全日本F3選手権 第5戦決勝上位ドライバーコメント
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山下健太/ZENT TOM'S F312 |
■第5戦 優勝:山下健太
(ZENT TOM'S F312/Car No.36/TEAM TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「岡山はスタートで勝負が決まってしまうことが多いので、狙っていました。今までスタートはなかなかうまくいかないことが多かったのですが、今日はいいスタートが切れましたし、1周目から後続を引き離せたので良かったです。ただ、B-MAX Racing Team with NDDP勢が速いのは変わっていないですし、勝てるときに勝っておかないとシーズン後半に厳しくなっていくとも思っています。明日は4番手からのスタートですが、できるだけ順位を上げられるように頑張ります」
■第5戦 2位:坪井 翔
(ZENT TOM'S F314/Car No.37/TEAM TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「専有走行からあまり調子が良くなかったのですが、予選では3番手に入ることができました。ここまでの4戦でスタートをうまく決められなかったので意識していましたが、今日はいちばん良かったという気がしています。そこでマーデンボロー選手も抜いてポジションを上げることができましたが、そのあと自分のペースが上げられずに後ろから常に攻められる展開で、厳しいレースでした。途中でマーデンボロー選手が下がったことで少し気持ちは楽にはなりましたが、プレッシャーはかけられても抜かれることはないだろうとも思っていました。ペースに課題は残っているので、明日に向けてまたしっかり準備をしていきたいと思います」
■第5戦 3位:千代勝正
(B-MAX NDDP F3/Car No.23/B-MAX Racing Team with NDDP/VOLKS WAGEN A41)
「チームメイトのマーデンボロー選手のマシントラブルで繰り上がった3位なので、素直に喜べない部分はありますが、苦戦しているF3で今季初めて表彰台に上がれたことは良かったです。苦戦の理由はいろいろな要素がありますが、『23』というカーナンバーをつけているのになかなかチームを引っ張っていけていないのは、申し訳ないとも感じています。ただ、F3はそんなに簡単なカテゴリーではないですからね。この結果にも満足はしていないですし、ここから先に向けてもしっかり軌道修正していきたいです」
■第5戦 10位(F3-N 1位):片山義章
(Petit LM Racing/Car No.78/Petit Lemans Racing/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「予選でポールポジションが獲れなかったので、スタートで前に出たいと思っていましたが、まだうまくいかないところがあって順位を下げてしまいました。ただ岡山はホームコースですし、絶対に追い上げられると思っていたので、そこから先は落ち着いて走れていたと思います。今は、スタートでミスをして順位を下げても今回のように追い上げて一番前まで戻ることができますが、上のクラスではそんなことはないですから、もっと集中していいスタートが切れるようにしたいですね。明日も勝ちたいと思います」
■第5戦 11位(F3-N 2位):アレックス・ヤン
(ALEX YANG Hanashima F3/Car No.5/HANASHIMA RACING/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「今日はスタートも上手く決められたと思うし、1コーナーでのアクシデントもきちんと回避できました。なによりここまでたくさん練習をしてきたことで、F3というカテゴリーに対する理解もだいぶ深めることができているのだと思います。もちろん相手もとても強いのでもっと頑張らなければというプレッシャーはありますが、富士で優勝でき、今回も表彰台に上がれました。このような結果を自信につなげて、さらに頑張っていきたいと思います」
■第5戦 12位(F3-N 3位):廣田 築
(アルビレックスF306TLM/Car No.9/ALBIREX RACING TEAM/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
※決勝終了後、ペナルティにより決勝結果に40秒加算、F3-Nクラス3位に降格
「スタート直後に他車と接触してしまうアクシデントはありましたが、そのあとはいったんトップを走れましたし、昨日の練習走行と比べてもペースが悪くなかったので、もしかしたらこのまま逃げ切れるかも……、と一瞬思いました。ただ、片山選手がものすごいペースで追い上げてきて、抑えきれませんでしたね。ただ、今回初めてこのコースで片山選手と一緒に走って、自分の遅いポイントも分かりました。明日はそこを改善できるように頑張ります」