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calender driver team ranking result report

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Round 8-9 もてぎ 20118.5-7
● 占有走行 ● Round8・9 予選上位
 ドライバーコメント
● Round8 レポート ● Round8 決勝上位
 ドライバーコメント
● Round9 レポート ● Round9 決勝上位
 ドライバーコメント
   
   
●全日本F3選手権 第9戦 決勝上位ドライバーコメント

 ◎ Cクラス ◎
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■優勝:関口 雄飛
(B-MAX ENGINEERING/Car.No50/B-MAX F308/トヨタトムス1AZ-FE)
「タイミングは悪くなかったんですが、フォーメイションに比べればレースのスタートは良くなか
ったように思います。動きだしで、安田選手が来ているのは分かったんですが、落ち着いてシフト
アップしていったら、加速ではこちらの方が良かったようで、1 コーナーでは再び並びかけること
が出来て、アウトから並走する形になり、うまく2コーナーをトップで立ち上がることが出来まし
た。後は何も起こらなかったというか、淡々と走る感じだったのですが、昨日から2速以降のギヤ
レシオを全部換えていたので、同じギヤでは走れないコーナーなどがあり、そのあたりに慣れるの
に少し時間が掛かりましたが、レース中盤からはタイヤが消耗することもなく、安定したラップを
刻むことが出来ました。まだまだポイント差はあるとは思いますが、今回連勝出来たので、次の岡
山も連勝出来ればポイントランキングでもトップに並べるくらいになるはず、次も連勝出来るよう
頑張りたいと思います」

●2位:安田 裕信  
(ThreeBond Racing/Car.No12/ThreeBond/スリーボンド東名SR20VE)
「最近関口選手がドライで凄く調子が良いので、勝負はスタートしかないなと思い、集中して臨み
ました。うまく決まって最高のスタートが切れたのですが、2~3~4 速の伸びが関口選手の方がぐ
んぐん伸びて行って。せっかくスタートで勝っていた分が、1 コーナーの進入ではもう逆転されて
いて、並んでコーナーに入ったんですが、そこでムリをしても接触してしまうので……。加速が悪
かったを僕らの負けと素直に認めようと思います。富士に比べて、今回はタイヤの消耗も大きかっ
たですし、クルマの差が出ていたように思うので、ここでもう一度仕切り直して岡山でまたトップ
を走れるように頑張ります」

●3位:山内 英輝
(HANASHIMA RACING/Car.No5/PLANEX ハナシマ F308/トヨタハナシマ1AZ-FE)
「今日のスタートでは反応が今ひとつ良くなくて。加速は周囲とそれほど変わらなかったんですが、
特にブラッドレー選手の加速が良くて1 コーナーで並ばれてしまったものの、アウト側からなんと
かカバー出来て良かったと思います。その後1 周目でないとここは抜きづらいと分かっていたので、
1 周目の9 0 度コーナーで安田選手のインに飛び込んで勝負を賭けたのですが、やはりちょっと止
まり切れずにはらんだところを、うまくクロスを獲られてしまって。その後はもうついて行くのが
精一杯という状況になってしまいました。金曜の走行ではフィーリングも良かったのですが、ドラ
イとなった予選でのタイム差にはショックを受けましたし、このままでは後半に向けてシリーズ争
いが厳しくなっていってしまうので、次の岡山に向けて今回問題だったところをどうやって解消す
るかをチームとしっかり考えて次に臨みたいと思います」

●4位:蒲生 尚弥
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No36/PETRONAS TOM'S F308/トヨタトムス1AZ-FE)
「キツいレースになってしまいました。いろいろと対策はやっているのですが、それがなかなか結
果に結びつかなくて……。自分がもっとクルマの状態を正確にエンジニアに伝えないとダメだと思
います。現状はそれが出来ていないんだと感じています。コミュニケーションを含めて、そういう
ところをもっとうまく出来るようにならないと、クルマも速くならないですし、去年も含めて、そ
ういうところが今ひとつ苦手なので、もっとそういう部分を勉強しないと、トップとの差は縮まら
ないと思います。そういう部分を意識しながら、なんとか次戦以降、差を縮められるよう頑張りま
す」

