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坪井が2戦ぶりの勝利で今季6勝目
大湯が2回目の表彰台を獲得

坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)

全日本F3選手権第8戦のスタートシーン

 台風12号の接近により、急遽7月28日(土)の午後5時25分から開催されることになった全日本F3選手権第8戦の決勝。午前に行われた公式予選では、坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が1分22秒646というセカンドベストタイムをマークし、第8戦のポールポジションを獲得。宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が2番手、大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が3番手につけていた。

 多くのドライバーが終盤にアタックを行っていたが、吉田基良(B-MAX ENGINEERING F3)がダブルヘアピンでストップし、赤旗提示。その点では、セカンドベストをしっかりと記録できていない車両が多いなかでのグリッドとなった。

■序盤から首位争い、表彰台争いが白熱

坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)

 午後5時25分からの開催ということもあり、西日が射すなかでのスタートとなったが、2番手スタートの宮田が好スタート。ポールポジションの坪井に並びかけるも、「1コーナーで自分に優先権があるレベルまでは並びきれなかった(宮田)」と1コーナーでは坪井が前に。第7戦とは逆の立場で、カローラ中京 Kuo TEAM TOM'Sの2台によるマッチレースが展開されていく。

 一方、3番手につけたのは大湯。4番手に阪口晴南(TODA FIGHTEX)、5番手には第7戦で悔しいペナルティとなった片山義章(YTB F318)がピタリとつけ、3台による表彰台圏内争いに。また、その背後では金丸悠(B-MAX RACING F3)と笹原右京(THREEBOND)による6番手争いが展開された。

 序盤こそ秒差の争いとなっていた坪井と宮田だが、第7戦のように10周前後になると少しずつその差が開いていく。ただ、3番手争いは中盤になっても僅差のままで、1秒以内での戦いが続いていく。3台はテール・トゥ・ノーズの状態には至らないまでも、ワンミスで順位が入れ替わる状況だった。

 また、同様に僅差の争いとなった金丸と笹原の争いの後方では、1周目に順位を落とした河野駿佑(HubAuto F318)が激しい追い上げをみせる。また、F3-Nのジェイク・パーソンズ(NODAレーシング)は久保田克昭(Planex スマカメ・F3)、植田正幸(B-MAX Rn-Sports F3)らと争った。

■坪井がひさびさのフルポイント獲得

大湯都史樹(TODA FIGHTEX)

 ただ、多くのドライバーのコメントにも見られたとおり、岡山は僅差でもオーバーテイクは非常に難しいコース。トップ争いは9周目を過ぎるころには少しずつギャップが広がることに。この2戦で2位に甘んじていた坪井は、宮田に対して少しずつマージンを築くとトップチェッカーを受け、第5戦富士以来となる今季6勝目を飾った。

 優勝した坪井は、「獲りにいった」ファステストラップも1分23秒294をマークし、1ポイントを加算。第3戦SUGO以来となるひさびさのフルポイントを獲得すると、表彰台でひさびさの勝利に大きな笑顔をみせた。

 2位は宮田で、僅差の3番手争いは最終的に大湯が制することに。第7戦ではペナルティで順位を落とした大湯だったが、第3戦SUGO以来の表彰台獲得となった。4位は阪口、5位は片山という結果に。6位争いは金丸が制し、1ポイントを獲得した。

 パーソンズは最終的に13位に入り、このレースでもF3-Nのフルポイントを獲得している。

リザルト・エントリーリストのPDFはこちらへ

全日本F3選手権第8戦 表彰台 金丸悠(B-MAX RACING F3) 河野駿佑(HubAuto F318)
片山義章(YTB F318) DRAGON(TEAM DRAGON F3) 山口大陸(タイロクレーシング28号)
三浦愛(EXEDY B-MAX F317) 植田正幸(Rn 山下製作所 F308) 吉田基良(B-MAX ENGINEERING F3)


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