◎全日本F3選手権のレースウィークは金、土、日の3日間
昨今の全日本F3選手権では、若手ドライバーにより多くの実戦経験をもたらすべく、1大会2レースまたは3レース制が採用されています。
F3のレースウィークは、基本的に金曜に練習走行、土曜に公式予選と第1レースの決勝、そして日曜に第2レースの決勝が行われることとなっており、通常週末の3日間で完結します。
金曜の専有走行は午前、午後に1時間〜1時間半ずつ2回のセッションが行われ、ここで各チームとドライバーたちは土曜に予選〜決勝に向けた練習とセットアップの調整を行います。
土曜にはまず10分間のインターバルを挟んだ2回の公式予選セッションが10分間ずつ行われます。第1レース予選の結果で第1レースの、第2レース予選の結果で第2レースの、それぞれスターティングポジションが決められます。なお、各予選セッションでトップタイムをマークしたポールシッターには、選手権ポイントが1ポイント与えられます。
土曜の午後には、その週末最初の決勝レースとなる第1レース決勝が行われますが、全日本F3選手権では走行距離60〜70km程度と、90〜100km程度という、長短2種類の距離の異なる決勝レースが行われることとなっています。
そして週末最後の決勝レースとなる第2レース決勝は、日曜に行われます。前日までの走行データを踏まえ、各チーム、ドライバーともにそのレースウィークの集大成ともいえる、好レースが期待されます。
土曜の第1レース、日曜の第2レースともに、終了後には上位3選手が暫定表彰に臨み、シャンパンファイト! その後記者会見に出席します。
金曜日
専有走行
午前中/午後共に通常1時間〜1時間30分程度
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