●全日本F3選手権 第6戦 決勝上位ドライバーコメント
|
|
画像Clickで拡大します |
■優勝:関口 雄飛
(B-MAX ENGINEERING/Car.No50/B-MAX F308/トヨタトムス1AZ-FE)
「今週は走り始めからすごくマシンの調子も良くて、今日のレースに向けてマシン面での不安は一切無かったので、あとは毎回のようにミスしてしまうスタートだけだと、それだけに集中して行こうと思っていました。結果的にメチャクチャ良いスタート、というわけではなかったですが、普通にスタートが切れましたね。スタートの方式をちょっと変えて、タイミングの取りやすい方向にしたので、これで明日もスタートは上手く行くと思います。決勝でもマシンが本当に決まっていたので、余計なスライドもなく安定したペースでずっと周回することが出来たので、比較的楽なレースだったと思います。明日もこの調子で2連勝を狙いたいですね」
■2位:安田 裕信
(ThreeBond Racing/Car.No12/ThreeBond/スリーボンド東名SR20VE)
「金曜日の最初のセッションで少しトラブルがあって走れなかったりして、ちょっと流れは悪かったのですが、朝の予選は8時台ということで涼しく、僕たちにとっては良い状況で、ポールには届かなかったとはいえかなり近いところに行けました。しかし、午後の決勝では関口選手に引離されてしまって。気温も高く苦しい状況でしたが、明日に向けて何が原因なのかを見つけ出して対処していかないと、今日と同じ展開になってしまうので、チームと相談して今日より良いレースが出来るように頑張ります。明日は決勝が午前中なのですが、10時過ぎとかではきっと暑いでしょうから……。出来たら朝7時とかに決勝をやってもらいたいです(笑)」
■3位:蒲生 尚弥
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No36/PETRONAS TOM'S F308/トヨタトムス1AZ-FE)
「今日はスタートは良くもなかったですが、悪くもなくて1周目は前に着いて行くことが出来たんですが、それ以降は離されて行ってしまう展開で、結構辛かったですね……。今日の苦戦の原因をしっかり見つけて、それをなんとか解決出来るようにして明日良いレースが出来るように頑張りたいと思います」
■4位:リチャード・ブラッドレー
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No36/PETRONAS TOM'S F308/トヨタトムス1AZ-FE)
「とてもフラストレーションの溜まるレースになってしまった。ピットを離れたところで、ギヤボックスセレクターのリターンが壊れてしまって、全部手動でシフトレバーを動かさなければならなくなったんだ。それでもスタート自体は上手く行った。ただ、ギヤが落ちなくて5速のままコーナーを曲がったりすることもあったし、チームメイトをいったん抜いたのにシケインで4速にスタックしたりして……。残念だけれど、それで僕のレースは事実上終わってしまった。ギヤボックスに不具合を抱えながらもペースは良かったし、3位はもちろん、ギヤが問題なければ2位の可能性さえあったかもしれない。でも、トラブルも含めてこれがレースというものだからね。たまたま今日は僕にトラブルの番が来てしまっただけで、明日は表彰台にチャレンジ出来る自信があるよ」
■優勝:三浦 和樹
(HFDP RACING/Car.No7/HFDP RACING F307)
「トップとの差があまりない、良い状態で金曜を終えましたが、今朝の予選では昨日より路面温度が低い状況になりましたが、マシンバランスが良くて。昨日からのドライビングの課題をクリアしようと努力したんですが、まさかポールが獲れるとは思いませんでした。決勝ではスタートで特に緊張しないよう心がけ、まずまずのスタートが出来ました。それで序盤はNクラス2番手との間にCクラスマシンを挟むことが出来てギャップが作れたのですが、Cクラスマシンに抜かれたあとにはダウンフォースが抜けた影響かペースが上げられず、中山選手に詰め寄られてしまいました。さらに終盤1コーナーでシフトが落ちず、シフトロックのような状態でオーバーランし掛けたのですが、なんとかポジションを守ることが出来て良かったです。念願の初優勝ですが、チェッカーを受けたあとはちょっと涙ぐんでしまいました。今季初表彰台がいきなり優勝というとで、田中弘監督、金石勝智代表とチームスタッフに感謝したいと思います」
■2位:中山 雄一
(TOM'S SPIRIT/Car.No37/TDP SPIRIT F307)
「今日はクラス3番手スタートだったのですが、Cクラスマシンがいることは分かっていたものの、自分が2番手に浮上して、それが間に入ってしまったのはちょっと誤算でした。スタートでは一瞬失速したんですが、その後の加速は良くて1コーナーではアウトから野尻選手の前に出る形となったのですが、位置取りが悪くまた3番手になって。しかし、Cクラス勢との絡みで前とのギャップが詰まり、そこで野尻選手をパスすることが出来ました。その後はペースが良かったので三浦選手にも追いついたのですが、タイヤの良い状態が終わったところでバトルになったのでなかなか抜けず、並びかけたんですがコカコーラコーナーで路面の悪い部分に乗ってコースアウトしてしまって。しかしペースはずっと良かったので、明日の決勝に向けてもレース後半に勝負を仕掛けられるような作戦で挑みたいですね」
■3位:野尻 智紀
(HFDP RACING/Car.No8/HFDP RACING F307)
「2番手スタートから、スタート自体はあまり良くなかったんですが、周りもあまり良くなかったせいか、ポジションキープできました。しかし、その後は千代選手と中山選手に抜かれてしまい、自分のミスで勝てるレースを、良い勝負が出来たレースをダメにしてしまったので、チームに申し訳なく思っています。明日はポールからのスタートなので、気持ちを切り替えて自分の、良いレースが出来るように頑張りたいと思います。千代選手や中山選手に抜かれる際、もっと抵抗出来たりした部分もあったのに、少し簡単にポジションを譲ってしまったので……。今日は勉強になりました」
|
|
画像Clickで拡大します |