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第65回マカオグランプリF3ワールドカップ
予選2回目で佐藤が7番手。日本勢は多くがクラッシュ

佐藤万璃音(Motopark Academy)

 F3世界一決定戦である第65回マカオグランプリの走行2日目が、11月16日(金)に行われた。この日は午前11時30分からフリープラクティス2が、午後3時10分からクオリファイ2が行われ、ポールポジションをダニエル・ティクトゥム(Motopark Academy)が獲得した。

関口雄飛(B-MAX Racing Team)

  走行2日目となるこの日も、マカオ市街地は曇天。前日のクオリファイ1でクラッシュを喫した片山義章(Carlin)、阪口晴南(TODA Racing)のマシンも修復が完了し、この日のフリープラクティス2開始からコースインを果たした。

 序盤から多くのマシンがまとまった周回をこなしながらセッションを進めていくが、ジョエル・エリクソン(Motopark Academy)、カラム・アイロット(Carlin)らが上位を占めていく展開。初日から好調の坪井翔(TOM'S)も上位陣に食らいつく走りをみせたほか、関口雄飛、アレックス・パロウというB-MAX Racing Teamのふたりも、上位に近いタイムをマークしていった。

 終盤、路面コンディションの良化とともに上位陣はさらにタイムが上がっていくが、ここで2分10秒674をマークしたミック・シューマッハー(SJM Theodore Racing by PREMA)がフリープラクティス1に続き首位に。アイロット、ユーリ・ヴィップス(Motopark Academy)が続いた。チェッカー直前には大湯都史樹(TODA Racing)がマタニティ・ベンドでクラッシュ。マシンを止めている。

 日本勢では、パロウが2分11秒143で8番手。関口が2分11秒715で12番手という結果に。坪井が2分11秒765で13番手、佐藤万璃音(Motopark Academy)が2分12秒080で15番手につけた。宮田莉朋(TOM'S)は20番手、笹原右京(ThreeBond Racing)は23番手、大湯は25番手、片山は26番手、阪口は27番手、DRAGON(B-MAX Racing Team)は28番手で走行を終えた。

■午後は赤旗多発。笹原のクラッシュで終了に

アレックス・パロウ(B-MAX Racing Team)

 午後3時10分からスタートした予選2回目は、事前には雨の予報もあったものの、ドライのまま迎えた。序盤、ミック・シューマッハーがオーバーシュートする場面もあったものの、無事にコースに復帰するシーンも。

 そんななか、開始11分に片山を抜こうと飛び込んだキーファン・スーリ・アンドレス(Van Amersfoort Racing)が片山に絡むかたちで、リスボア・ベンドでクラッシュ。ただ、片山のマシンはチームによって早急に修復され、ふたたびコースインを果たしている。

 そしてほぼ同じタイミングで、モニターに坪井がクラッシュしコースを塞いでいるシーンが映り。赤旗中断となった。坪井はパイオールへの登りセクションでコンクリートウォールにヒットし、マシンを壊してしまうことに。これで予選2回目のタイム更新は絶望的となってしまった。

 その後セッションは再開されるが、開始から27分というところで、エリクソンがまずは2分10秒991をマークし、予選1回目のタイムを更新。さらにジェイク・ヒューズ(HitechGP)も2分11秒155をマークしタイムを上げた。

 ただその後、メルコ・ヘアピンでクラッシュがあったりとダブルイエローの区間が多く出たほか、残り10分を切ってエナーム・アーメド(HitechGP)がRベンド立ち上がりでクラッシュを喫し、ストレート上でクラッシュ。フルコースイエロー(FCY)が導入されるなど、多くのドライバーはトラフィックに苦しむことに。日本勢も例外ではなく、関口をはじめ多くのドライバーが予選2回目でタイムを伸ばすことができなかった。

 FCYは残り6分で解除されるが、残り3分を切ったところで、アイロットが2分10秒594までタイムアップ。さらに残り2分でティクトゥムが2分10秒198へタイムアップ。さらに翌周には2分09秒910までタイムを上げ、ポールポジションを確実なものとした。

 そんななか、チェッカーを迎える各車がひとつでもポジションを上げようとアタックを展開するものの、直前に7番手タイムとなる2分11秒262をマークしていた佐藤万璃音がクラッシュ。さらに最終のRベンドで笹原がクラッシュしてしまい、そこにジョエル・エリクソンが突っ込んでしまう。これでまたも赤旗となり、そのままセッション終了となった。