●5位:西本 直樹
(SGC by KCMG/Car.No19/SGC by KCMG/トヨタトムス3S-GE)
「今日の5 位はこれまでのレース展開とは違い、今まで以上に前のマシンに迫れていたと思います。
後半やや離れてしまいましたが、それまでは前のトムス勢と大きく変わらないペースで周回出来て
いたと思いますし、中盤まで充分ついて行けたと手応えがありました。昨日の雨の中、スリックで
スタートしたことについては、レインでスタートしても結果的に同じ6 位だっただろうと思います
し、みんなと同じことをしていては前に行けないので後悔はしていません。次の岡山は参戦出来る
かどうか分かりませんが、今回良かっただけに、なんとか体制を整えて出たいと思います」


 ◎ Nクラス ◎

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■優勝:ギャリー・トンプソン
(SGC by KCMG/Car.No20/SGC by KCMG)
「最高のレースになったね。クラス2番手のグリッドからスタートを上手く決めて、1 コーナーで
リードを奪ったんだ。序盤の2~3 周はそれほどフィーリングは良くなかったんだけれど、そこで
千代選手からプレッシャーを掛けられたものの、徐々にフィーリングが良くなり始めて、後続を引
離すことが出来たんだ。そこからはギャップを作ることを心掛けたけれど、昨日タイヤ選択に失敗
して最悪のレースとしてしまった後だけに、今日はチャンピオンシップのことを考えてもどうして
も勝ちたかっただけに、それを実現できてうれしいよ。やっと初優勝出来たとはいえまだまだポイ
ント的には差があるけれど、これから優勝を重ねて行って、なんとかチャンピオンを獲りたいね。
千代選手がコースアウトして遅れたことはすぐ気がついた。その時点でギャップが3 秒くらいだっ
たと思うけれど、5 秒くらいに広がったところでそろそろ良いかなとクルージングに切り替えたの
に、それでもかなりラップタイムが良かった。次からはもっとそういう感じで走った方が良いのか
もしれないね(笑)」

■2位:中山 雄一
(TOM'S SPIRIT/Car.No37/TDP SPIRIT F307)
「昨日の予選ではトラブルがあったものの、3 周出来たので何とか6 番グリッドを獲れたのですが、
今日のスタートではかなり良いスタートが切れて、1 コーナーでは3 番手あたりまで浮上しました。
ただ、その後3~4 コーナーで千代選手に仕掛けたのですが、競り合いの中で僕は後方に沈んでし
まって。それで5 番手まで落ちてしまいましたが、オープニングラップですぐに4番手に浮上し、
さらに三浦選手にどんどん近づいて行き、彼がミスしたところでうまく1 コーナーでパスして3
番手に上がることができました。その後千代選手に少しずつ引離され始めたので、今日は3 番手ど
まりかなと思ったところで、千代選手がコースアウトして2番手になって。ペースが悪くて千代選
手にかなりプレッシャーを受けたのですが、抜かれること無く2 位でフィニッシュ出来たことをう
れしく思います。予選は思うように行きませんでしたが、決勝では2戦ともに内容のある良いレー
スが出来たと思います」

■3位:千代 勝正
(NDDP RACING/Car.No23/NDDP RACING)
「今日はスタートでトンプソン選手に前に出られてしまって……。2周目のストレートから1~2
コーナー、さらに3 コーナーにかけてトンプソン選手に仕掛けるチャンスがあったので、3 コーナ
ーでアウトから並びかけたのですが、ちょっと危ないと感じたので(引く形になりました)。トン
プソン選手に前に行かれ、かなりプッシュしていたのですが、7 周目の9 0 度コーナーでオイルか
何かに滑ったような感じで、左フロントタイヤだけがロックしてしまってまっすぐ飛び出して……。
それで中山選手に先行されてしまったのですが、今週は週末を通じてクルマの状態が良く、優勝で
きたクルマだったと思うだけに悔しい結果になりました」

■4位:三浦 和樹
(HFDP RACING/Car.No7/HFDP RACING F307)
「スタートで佐々木選手を抜いたんですが、1 コーナーで中山選、佐々木選手に並ばれてしまって。
そのまま3 コーナーあたりまで競り合って行ったんですが、3~4 コーナーのアウト側の縁石を中
山選手がまたいで失速したので、その背後にいた佐々木選手もアクセルを踏めない状態になってと
ころで、うまく自分は前に出て3 番手に上がることが出来ました。ただ、中山選手が追い上げて来
て、向こうの方がペースが良くて。3 周目の最終コーナー立ち上がりでリヤを滑らせてミスしてし
まったところで、その先の1 コーナーで抜かれてしまいました。後半は千代選手が前に来たのです
が、終盤にかけて千代選手と同じようなペースで走れていただけに、序盤、中盤のペースが反省点
ですね」

