全日本F3選手権 第12戦 決勝上位ドライバーコメント
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優勝したヤン・マーデンボローと握手をかわす2位の山下健太 |
■第12戦 優勝:ヤン・マーデンボロー
(B-MAX NDDP F3/Car No.22/B-MAX Racing Team with NDDP/VOLKSWAGEN A41)
「今日のレースはスタートも良かったし、序盤にプッシュして差を広げてからは、それをマネジメントしてタイヤのことも考えながら走り切ることができた。チャンピオンシップのことはまだそれほど意識していないけど、ポール・トゥ・ウインでファステストラップも獲れて、ハッピーな週末になったよ。もてぎはハードブレーキングをするのが楽しいので、気に入っているんだ。次の岡山に向けてもデータやビデオを見たりして、しっかりと準備して臨みたいと思っているよ」
■第12戦 2位:山下健太
(ZENT TOM'S F312/Car No.37/TEAM TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「スタートが勝負だと思っていたのですが、思っていたよりもうまくスタートできず、さらにグリップもあまりない感じで前を追いかけるというよりも、うしろを注意するようなレースになってしまいました。それでも前に頑張ってついていこうとはしたのですが、ペースも良くなくて離されていく展開でした。ここのところ流れは良くなかったのですが、速さはあると思っているので、残り5戦もあきらめずに頑張ります」
■第12戦 3位:坪井 翔
(ZENT TOM'S F314/Car No.37/TEAM TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「スタートから1周目が勝負だと思っていたので集中していました。スタートはいい方で、山下選手に並びかけることもできのですが、抜ききれませんでした。そこからはふたりについていくことができずに順位も下げてしまい、苦しいレースになりました。90度コーナーでいったん抜かれたものの、突然牧野選手がスローダウンしたので表彰台まで戻ることができましたが、悔しい3位です。岡山はすでにレースしているサーキットなので、その経験を踏まえて勝てるように頑張ります」
■第12戦 12位(F3-N 1位):片山義章
(Petit LM Racing/Car No.78/Petit Lemans Racing/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「スタート手順で戸惑ってしまったことで、スタートに失敗してしまいました。最後尾まで下がってしまったのですが、今日のレースは周回数も長いからチャンスはあると、落ち着いて追い上げていくことができました。後半はタイヤが厳しくてタイムを落としてしまい、DRAGON選手が差を縮めてきていましたが、最後までミスをしないでトップを守りきるんだと集中して、勝つことができました。ここまでのレースでチームの皆さんに迷惑をかけている部分もあるので、ホームコースの岡山でも優勝して皆さんを安心させたいです」
■第12戦 13位(F3-N 2位):DRAGON
(B-Max Racing F306/Car No.30/B-MAX RACING TEAM/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「スタートの失敗がすべてです。シグナル点灯の手順を勘違いしてしまって、順位を落としてしまいました。スピード的には負けていなかったというのはレース中も感じられたのですが、もてぎというコースの特性上、なかなかオーバーテイクが難しかったですね。後半にかけて僕の方がタイヤがまだ残っていたので、最後の1周に勝負をかけよう、それまでにミスをしないようにと思っていたのですが、タイヤの前に体力を使い切ってしまいました(苦笑)。とはいえ今回も最後までプッシュしてそれほどタイムを落とさずに走り切れましたし、バトルに持ち込めればそうそう離されないとも思いました。岡山も頑張りたいと思います」
■第12戦 14位(F3-N 3位):アレックス・ヤン
(ALEX YANG Hanashima F3/Car No.5/HANASHIMA RACING/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「とても良いスタートが切れました。そこから序盤はいいタイムで走れていたのですが、9周目ごろからタイヤの消耗がひどくなり、ペースが保てませんでした。タイヤに対する理解がまだ足りなかったということかと思っています。残念ですが、結果的に表彰台に立つことができたのでチームの皆さんに感謝しています。次は岡山でのレースですが、岡山は僕が初めてレースをしたサーキットなんです。日本で一番よく知っているサーキットかもしれません。いい結果になることを期待しています」
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