 最終的に予選レースのポールポジションはティクトゥムが獲得し、2番手はアイロットに。3番手にはサッシャ・フェネストラズ(Carlin)がつけた。日本勢最上位は佐藤の7番手。11月17日(土)の予選レースは、関口が11番手、パロウが13番手、坪井が16番手からスタートすることに。予選2回目でラップダウンに悩まされた宮田は21番手、阪口は23番手、笹原は24番手、大湯が25番手、片山が26番手、DRAGONが28番手からスタートする。

坪井翔(TOM'S) 宮田莉朋(TOM'S)
阪口晴南(TODA Racing) 笹原右京(ThreeBond Racing)
片山義章(Carlin) DRAGON(B-MAX Racing Team)

■関口雄飛
(B-MAX Racing Team)
「ちょっと意気消沈……という感じです。フリープラクティス2では、前日から足りない部分を調整しながら臨みましたが、ドライビングはほぼ調整できたものの、クルマがあまり良くなかったので、予選2回目に向けてまた変更を行いました。この変更はうまくいったのですが、途中赤旗や黄旗が多そうだったので、アタックにいきました。ただ黄旗や赤旗、フルコースイエローが続出してしまって……。1周クリアラップでいけたんですが、メルコ・ヘアピンでその手前でヒットしたマシンがスローダウンしていて。『なんでそこにいるの!』という感じです(苦笑)。結果的に11番手からですが、真ん中より前にいるので、チャンスはあると思っています。予選レースでは決勝に向けて、ひとつでもポジションを上げたいですね」

■アレックス・パロウ
(B-MAX Racing Team)
「フリープラクティス2でもフィーリングが良く、予選2回目には期待していたけれど、最悪のセッションになってしまった。チームは速いマシンを用意してくれていたし、僕も雄飛も乗れていたから、昨日からポジションを上げられるはずだったんだけれど、まったくクリアに恵まれず、ニュータイヤを履いても、1周しかまともなラップがなかったんだ。とにかくイエローフラッグが多かったのに加えて、僕らのチームはピット位置がいちばん後ろなので、コースインも最後になってしまう。セッションの最初、赤旗からの再開後は必ず最後尾でコースに出ることになってしまうんだけれど、そうなると先にコースインしたマシンがクラッシュしたり、エスケープに飛び出したりしてイエローフラッグが出されてしまう。それも僕らが良いラップに恵まれなかった大きな要因のひとつになってしまっている。ただ、今日の結果は残念だけれど、明日の予選レースで順位を上げることは十分可能だと思っている。僕らには良いマシンとペースがあるからね。とにかく明日、良いレースをして決勝で良いグリッドから戦えるようベストを尽くすよ」

■片山義章
(Carlin)
「フリープラクティス2は、予選1回目で半分しか走れなかったこともあり、自分が足りないところを直しながら走っていきました。この走行では満足する結果が出せたと思っています。予選2回目では最初からプッシュもしていき、フィーリングも良かったのですが、うしろから来たマシンが僕を抜こうとして、かなりギャップがあるところからロックしてきて。僕がターンインしている途中に、僕のリヤにヒットされてしまいました。またリスボアでのクラッシュでしたが、今回は自分が悪いわけではないので。クルマは壊れてしまったのですが、運良くパドックまでクルマが戻り、さすが名門チームだけにすぐ直して、またコースインできました。違和感もなく走れたのはすごいですね。ただ、その後は全ラップでイエローフラッグが出ていて。最後はプッシュしていきましたが、今度は最終コーナーでクラッシュがあり……。すべてまとめればもう少し前にいけたとは思いますが、運がなかったです。予選レースは何が起きるか分かりませんし、もっとインプルーブできると思うので、頑張りたいと思います」