■5位:佐々木 大樹
(NDDP RACING/Car.No22/NDDP RACING)
「僕よりも中山選手やトンプソン選手のスタートが凄く速かったですね。僕の反応も悪くなかった
と思いますが、暑くなって来てクラッチの使い方が今ひとつなのかもしれないと思います。寒い時
期はスタートが決まっていたのに、ここへ来てすぐ繋がってしまって回転が落ちて失速するという
感じがあるんです。それでスタートで6 番手あたりまで落ちた後、すぐに2 台抜き返したんですが、
中山選手にまたS 字で抜き返されて。結局そのまま5 位でチェッカーとなりました。前半に照準を
合わせたセットだったこともあり、前半は良かったんですが、後半辛くなって来てしまって。次の
岡山で頑張らないといけませんね」


Formula 3 第9戦 決勝 正式結果表
Pos No Class Name Nat Team Type Laos Engine Total Time Delay Gap  Beat Lap
1 50 C 1 関口 雄飛
Y.Sekiguchi
JPN B-MAX F308 DALLARA F308 20 1AZ-FE 36'27.310 158.05
km/h
1'48.041 2
2 12 C 2 安田 裕信
H.Yasuda
JPN ThreeBond DALLARA F309 20 SR20VE 36'35.301 7.991 7.991 1'48.383 3
3 5 C 3 山内 英輝
H.Yamauchi
JPN PLANEXハナシマ F308 DALLARA F308 20 1AZ-FE 36'38.195 10.885 2.894 1'49.030 4
4 1 C 4 蒲生 尚弥
N.Gamou
JPN PETRONAS TOM'S F308 DALLARA F308 20 1AZ-FE 36'50.472 23.162 12.277 1'49.630 6
5 19 C 5 西本 直樹
N.Nishimoto
JPN SGC by KCMG DALLARA F306 20 3S-GE 37'01.925 34.615 11.453 1'49.989 2
6 20 N 1 Gary
THOMPSON
IRL SGC by KCMG DALLARA F307 20 3S-GE 37'10.430 43.12 8.505 1'50.369 3
7 37 N 2 中山 雄一
Y.Nakayama
JPN TDP SPIRIT F306 DALLARA F306 20 3S-GE 37'19.472 52.162 9.042 1'50.782 3
8 23 N 3 千代 勝正
K.Chiyo
JPN NDDP RACING DALLARA F306 20 3S-GE 37'20.360 53.05 0.888 1'50.530 5
9 7 N 4 三浦 和樹
K.Miura
JPN HFDP RACING F307 DALLARA F307 20 3S-GE 37'22.283 54.973 1.923 1'51.233 4
10 22 N 5 佐々木 大樹
D.Sasaki
JPN NDDP RACING DALLARA F306 20 3S-GE 37'24.958 57.648 2.675 1'51.174 4
11 8 N 6 野尻 智紀
T.Nojiri
JPN HFDP RACING F307 DALLARA F307 20 3S-GE 37'27.694 1'00.384 2.736 1'51.469 3
12 77 N 7 野呂 立
T.Noro
JPN CMS☆WAKOS☆F306 DALLARA F306 20 3S-GE 38'05.004 1'37.694 37.31 1'53.059 9
13 6 N 8 石川 資章
M.Ishikawa
JPN コルサ・スクーデリア F306 DALLARA F306 20 3S-GE 38'12.366 1'45.056 7.362 1'53.232 17
以上 規定周回数完走:
36 C Richard
BRADLEY
SIN PETRONAS TOM'S F308 DALLARA F308 14 1AZ-FE 25'49.340 6Laps 6Laps 1'49.681 14
開始時刻: 10:48'16 終了時刻: 11:24'43
BEST TIME 50 Y.Sekiguchi/関口 雄飛 B-MAX F308 1'48.041 2/20 159.99km/h 規定周回数 18

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