全日本F3選手権 第9戦 決勝上位ドライバーコメント
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全日本F3選手権第9戦を制したアレックス・パロウ(THREEBOND)とF3-N優勝の植田正幸(Rn 山下製作所 F308) |
■第9戦 優勝
アレックス・パロウ
(THREEBOND/Car No.12/ThreeBond Racing with DRAGO CORSE/ThreeBond TOMEI TB14F3)
「3勝目を挙げることができてうれしいね。でも今日のレースは、うしろの宮田選手がミスをしないで追いかけてくるので、結構ハードなレースだったよ。昨日の第8戦ではジャンプスタートのペナルティを受けて、せっかく2位が獲れる状況だったのが残念な結果に終わってしまったけど、今日はいいスタートが切れたと思うし、今後は絶対にミスしないようにしたい。鈴鹿は前回大会の予選で戦略を失敗してしまった。だけどそこからも良くなってきているし、レースペースも良くなってクルマもとても速いので、また優勝を目指して頑張るよ」
■第9戦 2位
宮田莉朋
(カローラ中京 Kuo TOM'S F314/Car No.36/カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「第8戦同様にスタートを決めてトップに立とうと考えていましたが、パロウ選手も同じくらいいいスタートを切って、1コーナーの駆け引きで前に出ることができませんでした。1周目の争いで勝負が決まると思って頑張ったのですが、そこで追いつけなかったです。トップに離されないように攻めていって、最後にファステストラップを出せて、大事な1ポイントを獲れてよかったと思います。鈴鹿は前回レースで走ることができませんでしたが、それまでの走行での印象はいいので、今度は勝てるように準備を進めて挑みたいです」
■第9戦 3位
坪井翔
(カローラ中京 Kuo TOM'S F317/Car No.1/カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「スタート自体は決まりましたが、そのあとの場所取りが悪く、そこで抜けていれば展開は変わったと思います。トップの2台と比べてもペースがあまり良くなかったので、そこは改善しないといけないですね。でも、いつも課題になっていたレース後半のペースは少し良くなっていると思ったので、あとは全体的な底上げをしなければと思います。順位は昨日と変わりませんが、今日は収穫の多いレースだったので、鈴鹿に向けて今日残った課題をクリアしていって、良かったところは継続して、引き続きスタートを意識していこうと思います」
■第9戦 11位(F3-N 1位)
植田正幸
(Rn 山下製作所 F308/Car No.11/B-MAX with Rn-Sports 山下製作所/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「予選でDRAGON選手が車両トラブルで出走できなかったことで、運よくポールポジションを獲れましたが、うしろの長谷川選手やヤン選手とは占有走行からタイムが拮抗していました。スタートを決めれば逃げられるかなと思っていましたが、結果的にはその形になりました。初優勝まで14戦。去年の岡山大会で初めてF3に乗った時には最後尾争いで、相当体もきついなと思いましたが、そこからトレーニングもして、今年は表彰台に上がれるようにもなりました。そして今日岡山で勝てたというのは、長かったけれど短かったような気もします。鈴鹿は一番走りこんでいるコースですので、またこの位置に戻れるよう頑張っていきたいと思います」
■第9戦 12位(F3-N 2位)
長谷川綾哉
(Alb新潟第一ホテルSugar/Car No.22/ALBIREX RACING TEAM/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「スタートは出遅れてしまいましたが、順位をキープできました。でも植田選手のペースが最初から良くて離されてしまい、最後まで追いつかなかったのは残念です。中盤DRAGON選手とのバトルになりましたが、抑えきれる自信はありました。優勝はできませんでしたが、第8戦では完走できなかったので、それを考えると今日は走り切れてよかったです。鈴鹿ではまだ3位までしかとれていないので、今度こそ優勝できるように頑張ります」
■第9戦 13位(F3-N 3位)
アレックス・ヤン
(HuaJiangHU F3/Car No.5/HuaJiangHU Racing/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「今日は非常に暑いコンディションのなかで、タイヤをうまく使えずに、実は第8戦よりあまり良い内容にできませんでした。レース序盤で長谷川選手に抜かれてしまいましたが、日本で一番好きなコースでなんとか表彰台に上がれてうれしく思います。中国に戻っている間も練習の機会を増やして、次戦の鈴鹿では前回大会よりもいい結果を出せるように頑張ります」