全日本F3選手権 第5戦決勝上位ドライバーコメント
■第5戦 優勝
サッシャ・フェネストラズ
(B-Max Racing with motopark F3/Car No.11/B-Max Racing with motopark/Spiess A41)
「素晴らしい週末になったよ。今回はウェットコンディションをスリックタイヤで戦うことになって、簡単なレースではなかった。どれぐらいタイヤがグリップするか分からない中で、うまくコントロールできたと思う。スタートはあまり良くなくて大湯選手に抜かれてしまったけれど、ずっとチャンスをうかがって、抜き返すことができた。トップに戻ってこられて良かったよ。次の岡山大会も、チームと共にベストを尽くして頑張りたい」
■第5戦 2位
大湯都史樹
(TODA FIGHTEX/Car No.2/TODA RACING/TODA TR-F301)
「悔しいです。序盤のペースは良かったと思うのですが、途中からサッシャ選手が追い上げてきて、抜かれる2〜3周前からだいぶ詰め寄られてしまいました。今回の敗因は自分の速さが足りなかったこと。もっとペースを上げていかないとと感じました。負けてしまったのは残念ですが、次回に向けてはいいレースになったと思います。サッシャ選手のレベルは高いですが、僕自身もそこまで成長していかなければ。次の岡山大会はチームの地元サーキットですし、結果を意識して戦っていきたいです。勝ちたいです」
■第5戦 3位
大津弘樹
(ThreeBond F318/Car No.12/THREEBOND RACING/ThreeBond TOMEI TB14F3)
「スタートが良くて1台パスでき、その後にエナム選手がペナルティで下がったことで3位にあがれました。後続のトムス勢との距離を見て、これは何とか耐えられそうだなと思いましたが、トップ2台と比べると負けていましたね。とはいえ、スリーボンドレーシングに移籍して初めての表彰台を獲得できました。いいものを用意してくれたチームに感謝しています。セッションを重ねるごとにフィーリングも良くなっていますし、自分もスキルアップして優勝できるところまで持って行きたいです。岡山は僕も戸田レーシング時代にたくさん走っています。優勝を目指して頑張ります」
■第5戦 Master Class 優勝
山口大陸
(タイロクレーシング28号/Car No.28/TAIROKU RACING/Spiess A41)
「グリッドに着いたところで雨が降ってきたので、タイヤをどうするかはすごく悩みました。後ろがギャンブルを打ってきたので、揃えるためにウェットタイヤに変えました。でも思ったより降らなかったですね。F3でこういうシチュエーションはなかなかないので、いつもとは違う経験を積んだということにします。接触の後は、ウィングがなくなってしまったのでコントロールが大変でした。ただ週末を通してのステップアップは少しずつできていると思うので、次戦もしっかり頑張りたいと思います」