岡山ラウンド金曜専有走行は午前は復帰の高星が首位
午後はマーデンボローが最速タイム
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高星明誠/B-MAX NDDP F3 |
全日本F3選手権の第3ラウンドは5月27日、岡山国際サーキットで午前、午後ともに1時間30分ずつの専有走行が行われ、1回目は高星明誠(B-MAX NDDP F3)が、午後はヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)が最速タイムをマークした。
■F3復帰戦の高星が午前のベストタイム
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ヤン・マーデンボロー/B-MAX NDDP F3 |
熾烈な戦いが展開された富士スピードウェイでの第2大会から、全日本F3は舞台を岡山国際サーキットに移し、第5/6戦を迎えた。岡山では3月30日に第2回合同テストが行われており、多くのドライバーが岡山でのF3経験をもっている。それもあってか、予選を翌日に控えた5月27日の金曜専有走行から、上位陣は僅差の争いとなった。
午前10時からスタートした専有走行1回目は、走り出しこそ曇天模様だったが、次第に雲は薄くなり、初夏のような陽気となっていった。なお、第2ラウンドの富士で連勝を飾った佐々木大樹に代わり、今回からB-Max Racing team with NDDPの21号車は高星がドライブすることになった。高星はコースインとともに、じっくりとF3の感覚を取り戻しながら周回を重ねていった。
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千代勝正/B-MAX NDDP F3 |
そんな午前の走行だが、富士でも速さをみせたB-Max Racing team with NDDP勢がタイミングモニターの上位を占めていく。コンディションの良化とともにタイムも1分24秒台から23秒台に突入していき、最終的には高星が39周をこなし、1分23秒006と、22秒台にも入ろうかというタイムで午前走行の最速となった。2番手はマーデンボローで、3番手は千代勝正(B-MAX NDDP F3)という結果となった。
「ひさびさのフォーミュラだったので最初は違和感がありましたが、少しずつアジャストしていけばいいと思い感覚を取り戻していきました。あまりフィーリングとしては良くなかったのですが、トップタイムをマークできたのは良かったです」と高星。
4番手以降は山下健太(ZENT TOM'S F312)、石川京侍(TODA FIGHTEX)、坪井翔(ZENT TOM'S F314)、牧野任祐(TODA FIGHTEX)とTEAM TOM'S勢、TODA RACING勢がひしめく結果となった。F3-Nは、地元レースで意気込む片山義章(Petit LM Racing)が2番手のDRAGON(B-Max Racing F308)を1秒以上離す1分26秒242をマーク。幸先のいいスタートを切った。
■午後は2回の赤旗も。マーデンボローが首位
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山下健太/ZENT TOM'S F312 |
午前と同じく晴天に恵まれた専有走行2回目は午後1時50分にスタート。午前の終盤にクラッシュを演じた岡崎善衛(Glocal アルビTLM)は、修復が間に合わず午後の走行に参加できず。このため、専有走行2回目は15台での走行となった。
そんななか、開始直後の午後2時前後、最終コーナーでDRAGON(B-Max Racing F308)がコースアウト。この車両回収のために赤旗が提示される。再開後、ふたたびタイムが向上していくが、やはり午後もB-Max Racing team with NDDP勢がタイミングモニターの上位を占めていくこととなった。
その後、三浦愛(EXEDY B-Max F312)が最終コーナーでコースアウトしたこともあり、ふたたび赤旗をはさむこととなった午後の専有走行2回目。しばらくの間は高星が最速となっていたが、セッション終盤になりタイムを上げたのはマーデンボロー。1分23秒406をマークしトップに立つと、そのタイムを上回るドライバーは現れず。マーデンボロー、高星、そして千代とB-Max Racing team with NDDPの3台がふたたびトップ3を占めることとなった。
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片山義章/Petit LM Racing |
4番手には山下、5番手には坪井とTEAM TOM'S勢が4〜5番手を占める結果となり、6番手に牧野、7番手に石川とTODA RACING勢が続いた。なお、この日の総合では午前にマークされた高星のタイムが最速となっている。
F3-Nは午後も片山が1分27秒048でベストタイムとなったが、2番手DRAGONとの差は0.099秒。今回も2台が上位を争う展開となりそうだ。
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坪井翔/ZENT TOM'S F314 |
石川京侍/TODA FIGHTEX |
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山口大陸/タイロクレーシング28号 |
廣田 築/アルビレックスF306TLM |
DRAGON/B-Max Racing F308 |
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牧野任祐/TODA FIGHTEX |
阪口晴南/HFDP RACING F312 |
アレックス・ヤン(ALEX YANG Hanashima F3) |
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大津弘樹/HFDP RACING F312 |
三浦 愛/EXEDY B-Max Racing F312 |
岡崎善衛/GlocalアルビTLM |
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