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専有走行レポート 第13/14戦
予選上位コメント
第13戦決勝上位コメント 第13戦決勝レポート
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シリーズ終盤の重要な一戦
岡山の初日最速は山下に

山下健太/ZENT TOM'S F312

 本来、大分県日田市のオートポリスで開催が予定されていた全日本F3選手権第13/14戦。しかし平成28年熊本地震の影響により、オートポリスが10月1日まで営業ができなくなってしまったため、第13/14戦は代替として岡山国際サーキットを舞台に開催されることになった。シリーズは終盤戦を迎えており、多くのドライバーにとって結果が欲しいラウンドだ。

高星明誠/B-MAX NDDP F3

 今回の第13/14戦では、千代勝正(B-MAX NDDP F3)がSUPER GTでのクラッシュで負った負傷の影響により、もてぎラウンドに続いて欠場。高星明誠がふたたび23号車のステアリングを握る。また、SUPER GTやスーパー耐久で活躍するベテラン植田正幸が、B-MAX Racing teamの11号車でF3-Nに出場する。

 快晴の下迎えた9月9日(金)午前9時からの専有走行1回目では、コースオープンとともに各車が続々とコースインし、周回を重ねていった。9時17分、廣田築(アルビレックスF306TLM)がコースアウトしたため、この車両回収のため赤旗が提示されたが、その後は大きなトラブルやアクシデントなくセッションは推移していった。

 序盤からタイムを積極的に削っていったのは、B-MAX Racing team with NDDPの2台、そしてTEAM TOM'Sの2台。序盤、4台だけが1分26秒台から24秒台へタイムを詰めていき、高星、坪井翔(ZENT TOM'S F314)、山下健太(ZENT TOM'S F312)、ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)というトップ4で開始1時間を経過した。

 さらにタイムが縮められていったのは、午前のセッションも残り10分を切ってから。多くのマシンがアタックを展開し、まずはマーデンボローが1分23秒910と、23秒台へ突入していく。しかし、さらにそれを上回ったのは山下。1分23秒907と、マーデンボローを僅差で上回ってみせた。

坪井翔/ZENT TOM'S F314

 しかし、最終周に山下のタイムを上回ったのは坪井。1分23秒791というタイムで、トップで専有走行1回目を終えた。2番手は山下、3番手はマーデンボローという結果で、高星はエンジントラブルのため午前は16周のみの走行に留まったが、序盤のタイムで4番手となっている。

 F3-Nは、地元戦でふたたび勝利を目指す片山義章(Petit LM Racing)が最速。第11戦もてぎで念願のF3-N初勝利を遂げたDRAGON(B-Max Racing F306)が2番手に。アレックス・ヤン(ALEX YANG Hanashima F3)が3番手となった。

■午後はクラッシュ相次ぐ。山下が最速

片山義章/Petit LM Racing

 F3-Nは、地元戦でふたたび勝利を目指す片山義章(Petit LM Racing)が最速。第11戦もてぎで念願のF3-N初勝利を遂げたDRAGON(B-Max Racing F306)が2番手に。アレックス・ヤン(ALEX YANG Hanashima F3)が3番手となった。

 午後1時20分からスタートした専有走行2回目では、クラッシュやコースアウトが多数発生し、合計3回の赤旗が提示された。開始後3分というところで、イェ・ホンリー(KRC with B-MAX F315)がパイパーコーナーでクラッシュ。また、開始から45分過ぎには、アトウッドカーブで廣田がコースアウト。さらに、マーデンボローも開始から1時間30分というところで1コーナーでコースアウトを喫している。

 午前同様、各車とも中盤はセットアップ等に時間を費やし、チェッカー間際にタイムアタックが展開されることになるが、ここで1分23秒445までタイムを縮め、この日の最速で専有走行を終えたのは山下。午前のエンジントラブルから復調し、1分23秒526をマークした高星に0.081秒差をつけた。3番手には1分23秒714というタイムで坪井がつけている。4番手は牧野任祐(TODA FIGHTEX)となった。

牧野任祐/TODA FIGHTEX

 ただ、トップタイムをマークした山下だが「明日スーパーフォーミュラが走ればコンディションも変わると思いますし、まだまだやることはたくさんあります。シリーズを考えたら、ここではマーデンボロー選手の前にいないと」と週末に向けまったく気をゆるめている印象はなかった。

 F3-Nは、午後も片山がベストタイム。DARGONが2番手、アレックス・ヤンが3番手と午前とまったく同じ順位となった。

リザルト・エントリーリストのPDFはこちらへ

植田正幸/Rn-sports F308 阪口晴南/HFDP RACING F312
大津弘樹/HFDP RACING F312 アレックス・ヤン/ALEX YANG Hanashima F3 ヤン・マーデンボロー/B-MAX NDDP F3
三浦 愛/EXEDY B-Max Racing F312 石川京侍/TODA FIGHTEX DRAGON/B-Max Racing F306
山口大陸/タイロクレーシング28号 廣田築/アルビレックスF306TLM イェ・ホンリー/KRC with B-Max F315

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