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全日本F3選手権 第13戦/第14戦予選上位ドライバーコメント

■第13戦/第14戦 予選ポールポジション
坪井翔
(カローラ中京 Kuo TOM'S F317/Car No.36/カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「岡山での雨の予選なので、黄旗や赤旗は出るだろうと考えて、いかにクリアラップをとるか、赤旗が出ないうちにタイムを出せるかが勝負だと思っていました。最初からペースを上げていきましたが、笹原選手も速かったですね。2セット目に替えようと考えたタイミングで赤旗が出たので、あまり長い時間迷わずに済みました。タイヤのウォームアップも早く、セッション再開後の8分で2回タイムを出せて良かったです。ドライで走った昨日は接戦でしたが、ドライよりもウエットのほうが余力があったので、予選は落ち着いて走れました。2番手がチームメイトではないので、いつもとは違う戦い方になるかもしれませんが、きっちりトップを守り切りたいと思います」

■第13戦/第14戦 予選2番手
笹原右京

(THREEBOND/Car No.12/ThreeBond Racing/ThreeBond TOMEI TB14F3)
「昨年、ウエットでのFIA-F4の予選でも悪くなかったので、あまり雨に関しては心配もなく、普通に走れればいいところにいけるのではと思っていましたが、思っていた以上に1セット目のニュータイヤで速さを実感しました。コースインする順番がどうしてもうしろの方になってしまうのでトラフィックに引っかかりやすく、また2セット目のタイヤでのアタックも、決してクリアな状況ではありませんでした。そういう意味ではもう少しタイムは削れたかもしれないですし、ポールポジションを獲れなかった悔しい思いはありますが、これまで僕たちのチームは予選が課題だったので、フロントロウを獲れたことはよかったと思います」

■第13戦 予選3番手/第14戦 予選4番手
阪口晴南
(TODA FIGHTEX/Car No.2/TODA RACING/TODA TR-F301)
「ウエットコンディションのなかで、位置取りがすごく難しかったです。もてぎでも難しかったのですが、それ以上でしたね。1セット目のニュータイヤではうまく間隔をとれませんでしたが、2セット目ではうまくいきました。ミスもありましたが、自分なりのタイムを出せたと思っています。前日までドライで調子が悪かったので、ウエットに助けられたところもありますが、セカンドベストタイムでは坪井選手も宮田選手もうまく2本出していて自分と差がついているので、その点は改善しなければいけませんね。レースは雨量によって自分たちのポジションが変わると思いますが、まず予選のウエットでいいパフォーマンスをみせられたので、しっかり詰めて、初優勝を狙っていきたいです」

■第13戦 予選5番手/第14戦 予選3番手
宮田莉朋
(カローラ中京 Kuo TOM'S F317/Car No.37/カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「タイヤ1セットでセッションすべてを走り切りましたが、結果的には2セット目を入れればもう少しいいタイムを出せたかなと思います。坪井選手と3番手、4番手の選手は新品タイヤを使っていたようなので、タイヤ選択で失敗しました。ただ、赤旗が出てピットに戻ってきたときに、トップに対してどこで遅れているかをしっかり確認できたので、セッション再開後にタイムを削ることができました。富士大会の雨の予選はもうどうしようかと思うぐらいでしたが、それと比べるといい形で走れたと思います。セットアップに関しても、自分とエンジニアで考えてきたことがうまく進むようになってきたので、決勝でもそれがうまくいってほしいですね」

■第13戦 予選4番手/第14戦 予選5番手
大湯都史樹

(TODA FIGHTEX/Car No.93/TODA RACING/TODA TR-F301)
「今シーズン、雨の岡山は誰も走ったことがない中で、ぶっつけ本番の予選でしたが、セッションの序盤にトラブルが出てしまい、感覚をつかむ時間を作れなかったことがタイムに影響したと思っています。2セット目のニュータイヤでのアタックは、ポジション取りが良くなくて、前のマシンに引っかかってしまいました。雨でもライバルは安定しているでしょうから、本当に序盤に抜けないと、展開的には厳しいでしょうね。ただしレース序盤は混戦になると思うので、そう考えると、4番手スタートからでもチャンスはあると考えています」

■第13戦/第14戦 予選6番手
根本悠生

(Albirex-RT/Car No.14/ALBIREX RACING TEAM/Mercedes-Benz 414)
「今回の予選は雨量の変化が難しかったですね。僕たちはその変化に合わせたアタックができなかったので、ちょっともったいなかったです。また、F3では予選の位置取りも難しく、経験不足なところがありました。ただ前回雨だった富士ではラッキーな部分もありましたが、今回は狙ってこの位置に来られたので、良かったと思っています。レースは雨になるかもしれませんが、F3での雨のレースはまだ経験がないので、難しくなるかもしれません。でもクルマには自信がありますし、ポイント圏内からスタートできるので、まずは得点を目指していきたいと思っています。岡山は何かとドラマがあるので、そのときに上にいられるようにしたいですね」


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