全日本F3選手権 第8戦 決勝上位ドライバーコメント
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全日本F3選手権第8戦を制した高星明誠(B-MAX NDDP F3)とF3-N優勝のDRAGON(B-Max Racing F306) |
■第8戦 優勝
高星明誠
(B-MAX NDDP F3/Car No.23/B-MAX RACING TEAM WITH NDDP/VOLKSWAGEN A41(0XY))
「ポールポジションだったので、いつもどおりスタートを決めれば勝てると思い、そこに集中していました。パロウ選手にペナルティが出て、ポイント差も開いたので、レース中もリラックスできたのかなと思います。ファステストラップも獲ることができて良かったのですが、中盤以降は宮田選手も速くて、そこが明日に向けた課題と感じました。明日は4番手スタートなので、今日と違った展開になるでしょうが、今日のようにスタートを決められれば、うしろの予選順位からでも富士のように勝てると思うので、あきらめないでレースに挑みたいと思います」
■第8戦 2位
宮田莉朋
(カローラ中京 Kuo TOM'S F314/Car No.36/カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「スタートをうまく決められて坪井選手の前に出ましたが、もう少し前のグリッドだったら、トップに上がれたもしれません。予選結果がレースに反映されたかなと思っています。レース中は高星選手と同じくらいのペースで走れていましたが、序盤から速いペースを出せるようにしなければいけないというのが課題です。明日は2番手スタートですし、優勝も見えない位置ではありません。今日より距離が長いので、18周以降がどうなるかを予測したうえでセットアップしなければいけませんね。焦らずに、落ち着いて考えていきたいと思います」
■第8戦 3位
坪井翔
(カローラ中京 Kuo TOM'S F317/Car No.1/カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「すべてはスタートで決まってしまったのかなという感じです。1周目になんとかポジションを取り戻そうとしたのですが、抜ききれませんでした。その後のペースもあまり良くなくて、前にはついていけない状態でした。今日のレースは3位を走るのが精一杯という印象です。改善点はなんとなく見えていますが、まずはスタート。前に出られれば展開も変わってくると思うので、そこを意識していきたいと思います」
■第8戦 9位(F3-N 1位)
DRAGON
(B-Max Racing F306/Car No.30/B-MAX Racing Team/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「1周目のアトウッドカーブまでトップにいられれば、その先は逃げられると思ってスタートに集中していました。いいスタートは切れたのですが、前のマシンに寄せられたすきに、植田選手に先行されてしまいました。ただ、冷静にチャンスを待って、アトウッドで抜き返すことができたので良かったと思います。レース後半はフロントタイヤの消耗が激しくてバランスが厳しかったですね。でもうしろとの差を見ながら調整して走っていたので、絶対抜かれないとは思っていました。明日は暑くなりそうですが、僕にとっての武器はニュータイヤを温存していること。最後尾からでも優勝を狙って頑張ります」
■第8戦 10位(F3-N 2位)
植田正幸
(Rn 山下製作所 F308/Car No.11/B-MAX with Rn-Sports 山下製作所/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「スタートでDRAGON選手が前のマシンに寄せられているところを見てチャンスと思い、前に出ることはできましたが、やはりポイントリーダーのDRAGON選手はすごいですね。すぐにかわされてしまいました。なんとか追いかけていき、いったんは4秒差くらいギャップが拡大しましたが、DRAGON選手の走りを見ていたらだんだんアンダーステアがきつくなっていそうだったので、そこでプッシュして。でも抜くところまでいけませんでしたね。明日はポールポジションからのスタートなので、なんとか逃げ切って優勝したいです。暑くなりそうなので、しっかりと水分をとって自分のドライビングができればなんとか逃げ切れるんじゃないかなと思っています」
■第8戦 11位(F3-N 3位)
久保田克昭
(Planex スマカメ・F308/Car No.5/HANASHIMA RACING/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「スタートはあまりうまくいかず、2台ぐらいに抜かれてしまいました。そのあとは淡々と走っていましたね。途中でチームメイトのアレックス・ヤン選手のスピンがあってポジションが上がり、そのあとは長谷川選手とバトルしていましたが、まさか相手が止まってしまうとは思っていなかったので、自分としては意外な表彰台でした。ラッキーということに尽きますが、ここより上に関してはタイムがまだまだ出ていないので、明日以降もできる限り努力していきたいと思います」