■阪口晴南
(TODA Racing)
「まずは昨日、遅くまで作業をしていただいたおかげで、今日最初から走ることができたので、チームに感謝しています。フリープラクティス2では、3時間後に予選を控えていることもあり、無理をせずチェックを行い、あまりタイムも気にしないようにチームからも言われていたので、慣熟を兼ねて行っていきました。予選2回目では、タイムが出るのも最後だろうし、最初はユーズドで、途中からニュータイヤにしていきました。路面もかなりラバーも乗ってきたので、一発タイムを出そうと最後にまとめたつもりです。ただ、結果的にタイム差はあまり詰め切れませんでしたね。山側の方が詰められる部分は大きいのかもしれませんが、全体的に頑張らなければいけませんね。明日は天候がどうなるか分かりませんが、クラッシュ等がなければ着実に順位は上げられると思うので、焦らずに1周でも多く走らなければいけないと思います。頭を使ってレースをしたいですね」

■大湯都史樹
(TODA Racing)
「フリープラクティス2では最後にクラッシュしてしまいましたが、攻めた上だから仕方ないと思っています。あのときは前にプレマのマシンが走っていて、どういうラインをとっているのか、走りをしているのかをうしろで学ぼうとついていったのですが、そのセッションの僕のベストを出すという意味でも、頑張ってついていこうとしていましたが、壁にヒットしてしまいました。クオリファイ2に向けては、チームが急いで直していただいたのには感謝しているのですが、そのクラッシュの影響が出てしまったのかフィーリングが変わってしまいました。流れを変えてしまった印象ですね。それにまったくクリアラップもとれず……。みんな同じ条件とは思いますけれどね。予選は全体的にうまくいかない印象でした。明日は天気がどうなるかですが、ウエットは得意ですし、もちろんマカオの雨は経験はないですが、自分の強みを出していきたいと思っています。クラッシュだけはしないようにしたいですね」

■笹原右京
(Threebond Racing)
「昨日はバウンスが激しい症状があったのですが、原因が掴めない中で、今日に向けては大幅にセットアップを変更して臨みました。フリープラクティス2ではその症状もかなり改善されていたのですが、ただ多少残っていた跳ねる症状を解消する方向で調整をしていって、かなりタイムも右肩上がりで。かなりスリップを使ってのタイムではありましたが、普通に走れば12秒台真ん中くらいのタイムは出そうな状態でしたし、良い流れで予選2回目に行くことができました。予選2回目は、昨日予選1回目におろしたものの、あまり使えなかったタイヤでスタートして、良い感触ではあったものの、予選2回目に向けてセット変更した部分が、ややリヤがナーバスな方向に行ってしまって。赤旗が出たことで、片側にニュータイヤを履いたのですが、メリットが全然感じられず……。最後は4本ニュータイヤでアタックしましたが、なかなかチャンスがなく、最後の最後、もう時間がなかったので壁ギリギリのところを攻めながらアタックして、あと少しというところでしたが、最終コーナーでもう完全にマシンがグリップを失ってしまってコントロールを失って……。マシンを壊してしまい、チームの皆さんには本当に申し訳なく思います。後から他車に突っ込まれた方のダメージが大きい状態です。後方からの予選レースですが、決勝に向けてのデータを出来るだけ集めつつ、ひとつでも前の順位を狙っていきます」

■坪井翔
(TOM'S)
「フリープラクティス2ではセット1のユーズドで走ったので、それなりに距離の行ったタイヤでしたが、ペース的には悪くはなく、ダウンフォースをつけていたのでセクター1が伸びていませんでしたが、大きな問題はなく予選2回目にニュータイヤを履けば良いタイムが出るだろうと思っていましたし、むしろ昨日の予選1回目よりも手応えはありました。予選2回目は、四輪ユーズドではありますが左側に少し程度の良いタイヤを履いてコースインしました。それによるコーナーごとのバランスの違いはありましたが、ニュータイヤを履けばいけそうなフィーリングでした。ただ、ずっと序盤の2〜3周のペースが遅い傾向があったので、それを解消したいと思い、コースインしてからずっと比較的プッシュしながら走っていたところ、山側で前のマシンに追いついたとき、ダウンフォースが抜ける距離に入ってしまったようで山側の右コーナーに入った時に右フロントを当ててしまい、その反動で左側のガードレールに弾かれてクラッシュしてしまいました」

