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快晴の下富士ラウンドの走行スタート
専有走行は高星がベストタイム

高星明誠(B-MAX NDDP F3)

 岡山、鈴鹿という開幕2大会を経て、迎えた第3ラウンドの舞台は、静岡県の富士スピードウェイ。5月12日(金)から、第6戦/第7戦のレースウイークを迎えた。この富士は開幕前に一度合同テストが行われており、今季から参戦を開始したアレックス・パロウ(THREEBOND)も経験済みのコースだ。

坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)

 走行初日となった5月12日は、午前9時15分から専有走行1回目がスタートした。この日の富士スピードウェイは富士山も顔を出す五月晴れ。コースオープンとともに各車が続々と周回を重ねていき、阪口晴南(HFDP RACING F316)がまずは連続周回。1分37秒台から36秒台へとタイムを削っていった。

 開始から7分を過ぎるころになると、今季4勝とシリーズをリードしている高星明誠(B-MAX NDDP F3)がまずは1分35秒947で、35秒台に突入。開始15分には、多くのドライバーが35秒台に入りはじめ、続々とタイムが縮められていった。

 そんななか、開始から32分が過ぎた午前9時47分、1コーナーにアプローチした長谷川綾哉(Alb新潟第一ホテルSugar)がスピンを喫し、リヤタイヤがグラベルに入ってしまい、脱出できず。この車両回収のためにセッション1回目の赤旗が提示された。

宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F314)

 セッション再開後も周回重ねられていくが、午前10時07分には、今度はふたたび長谷川がレクサスコーナーでスピン、ストップを喫してしまい、このセッションで2回目の赤旗が提示される。走行は午前10時15分に再開され、終盤は5月13日(土)の予選を見据えたアタックが展開されていった。

 このなかでベストタイムを奪ったのは、富士の走行経験をもつパロウだ。2周をウォームアップに費やすと、1分34秒886というタイムをマークし、専有走行1回目をトップで終えた。2番手には0.068秒差で高星が、3番手には阪口晴南(HFDP RACING F316)がつけている。F3-Nでは、DRAGON(B-Max Racing F306)が1分38秒052で最速。2番手に久保田克昭(Planex スマカメ・F308)が、3番手には植田正幸(Rn 山下製作所 F308)がつけたが、DRAGONと久保田は0.571秒というギャップがついた。

■午後は高星がベストタイム。4台が34秒台を記録

アレックス・パロウ(THREEBOND)

 約2時間強のインターバルを経て、迎えた午後1時からの専有走行2回目。天候は午前と変わらず晴天で、爽やかな気候の下で走行が重ねられていった。各車ともロングランを重視して走行を重ねていくなかで、セッション終盤には、ふたたびアタックシミュレーションが開始されていく。

 しかし、そのなかで開始から1時間10分というところで、このラウンドにスポット参戦しているSYUJI(B-Max Racing F312)がコース上にストップ、赤旗が提示される。最終的にはこの専有走行2回目での赤旗は、この一度きりとなった。

阪口晴南(HFDP RACING F316)

 セッション再開後、ふたたびアタックシミュレーションが展開されていき、ほぼ全車がコースへ。そのなかでタイムを伸ばしたのは高星だ。次いで坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が2番手へ。宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F314)が3番手に続き、午前中首位のパロウは4番手で金曜専有走行を終えた。最終的に午後の走行では、この4台だけが1分34秒台のタイムをマークしている。

 F3-Nでは、専有走行2回目でもDRAGONがベストタイムをマーク。久保田が2番手に続いた。専有走行2回目の3番手にはアレックス・ヤン(HuaJiangHU F3)がつけている。

 5月13日(土)は午前9時55分から第6戦の公式予選が、午前10時15分から第7戦の公式予選がそれぞれ10分間行われる。ただ、全国的に13日は雨の予報も出ており、全日本F3第6戦/第7戦への影響が心配される。

リザルト・エントリーリストのPDFはこちらへ

大津弘樹(TODA FIGHTEX) 片山義章(OIRC F315) 山口大陸(タイロクレーシング28号)
イェ・ホンリー(KRC with B-Max F315) DRAGON(B-Max Racing F306) 久保田克昭(Planex スマカメ・F308)
植田正幸(Rn 山下製作所 F308) SYUJI(B-Max Racing F312) レインタイヤの皮むきを行った高星


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