●Cクラスでは関口、Nクラスでは三浦がともにポール・トゥ・ウイン!
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路面温度が50℃を超える暑さとなった7月16日の富士スピードウェイ。シリーズ第6戦は、午後零時58分にスタートとなった。
午前の予選でCクラスポールを奪ったのは関口雄飛。これに安田裕信、蒲生尚弥、山内英輝、リチャード・ブラッドレー、西本直樹が続き、Nクラスでは三浦和樹が初ポールを獲得。野尻智紀、中山雄一、佐々木大樹、ギャリー・トンプソン、野呂立、千代勝正、石川資章というオーダーのグリッド。
スタートではまずまずの動き出しを見せた関口が、イン側スタートの安田を抑えてトップで1コーナーへ。これに蒲生、ブラッドレー、西本が続くが、山内は駆動系のトラブルでスローダウン。ピットに戻ろうとした山内だったが、叶わずグリーンにマシンを止めリタイアの憂き目に。
トップに立った関口は、1周目に約1秒のマージンを築くと、2番手安田よりコンマ数秒ずつ上回るハイペースでコンスタントに周回を重ねていく。安田も3番手以下を引離して行くが、関口には及ばず徐々に単独での2番手走行となってしまう。
結局関口はファステストラップをも奪う完全勝利のポール・トゥ・ウインで今季2勝目。2位に安田が入り、3位には思うようにペースが上げられず苦戦、終盤にはシフト周りにトラブルを抱えていたブラッドレーにも詰め寄られる状況ながら、なんとかポジションを守った蒲生。西本が5位となった。
一方Nクラスでは、スタートでCクラスの西本を抑えた三浦がホールショットを奪うと、背後では野尻、中山が2〜3番手に。4番手には千代がジャンプアップを見せる。
トップの三浦は西本をうまく利用する形で2番手以下とのギャップを広げるが、2番手争いでは3周目に野尻を捉えた中山が浮上。野尻はさらに千代にも先行を許すことになってしまう。
しばらく三浦、中山、千代、野尻という4台での首位争いが続くこととなったが、Cクラスの西本が三浦をパスした8周目以降から戦いが激化。9周目には野尻と接近戦を演じていた千代がコカコーラコーナーで汚れた路面に乗りコースオフ、4番手に後退してしまい、野尻が3番手に復帰する。
さらに12周目の1コーナーではトップの三浦がシフトダウンが上手く行かず、オーバーランしかけて中山の急接近を許すが、千代と同じくコカコーラコーナーの攻防で中山がコースオフしたため、トップは譲らず。そのまま首位でチェッカーを受けた三浦は、これがうれしい初優勝。2位に中山、3位に野尻が入り、千代、トンプソン、佐々木、野呂、石川が続くこととなった。
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