■宮田莉朋
(TOM'S)
「初日に比べて速く走るために必要なポイントをフリープラクティス2で見つけることができたので、それをうまく使って予選2回目にタイムを上げたいと思っていたのですが、結果につなげられなかったことが悔しい気持ちでいっぱいです。セクターベストをつなげてきて、最後のところでスロー走行をしてラインを塞いでいるマシンがいて、抜かせてもくれないし、それでアタックをやめることになりタイムも上げられなくなって。そのままいけば、予選2回目の10番手付近にはいけていたはずなんですが……。本当に訳のわからない一日になってしまいました。予選2回目は、最初ユーズドタイヤを履いてコースインし、最初の赤旗でニュータイヤに換えて、コース上の良い位置にも入れましたし、タイヤも良い感じにグリップしていたのですが、イエロー区間があったためにタイムを落として周回することになって、ようやくアタックできたところで行く手を阻まれてしまって。明日の予選レースでは、とにかく生き残ることが大事ですし、1周目のリスボアまでが大きな勝負だと思います。決勝で少しでも前の位置で戦えるように、いいポジションを得ることが大事ですね」

■DRAGON
(B-Max Racing Team)
「今日は予選2回目で最後にクラッシュしてしまいましたが、怪我はないです。タラレバになってしまいますが、結局ニュータイヤで一度もアタックできなかったので、そこをもう少しうまくこなせればもっとタイムを上げられたと思っています。とは言え、予選通過タイムはクリアできたので、そこは良かったですね。今回ひとつずつ目標はクリアできているので、レースでは他の人の邪魔にならないように、うしろから着実に走っていきたいと思っています。完走できれば順位も勝手に上がっていくでしょうからね」

■佐藤万璃音
(Motopark Academy)
「昨日は予選1回目は失敗がありましたが、今日のフリープラクティス2はしっかりと様子を見ながら、ちゃんとトラブルなく走りきることができました。チームがみんな速かったですし、フィーリングも悪くなく、昨日よりも悪くない状態でした。予選2回目では、ユーズドでまず出ていったのですが、クルマのフィーリングはかなり良く、ニュータイヤに向けて変えていったところがかなり当たりましたね。ダン(ティクトゥム)のタイムはまだ自分には分からない世界ですが、予選2回目の最後にヒットしてしまうまでは気持ち良くドライブできましたし、ヒットするまではコンマ2秒くらい稼げていました。他のドライバーもタイムを上げていましたが、自分も上げていたので、もったいなかったのかラッキーだったのか……。今日はバリアに当たってしまったこと以外はハッピーですね。予選レースは7番手からスタートできるので、全然チャンスはあると思っています。とにかく賢く、しっかりと戦っていくことが大事だと思っています」

第65回マカオグランプリ フリープラクティス2結果
Pos No Driver Nat Car Best Time Laps Gap km/h
1 9 Mick Schumacher DEU Dallara-Mercedes 2'10.674 15 - 168.6
2 18 Callum Ilott GBR Dallara-Volkswagen 2'10.765 15 0.091 168.4
3 3 Jüri Vips EST Dallara-Volkswagen 2'10.882 16 0.208 168.3
4 30 Jake Hughes GBR Dallara-Mercedes 2'10.901 15 0.227 168.3
5 1 Daniel Ticktum GBR Dallara-Volkswagen 2'10.975 18 0.301 168.2
6 2 Joel Eriksson SWE Dallara-Volkswagen 2'10.983 15 0.309 168.2
7 11 Marcus Armstrong ITA Dallara-Mercedes 2'11.025 15 0.351 168.1
8 16 Alex Palou ESP Dallara-Volkswagen 2'11.143 14 0.469 167.9
9 10 Ralf Aron EST Dallara-Mercedes 2'11.232 14 0.558 167.8
10 17 Jehan Daruvala IND Dallara-Volkswagen 2'11.535 16 0.861 167.4
11 5 Ferdinand Habsburg AUT Dallara-Volkswagen 2'11.576 16 0.902 167.4
12 15 Yuhi Sekiguchi JPN Dallara-Volkswagen 2'11.715 13 1.041 167.2
13 31 Sho Tsuboi JPN Dallara-Toyota 2'11.765 15 1.091 167.2
14 8 Guan Yu Zhou CHN Dallara-Mercedes 2'11.975 15 1.301 166.9
15 6 Marino Sato SMR Dallara-Volkswagen 2'12.080 15 1.406 166.8
16 12 Robert Shvartzman RUS Dallara-Mercedes 2'12.104 15 1.430 166.7
17 25 Sophia Flörsch DEU Dallara-Mercedes 2'12.217 17 1.543 166.6
18 19 Sacha Fenestraz FRA Dallara-Volkswagen 2'12.461 14 1.787 166.3
19 29 Enaam Ahmed GBR Dallara-Mercedes 2'12.593 15 1.919 166.1
20 32 Ritomo Miyata JPN Dallara-Toyota 2'12.837 16 2.163 165.8
21 26 Frederik Vesti DNK Dallara-Mercedes 2'13.218 17 2.544 165.3
22 23 Keyvan Soori Andres IRN Dallara-Mercedes 2'13.334 16 2.606 165.2
23 27 Ukyo Sasahara JPN Dallara-TOMEI 2'13.559 15 2.885 164.9
24 28 Hon Chio Leong MAC Dallara-Mercedes 2'14.188 14 3.514 164.1
25 22 Toshiki Oyu JPN Dallara-TODA 2'14.469 13 3.795 163.8
26 20 Yoshiaki Katayama JPN Dallara-Volkswagen 2'15.288 15 4.614 162.8
27 21 Sena Sakaguchi JPN Dallara-TODA 2'15.931 15 5.257 162.0
28 33 DRAGON (Ryuji Kumita) JPN Dallara-Volkswagen 2'22.553 11 11.879 154.5

