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Round 10-11 岡山 2011.8.26-28
● 占有走行 ● Round10.11 予選上位
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● Round10 レポート ● Round10 決勝上位
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● Round11レポート ● Round11 決勝上位
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●第5ラウンド岡山金曜占有走行

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Cクラスでは関口vs安田、Nクラスでは三つ巴の戦いに 

 雨もようであった予報とは裏腹に、薄曇りから晴れ間が覗く中で午前10時10分にスタートした午前のセッション。
 開始15分の段階では、スリーボンドの安田裕信が早々に1分27秒243でトップに立つも、徐々にタイムを上げ始めたPETRONAS TEAM TOM'Sの蒲生尚弥、ハナシマレーシングの山内英輝が27秒台に突入し、開始30分の段階では安田、蒲生、山内がトップ3。Nクラスでは同様にNDDP RACINGの千代勝正が1分28秒703にまでタイムを伸ばすが、午前10時40分を過ぎたところで、トムススピリットの中山雄一が1分28秒533でクラストップに躍り出る。

 その後しばらくこう着状態となったが、午前11時06分に千代がNクラスのトップタイムを1分28秒370へと塗り替えることに。

 残り20分を切ったところで、そこまで下位に沈んでいたB-MAX ENGINEERINGの関口雄飛が1分26秒550をマークし、一気に総合トップに浮上。さらに残り10分を切り、多くの陣営がニュータイヤでコースインし始めると、タイム更新が続き、安田、山内も1分26秒台に突入。チェッカー目前に山内が1分26秒494をたたき出し逆転、最終的に午前のトップは山内が獲得した。関口、安田が2〜3番手につけ、蒲生、リチャード・ブラッドレー、そして今回初参戦となったSGC by KCMGのマシュー・ホーソンが4〜6番手に。

 同様にラスト10分にタイムアップの相次いだNクラスでは、前戦もてぎで初優勝を飾ったSGC by KCMGのギャリー・トンプソンが1分27秒933でクラストップ。これにHFDP RACINGの野尻智紀が僅差で続き、千代、三浦和樹、中山雄一、佐々木大樹というオーダーに。なお、ハナシマレーシングの石川資章は今回参戦を見送っている。

 午後1時40分、午後のセッションがスタート。午前を上回る暑さとなる中、序盤は蒲生が1分27秒770でトップに立ち、これを関口が逆転、1分26秒890で首位に躍り出たところで、2コーナー先で蒲生がスピンを喫してくラッシュ。幸い蒲生に怪我はなかったが、残念ながらマシンに大きなダメージを受け、セッション中の復帰はならず。
 再開後には一時雨がパラパラと落ちる状況もあったが、午後2時29分には安田が1分26秒836でトップに。10分後には関口が再度1分26秒705で首位に返り咲き、セッションは残り30分に突入する。

 残り25分の段階で、やや早めのニュータイヤ投入となった安田が1分26秒082と大幅にタイムアップし再びトップに浮上するが、残り3分の段階で山内が1分26秒501で2番手につけるも、終盤にニュータイヤを履いた関口がチェッカーを受けると同時に1分26秒063と僅かに安田を逆転。最終的にこの日の総合トップを奪った。

「ややミスもあったので、うまくいけば25秒台に入れていたと思います。トップとはいえ、もてぎほどは差がなく、安田選手も速いので気を抜かずに明日の予選に臨みます」と関口。山内、ブラッドレー、蒲生、ホーソンが総合での3〜6番手となった。

 一方Nクラスでは、序盤野尻、三浦のHFDP RACINGコンビが1分28秒台後半のタイムで1−2番手につけるも、午後2時にトンプソンが1分26秒610で逆転。トンプソン、野尻、さらには中山も加わって、セッション半ばには1分28秒台前半での首位争いが続いた。

 しかし、午後2時37分に早めのニュータイヤを履いた中山雄一が1分27秒998と28秒を切り、しばし首位争いは膠着。残り10分を切り、再び争いが激化し一時はトンプソンが1分27秒932でトップに浮上も、これを野尻が1分27秒869でひっくり返しトップに。

 トンプソンは1分27秒919、1分27秒911と詰め寄ったが、惜しくも野尻には届かず、そのまま野尻が総合でのNクラス首位に。トンプソンが2番手、中山は3番手。三浦、千代、佐々木がこれに続く結果となった。


Formula 3 8/26 専有走行 総合結果
Pos No Class Name Nat Team Type Engine 【P.M】 Lap 【P.M】 Lap
1 50 C 1 Y.Sekiguchi/
関口 雄飛
JPN B-MAX F308 DALLARA F308 1AZ-FE 1'26.550 22/28 ●1'26.063 28/28
2 12 C 2 H.yasuda/
安田 裕信
JPN ThreeBond DALLARA F309 ThreeBond 1'26.797 33/33 ●1'26.082 25/30
3 5 C 3 H.Yamauchi/
山内 英輝
JPN PLANEXハナシマ F308 DALLARA F308 1AZ-FE ●1'26.494 35/36 1'26.501 34/36
4 36 C 4 Richard BRADLEY SIN PETRONAS TOM'S F308 DALLARA F308 1AZ-FE 1'27.100 39/39 ●1'27.030 27/33
5 1 C 5 N.Gamou/
蒲生 尚弥
JPN PETRONAS TOM'S F308 DALLARA F308 1AZ-FE ●1'27.068 40/40 1'27.770 5/ 8
6 19 C 6 Matthew HOWSON GBR SGC by KCMG DALLARA F306 3S-GE 1'28.700 25/29 ●1'27.644 26/30
7 8 N 1 T.Nojiri/
野尻 智紀
JPN HFDP RACING F307 DALLARA F307 3S-GE 1'27.949 32/34 ●1'27.869 31/33
8 20 N 2 Gary THOMPSON IRL SGC by KCMG DALLARA F307 3S-GE 1'27.933 36/37 ●1'27.911 35/35
9 37 N 3 Y.Nakayama/
中山 雄一
JPN TDP SPIRIT F306 DALLARA F306 3S-GE 1'28.275 37/38 ●1'27.998 22/40
10 7 N 4 K.Miura/
三浦 和樹
JPN HFDP RACING F307 DALLARA F307 3S-GE 1'28.207 33/34 ●1'28.145 32/32
11 23 N 5 K.Chiyo/
千代 勝正
JPN NDDP RACING DALLARA F306 3S-GE ●1'28.163 38/41 1'28.278 33/35
12 22 N 6 D.Sasaki/
佐々木 大樹
JPN NDDP RACING DALLARA F306 3S-GE ●1'28.415 37/37 1'28.779 33/35
6 N M.Ishikawa/
石川 資章
JPN コルサ・スクーデリア F306 DALLARA F306 3S-GE 出走せず 出走せず
1 回目 開始時刻: 10:10'00 / 2回目 開始時刻: 13:40'00


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