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専有走行レポート 第9/10戦
予選上位コメント
第9戦決勝上位コメント 第9戦決勝レポート
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全日本F3選手権 第10戦 決勝上位ドライバーコメント

優勝した千代勝正と2位のヤン・マーデンボローが握手を交わした

■第10戦 優勝:千代勝正
(B-MAX NDDP F3/Car No.23/B-MAX Racing Team with NDDP/VOLKSWAGEN A41)
「僕がスタートするイン側のグリッドはまだ濡れていて、それは承知の上でスタートしたのですが、予想どおりホイールスピンしてしまい、ポジションを落とすことになりました。そこからレース前半はペースが少し悪く、早い段階で2番手に戻ることができずにヤン選手との差が開いてしまいました。とはいえ、2番手に上がってからは残り10周あったので、とにかくプッシュしました。最後はセーフティカーに助けられた部分もありますが、リスタートはすごく集中して、抜くことができました。まだ課題の残るレースだったので素直に喜ぶことができませんが、ひさびさに優勝できたので、ここから後半戦を巻き返していきたいです」

■第10戦 2位:ヤン・マーデンボロー
(B-MAX NDDP F3/Car No.22/B-MAX Racing Team with NDDP/VOLKSWAGEN A41)
「スタートはすごく良かったんだけれど、1コーナーに入るときのブレーキングで大津選手にかわされてしまった。ただ、すぐにポジションを取り戻すことができたので良かったと思う。その後はずっとプッシュして差を広げたけれど、リスタートで千代選手に背後につかれてしまった。あれはもう、どうすることもできないよね。結果的に2位に下がってしまったことは残念だけど、チームとしては富士で2連勝できたし、僕自身はチャンピオンシップでトップに立てたので、週末を通しては満足しているよ」

■第10戦 3位:坪井 翔
(ZENT TOM'S F314/Car No.37/TEAM TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「昨日の失敗があったので、1コーナーでの位置取りには気を付けていました。ただ、まわりに隙もなかったのでポジションキープになりました。序盤からペースは悪くなかったので、チャンスがあるうちに仕掛けようと思っていて、プッシュし続けてなんとか3番手まで上がることができましたが、セーフティカー明けのリスタート前に山下選手にかわされてしまって。最終ラップ、4台で団子状態になったところで山下選手を抜いて3位に戻れたのは良かったですが、速さが足りないと感じる、反省点の多いレースになりました。次戦のもてぎはF3で走るのは初めてですが、ここまでで分かった課題の克服に向けてチャレンジしていきたいと思います」

■第10戦 4位:山下健太
(ZENT TOM'S F312/Car No.36/TEAM TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「スタートはうまくいってポジションをひとつ上げることができたのですが、最初濡れている部分があってペースが上げられず、ポジションを下げてしまいました。その後はペースを上げられて3番手に戻すことができたのですが、セーフティカーの後、ファイナルラップで前が詰まったんです。『よしっ! これはいける』と思ったのですが、並ぶ形になって濡れているところを通らざるを得ず、表彰台を逃してしまいました。最近はちょっと運が良くないですね。F3も3年目なので、こういう形になってはいけないと思うんですが、しっかりと勝てるようにしないと。速さはあるのに結果に結びついていないのが悔しいです。流れが本当に良くない。自分の力で跳ね返すしかないと思っているので、もてぎではしっかり勝てるようにしたいですね」

■第10戦 11位(F3-N 1位):松井孝允
(サムライサポーターズF306/Car No.25/TEAM SAMURAI/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「スタートは悪くなかったです。1コーナーを過ぎてからは、とにかく前を追いかけることだけを考えて走りました。そのなかで気づいたことや反省点などありましたが、F3というクルマを走らせて、自分のドライビングやクルマ作りという点でプラスになることが多かったです。こういった機会を無駄にせず、またチャンスがあればチャレンジしたいです。今回のスポット参戦はたくさんの方の支えがあって実現できました。今後も、上を目指してレースを戦っていきたいと思います」

■第10戦 12位(F3-N 2位):DRAGON
(B-Max Racing F306/Car No.30/B-MAX RACING TEAM/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「金曜日からまずまずの調子だったのですが、今年は流れをつかめないなということを痛感しました。予選でも、想定外の出来事が起きたり、自分自身のミスで流れを崩してしまった感じです。今日はドライコンディションでのレースでしたが、松井選手が速いのは分かっていたので、それにどこまでついていけるか、ということを考えていました。序盤に離されてしまったので、あとはミスをしないように『最後までプッシュするんだ』ということが決めて走りました。またいろんな課題も見つかったので、もてぎでもがんばりたいと思います」

■第10戦 13位(F3-N 3位):廣田 築
(アルビレックスF306TLM/Car No.9/ALBIREX RACING TEAM/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「昨日のレース中にクラッシュしてしまい、今日のレースも出られるかどうか……、というところでした。チームの皆さんのおかげでクルマも直って、こうやってレースができて良かったです。金曜日から流れが悪く、自分でもミスが多いなと実感していました。そういう意味ではあまり良くないレースウイークだったので、結果として週末最後のレースで表彰台に上がることができて嬉しいです。チームの皆さんに感謝しています」

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