第65回マカオグランプリ クオリファイ2結果
Pos No Driver Nat Car Best Time Laps Gap km/h
1 1 Daniel Ticktum GBR Dallara-Volkswagen 2'09.910 17 - 169.5
2 18 Callum Ilott GBR Dallara-Volkswagen 2'10.353 17 0.443 169.0
3 19 Sacha Fenestraz FRA Dallara-Volkswagen 2'10.580 17 0.670 168.7
4 2 Joel Eriksson SWE Dallara-Volkswagen 2'10.991 15 1.081 168.1
5 8 Guan Yu Zhou CHN Dallara-Mercedes 2'11.130 15 1.220 168.0
6 30 Jake Hughes GBR Dallara-Mercedes 2'11.155 16 1.245 167.9
7 6 Marino Sato SMR Dallara-Volkswagen 2'11.262 15 1.352 167.8
8 11 Marcus Armstrong ITA Dallara-Mercedes 2'11.329 9 1.419 167.7
9 9 Mick Schumacher DEU Dallara-Mercedes 2'11.382 15 1.472 167.6
10 10 Ralf Aron EST Dallara-Mercedes 2'11.446 15 1.536 167.6
11 12 Robert Shvartzman RUS Dallara-Mercedes 2'11.746 15 1.836 167.2
12 3 Jüri Vips EST Dallara-Volkswagen 2'11.855 15 1.945 167.0
13 5 Ferdinand Habsburg AUT Dallara-Volkswagen 2'12.027 16 2.117 166.8
14 26 Frederik Vesti DNK Dallara-Mercedes 2'12.104 15 2.194 166.7
15 15 Yuhi Sekiguchi JPN Dallara-Volkswagen 2'12.180 14 2.270 166.6
16 17 Jehan Daruvala IND Dallara-Volkswagen 2'12.189 16 2.279 166.6
17 16 Alex Palou ESP Dallara-Volkswagen 2'12.498 14 2.588 166.2
18 29 Enaam Ahmed GBR Dallara-Mercedes 2'12.661 10 2.751 166.0
19 32 Ritomo Miyata JPN Dallara-Toyota 2'12.680 16 2.770 166.0
20 28 Hon Chio Leong MAC Dallara-Mercedes 2'12.943 15 3.033 165.7
21 21 Sena Sakaguchi JPN Dallara-TODA 2'13.041 17 3.131 165.6
22 31 Sho Tsuboi JPN Dallara-Toyota 2'13.137 4 3.227 165.4
23 27 Ukyo Sasahara JPN Dallara-TOMEI 2'13.514 14 3.604 165.0
24 25 Sophia Flörsch DEU Dallara-Mercedes 2'13.641 8 3.731 164.8
25 23 Keyvan Soori Andres IRN Dallara-Mercedes 2'14.659 4 4.749 163.6
26 22 Toshiki Oyu JPN Dallara-TODA 2'15.026 16 5.116 163.1
27 20 Yoshiaki Katayama JPN Dallara-Volkswagen 2'15.681 10 5.771 162.3
28 33 DRAGON (Ryuji Kumita) JPN Dallara-Volkswagen 2'21.771 9 11.861 155.4


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