全日本F3選手権 第5戦／第6戦予選上位ドライバーコメント
■第5戦／第6戦 ポールポジション
坪井翔
（カローラ中京 Kuo TOM'S F317／Car No.36／カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S／TOYOTA TOM'S TAZ31）
「雨は得意ですし、専有走行から調子も良かったので、安心して公式予選に臨みました。だんだんと乾いていく中でセットアップやタイヤをどうするかという悩みはありましたが、まずは1セット目のタイヤでタイムを出せて、2番手とも差があったので大丈夫かなと思っていたところでしたが、2セット目でアタックにいったときに雨が強くなってしまい、結果的にここでタイムを削ることができませんでした。まわりがタイムを上げてきていたのでギリギリでしたが、1セット目で同じようなタイムを2回出しておけて良かったです。雨だったら、開幕戦や第2戦と比べても余裕があると思いますが、ドライになったら分からないです。富士はオーバーテイクが可能なコースなので、油断はできないですね」
■第5戦 予選2番手／第6戦 予選5番手
金丸悠
（B-MAX RACING F3／Car No.1／B-MAX RACING TEAM／VOLKSWAGEN A41（0XY））
「走行初日からウエットでの感触は悪くなかったので、トップを奪えるかと思っていたので残念です。スーパーカートが走った後だったので、昨日と比べても変なコンディションというか、雨が多くなってきたときの方がグリップを得たような感じがありました。それで1周だけタイムを出すことができました。ベストタイムは全体的にうまくまとめきったラップだったので、同じようにもう1ラップいきたかったですね。今日はスタートを決めて、1コーナーまでにトップを奪えるくらいのところにいきたいです」
■第5戦 予選3番手／第6戦 予選2番手
大湯都史樹
（TODA FIGHTEX／Car No.93／TODA RACING／TODA TR-F301）
「今週の走り出しはチームメイトよりも速いタイムを出せていました。相手も経験があるドライバーなので、専有走行の最後には逆転されていたんですが、昨日の夜はこの予選に向けて、いろんなパターンを考えてきました。そのおかげもあって、いろいろな状況に対してうまく対応できたし、いま自分が持っているポテンシャルを最大限出せた予選でした。1000分の4秒上回れたのは、気合です。スタートは課題になっていて、前回ミスしたことを補えるようにいろいろやってきたので、今回は自信をもって臨みたいと思います」
■第5戦 予選4番手／第6戦 予選3番手
阪口晴南
（TODA FIGHTEX／Car No.2／TODA RACING／TODA TR-F301）
「直前にスーパーカートが走ったことで多少の路面変化はあったと思いますが、昨日の走行と似たコンディションだったと思います。後半は雨が降ってきて、そっちの方が今のパッケージに対してはタイムアップできた状況でした。トップとの差はそれほど大きくないですが、順位としては下がっているので残念です。アタックの周に引っかかってしまって、それも含めて実力なのですが、読みが足りなかったですね。レースペースに関してはいろいろ考えてきたので、前回のような展開にはならないと思っています。そこは楽しみです。ペースが良ければこの位置からでも勝てるチャンスはあると思うので、まずはスタートを決めて頑張ります」
■第5戦 予選5番手／第6戦 予選4番手
宮田莉朋
（カローラ中京 Kuo TOM'S F317／Car No.37／カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S／TOYOTA TOM'S TAZ31）
「専有走行からクルマに関してもドライビングに関してもうまくいかないですね。雨のF3で壁にぶつかっているという感じです。ドライになってくれないと勝負にならない。昨日まではトップ5にもいられなかったので、予選順位に関しては正直ホッとしている部分もあります。どんなコンディションでのレースになるかもまだ分からないし、まわりがどんなスタートを切るかもわからないですが、自分はスタートに関しては成長していると思うので、最初に順位を上げて、それをキープできるように頑張ります」
■第5戦／第6戦 予選6番手
根本悠生
（Albirex-RT／Car No.14／ALBIREX RACING TEAM／Mercedes-Benz 414）
「木曜日の練習走行で2番手を獲れて、悪くないレースウイークの出だしになりました。昨日はセットアップをいろいろと試していた関係で順位は良くありませんでしたが、方向性としては間違っていなかったと思います。戦略的に、まわりとは違う形でセッションを走りましたが、それも良かったです。雨は大好きで、自信をもって走れています。ハーフウエットでは攻めた走りができると思いますし、ドライになればチームやドライバーのアジャスト能力が問われると思うので、頭をフル活用していけば今週末いい内容で終われるのではと思います。まずはポイント獲得を目標に頑張ります」
