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F3マカオグランプリが11月17日に開幕
全日本F3勢は6名が参戦

マカオGPに向けFIAのドライバーズトレーニングプログラムを受ける全日本F3ドライバーたち

 世界各国からF3のトップコンテンダーたちが集い世界一を決めるレース『第63回マカオグランプリ』が11月17日から開幕する。今シーズンからはFIA国際自動車連盟によるFIA F3ワールドカップとしても開催されるが、全日本F3選手権からは6名のドライバーが参戦する。

 今年のマカオグランプリには、全日本F3チャンピオンの山下健太がイギリスのThreeBond with T-Sportから参戦。ランキング2位のヤン・マーデンボロー(B-MAX Racing Team)、3位の坪井翔(TEAM TOM'S)、5位の牧野任祐(TODA RACING)などのランキング上位陣、またイェ・ホンリー(B-MAX Racing Team)、今季全日本F3で2勝を挙げた佐々木大樹(B-MAX Racing Team)という6名のドライバーが顔を揃えた。

 各ドライバーは、坪井が真っ先にマカオに入り、マーデンボローや佐々木、牧野らはSUPER GT参戦を終え15日にマカオに到着。11月16日にはサーキットで入念に準備を進めた。今年のマカオグランプリの走行初日となる11月17日は、現地時間午前9時35分からプラクティス1がスタート。午後2時20分から公式予選1回目がスタートする予定だ。走行前日の16日、各ドライバーに意気込みを聞いた。

■ヤン・マーデンボロー
(B-Max Racing Team/Car No.5/VOLKSWAGEN A41)
「今日ここに来て、ますます明日走るのが楽しみになってきたよ。コースも見てきたけど、狭いしブラインドコーナーがたくさんあるし、すごくダスティーだね。自分自身が楽しんで、まずは100%の力を出せるようにしたいね。もちろん目標は表彰台だけど、すべてのセッションでクラッシュしないようにすることが大事だ。最初のセッションはスリッピーだろうし、まずは明日コースとトラック、タイヤにしっかり慣れることが目的だね」

■佐々木大樹
(B-Max Racing Team/Car No.6/VOLKSWAGEN A41)
「マカオも公道レースも初めての参戦です。今までオンボード映像とシミュレーターで勉強してきましたが、実際のコースは狭いというより、ダスティーで普通のコースと違ってデコボコしている印象です。実際に乗ったら怖いかもしれませんが、そこだけに気をつけて自分の走りをすることができれば、速さを発揮できると思っています」

■イェ・ホンリー
(B-Max Racing Team/Car No.7/VOLKSWAGEN A41)
「初めてF3でマカオを走ることができるので、すごく楽しみにしているんだ。でも、初めてだけにまずはしっかりと完走することを目指したいね」

■山下健太
(ThreeBond with T-Sport/Car No.11/TOMEI ENGINE)
「イギリスのシルバーストンでThreeBond with T-Sportとテストをしています。その時はカーリンのマシンも走っていたのですが、遜色ない走りができているので、自信はあります。マカオも3回目ですからね。目標は優勝です。最低限でも表彰台はいきたいですね」

■坪井翔
(TEAM TOM'S/Car No.15/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「マカオは初めてです。コースも見てきましたが、予想以上にアップダウンがすごくて、メルコヘアピンも曲がれるのかな? という雰囲気でしたね。今回はひとつの目標としてはクラッシュしないということもありますが、初めてなので守っても仕方ないと思っています。初めての世界戦ということもありますし、小さくまとまらず、やり切りたいですね」

■牧野任祐
(TODA RACING/Car No.19/TODA TR-F301)
「一昨年スーパーFJのスカラシップで観戦には来ていますが、走るのは今年が初めてです。シミュレーターもやりましたが、思ったよりも狭いですし、アップダウンも強いので、シミュレーターとはやはり違いますね。正直厳しいレースにはなるかもしれませんが、自分の経験として良い経験を積みたいと思っていますし、チャンスを見て前にいきたいです」


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