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専有走行レポート 予選上位コメント 第18戦決勝上位コメント 第18戦決勝レポート
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全日本F3選手権 第19戦決勝上位ドライバーコメント

全日本F3選手権第19戦レース後の記者会見の様子

■第19戦 優勝
坪井翔
(カローラ中京 Kuo TOM'S F317/Car No.36/カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「雨は得意な方なのであまり心配はしていませんでしたが、WECの併催ということでいつもと違い、グリッドに着くまでの試走でピットロードを通過できなかったので、タイヤを温められるかどうかという懸念はありました。それにしても、スタートが情けなかったですね。宮田選手に抜かれましたが、15周のレースの中でチャンスはあると思っていました。笹原選手の序盤の勢いが良くて抜かれそうなシーンは何度かありましたが、ラインの違いも分かっていて、合わせながら粘っていたらだんだんペースが上がっていって、宮田選手にも追いつきました。ただ、タイヤが消耗するまでに抜かないと厳しいと思って、プッシュし続けていました。トップに立ってからのペースは良かったです。結果として19戦中17勝、連勝も最多勝記録も更新できましたが、その中にはいろんなドラマがあって、決して楽なシーズンではなかったです。でもその分成長もできた1年でした。勝って終われて良かったです」

第19戦 2位
笹原右京
(THREEBOND/Car No.12/ThreeBond Racing/ThreeBond TOMEI TB14F3)
「昨日はスタート直後の混乱に巻き込まれてリタイアしてしまったので、今回は何としてでも、まだ今年達成できていない優勝を目指していました。ウエットコンディションで、さらに大きなチャンスだと思ってレースに臨みました。スタートしてから序盤はペースも良くて坪井選手を抜けそうな場面もありましたが、途中から宮田選手のペースが落ちてきたこともあって、むやみにタイヤを使うよりもしっかりとチャンスのあるところで行こうと切り替えました。宮田選手を抜いた後は坪井選手を必死に追いかけましたが、そのあたりからタイヤのピークを越えたのかトラクションがなくなってしまい、徐々に差をつけられる展開になりました。今シーズンはいろんなレースを経験して、最終戦は純粋に楽しかったといえるレースができました。中身の濃い1年でしたね。最初から今回のようなパフォーマンスを発揮できれば良かったですが、中盤から後半にかけて、自分が信じてやってきたことは正しかったと思えたし、パフォーマンスが向上してきたのは自分の自信になりました」

■第19戦 3位
宮田莉朋

(カローラ中京 Kuo TOM'S F317/Car No.37/カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「今週末はいつもより専有走行の時間が短く、今年デビューのチーム、ドライバーとしてデータ量が少ないなか、1周1周大事にしながら走っていました。僕自身のドライビングもクルマとしても、自分たちの中でベストと言えるところまで予選までに持っていけずに9番手になりましたが、結果的に、そのポジションからスタートしたことでアクシデントを避けられたかなと思います。決勝レースに向けてセッティングも変えていったのですが、その感触が良く、前に追いつくかもしれないと感じました。今まではラップタイムも乱れることが多かったのですが、今日はよく集中できて、落ち着いてオーバーテイクできたのも良かったです。明日も着実に走っていきたいです」

■第19戦 12位(F3-N優勝)
ジェイク・パーソンズ

(NODAレーシング/Car No.10/NODA RACING/VOLKSWAGEN A18)
「ウエットコンディションでのレースになって、いつも以上に気をつけて走っていた。序盤は前のマシンについていくことをテーマに、グリップが上がってくるまでは粘っていたよ。ペースは乱すことなく走れたと思うし、きちんとレースを走り切れて満足している。チームもいい仕事をしてくれた。今シーズンを振り返ると、自分にとっては非常に大切な1年になった。これからレーシングドライバーとしてキャリアを築いていくなかで、今シーズンのような状況で戦ったことには価値があると思うし、自分自身の成長を促してくれた。チームにとってもいい経験になったのではと思う。日本語が少し話せるようになったり、日本での暮らしに慣れてきたり、そういった点でも経験を積めたね。これからどんなカテゴリーで走れるかはわからないが、日本でキャリアを重ねていきたいと思っているので、さまざまなサーキットを走りこめたことも良かった。F3というのは自分にとって大きなチャレンジだったけれど、いい気分でシーズンを締めくくれたよ」


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