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専有走行レポート 第3/4戦 予選上位コメント 第3戦決勝上位コメント 第3戦決勝レポート
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金曜専有走行は午前は牧野、午後は坪井と
ルーキー勢が最速タイムをマーク

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坪井翔/ZENT TOM'S F314

■晴天に恵まれた金曜走行。午前は牧野がトップタイム

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牧野任祐/TODA FIGHTEX

 山下健太(ZENT TOM'S F312)が2連勝を遂げた開幕ラウンドの鈴鹿から、約1ヶ月弱。全日本F3選手権の2016年シリーズは、舞台を富士スピードウェイに移して第2ラウンドを迎えた。今回、富士チャンピオンレース第2戦のなかで開催される第2ラウンドは、5月13日(金)に午前、午後と1時間30分ずつの専有走行が行われ、14日(土)の予選・第3戦決勝を迎えることになる。

 13日(金)の富士スピードウェイは、この時季らしい晴天に恵まれ、半袖でも過ごせるような爽やかな気候となった。第1ラウンドと同様16台がエントリーしており、午前9時15分からの専有走行1回目では、坪井翔(ZENT TOM'S F314)を先頭に続々とコースイン。3月7日に行われた第1回合同テストが終日ウエットコンディションだったこともあり、待望のドライでの富士スピードウェイを習熟すべく、周回を重ねていった。

 序盤、上位を占めていったのは、B-MAX Racing Team with NDDP勢。佐々木大樹を先頭に、千代勝正、そして開幕戦で連続表彰台を獲得したヤン・マーデンボローと続いていく。時折コースアウト等は散見されるものの、目立ったアクシデントやトラブル等はなく、各車着々と土曜日に向けた作業をこなしていった。

 上位陣のタイムは1分35秒台となっていたが、終盤に向けてB-MAX Racing Team with NDDP勢を上回り、タイミングモニターの最上位に躍り出たのは、ルーキーの坪井。さらに、開幕2連勝の山下が佐々木に次ぐ3番手へポジションを上げていく。

 さらにタイムが向上しはじめたのは、午前走行も残り5分を切ったあたりから。マーデンボローが1分35秒025というタイムで首位に浮上するが、さらにチェッカー間際に、第1回合同テストでもトップタイムをマークした牧野任祐(TODA FIGHTEX)が1分34秒719というタイムをマークしてみせた。チェッカー間際には坪井も1分34秒919というタイムを記録するが、牧野にはわずかに及ばず。最終的に、この走行は牧野が首位、坪井が2番手、マーデンボローが3番手と、全日本F3選手権のルーキーたちがトップ3を占める結果となった。

■午後は坪井が山下をおさえトップタイム。予選に向け自信

山下健太/ZENT TOM'S F312

 2時間強の間隔をおき、午後1時からスタートした2回目のセッション。午前に続き天候は晴天。終日をとおして絶好のテスト日和となった。午後の走行も、午前同様各車が続々とコースイン。しばらくはピットロードエンドで、スタート練習を行うドライバーも多く見られた。

 午前同様、大きなアクシデント等はなく、多くのドライバーはメニューをこなしていくが、モニターの上位を占めていったのは午前同様、TEAM TOM'S勢とB-MAX Racing Team with NDDP勢。ユーズドタイヤで1分35秒台をマークしていた。

 セッション終盤になると、各車ニュータイヤを装着しコースイン。チェッカーに向けてアタックを展開し、残り5分といったところから相次いでベストタイムが更新されていく。それまで首位には佐々木がつけていたが、残り3分というところで山下が1分34秒526をマークし、トップに浮上する。

 しかしチェッカーまで残り1分というタイミングで、午前中も最速だった坪井が1分34秒526をマーク。山下をわずかに上回り、この日のベストタイムをマークした。3番手は佐々木、4番手はマーデンボローとなった。

「富士はいちばん走っていますし、得意としているコースなので、その分の経験が出せたと思います。それに同じFTRS出身の山下選手に勝つことができたのは自信になります。まだ僕自身の余力もありますし、予選を今日のようにうまくまとめることができれば、ポールポジションを獲得することもできると思います」と坪井。

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佐々木大樹/B-MAX NDDP F312

 一方、午前のセッションで首位だった牧野は、午後は5番手。「午後の順位が順当だと思うので、なんとも言えません。ただ鈴鹿と比べるとトップとのタイム差は縮まってはいますから。ドライの富士は初めてでしたが、違和感なく走れています。現実的には2列目グリッドが獲得できればベストとは思いますが、できる限りがんばりたいと思います」と牧野。

 ちなみに、富士で重要なストレートスピード最高速は午前、午後ともVOLKS WAGEN A41勢が260km/hオーバー。TOYOTA TOM'S TAZ31勢も午後は260km/hには乗せたが、山下は「相手がどういう状況か分かりませんが、セクター2はこちらが速いんですが、セクター3、ストレートはVOLKS WAGEN勢が速い」と分析する。このあたりも予選、決勝に向けて注目のポイントになるだろう。

片山義章/Petit LM Racing

 今回も5台が参戦しているF3-Nは、午前、午後とも片山義章(Petit LM Racing)が最速タイムをマーク。同様に午前、午後とも2番手にアレックス・ヤン(ALEX YANG Hanashima F3)、3番手にDRAGON(B-Max Racing F308)がつける結果となった。ただし、上位3台はタイム差も非常に僅差で、このラウンドも激しい戦いが展開されることになりそうだ。

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ヤン・マーデンボロー/B-MAX NDDP F3 大津弘樹/HFDP RACING F312
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石川京侍/TODA FIGHTEX 三浦 愛/EXEDY B-Max Racing F312 山口大陸/タイロク・エクシード 28号
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千代勝正/B-MAX NDDP F3 阪口晴南/HFDP RACING F312 DRAGON/B-Max Racing F308
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アレックス・ヤン(ALEX YANG Hanashima F3) 岡崎善衛/GlocalアルビTLM 廣田 築/アルビレックスF306TLM

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