるのを痛感しました」という2位の坪井に最後は1.184秒差をつけトップでチェッカー。第1戦に続き2連勝を飾った。3位は「ダイキ(佐々木)や千代との戦いのあと、前を追ったけどギャップは縮められなかった。でも初めての日本でのF3で、2戦とも表彰台はいい結果」というマーデンボローとなった。

 6台での僅差の争いが展開されていた4番手争いは、12周目に6番手を走っていた千代がデグナーでコースアウトしポジションを落としてしまう。これで4番手以下は佐々木、石川、牧野という順位でレースを終えた。7位は阪口晴南(HFDP RACING F312)、千代は最終的にひとつポジションを戻し、8位でチェッカーを受けている。

●F3-Nはスタートで遅れた片山が怒涛の追い上げ

片山義章とDRAGONによるF3-N首位争い

 F3-Nは、第1戦ウイナーで、予選最上位を獲得していた片山義章(Petit LM Racing)がスタートでストール。第1戦でのペナルティで最後尾スタートだったDRAGON(B-Max Racing F308)がポジションを上げF3-N首位に立ち、廣田築(アルビレックスF306TLM)、岡崎善衛(Glocal アルビTLM)というトップ3でオープニングラップを終える。

 しかし専有走行から好調なタイムをマークしていた片山は、「冷静になって追い上げました。昨日よりバトルがあって楽しかった」と2周目にはふたつポジションを上げると、6周目には廣田をパス。さらに「昨日クラッシュもあったので、自分を抑えてしまったところもあった」というDRAGONに接近すると、10周目の1コーナーでアウトからオーバーテイク。ふたたび首位に浮上した。

 F3-Nのトップに立った片山は、レース終盤に一時DRAGONに再接近を許すも、最後は1.642秒の差をつけ開幕2連勝。2位はDRAGON、3位は廣田という結果に。第2戦は出走した15台全車が完走を果たした。

リザルト・エントリーリストのPDFはこちらへ

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表彰台での坪井翔/山下健太/ヤン・マーデンボロー F3-N表彰台でのDRAGON/片山義章/廣田築
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坪井翔/ZENT TOM'S F314 佐々木大樹とヤン・マーデンボロー 牧野任祐と阪口晴南、大津弘樹
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石川京侍/TODA FIGHTEX 阪口晴南/HFDP RACING F312 廣田築/アルビレックスF306TLM
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大津弘樹/HFDP RACING F312 千代勝正/B-MAX NDDP F3 アレックス・ヤンと岡崎善衛


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