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calender driver team ranking result report

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Round 10-11 岡山 2011.8.26-28
● 占有走行 ● Round10.11 予選上位
 ドライバーコメント
● Round10 レポート ● Round10 決勝上位
 ドライバーコメント
● Round11レポート ● Round11 決勝上位
 ドライバーコメント
   
   
●全日本F3選手権 第11戦 決勝上位ドライバーコメント
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 ◎ Cクラス ◎

■優勝:山内 英輝
(HANASHIMA RACING/Car.No5/PLANEX ハナシマ F308/トヨタハナシマ1AZ-FE)
「今季一番良かったんじゃないかと思うほど良い感じでスタートが切れて、その段階で今日のレースが決まったと思うくらいでしたね。それでトップに立ったのですが、予選の順位を考えると後ろの安田選手や関口選手が速いことは分かっていたので、出来るだけ序盤で離して行こうと頑張って走りました。序盤は後ろを見ないでプッシュし続けたんですが、5周ほどしてミラーを見たら後ろがついて来なかったので……。その後は鈴鹿に向けて自分の何が問題で、何が足りないのかを考えながら走りました。結果として次に繋がる走りが出来たんじゃないかと思います。クルマのバランス的には、走って行く中でどんどん変わって行く部分もあったのですが、そこをうまく自分のドライビングで合わせ込むことが出来ましたし、決勝に向けてチームが良いマシンを用意してくれたことが、今日安定したぺースで最後まで走り切れた要因ではないかと思います」

■2位:安田 裕信         
(ThreeBond Racing/Car.No12/ThreeBond/スリーボンド東名SR20VE)
「スタートでは自分なりに勝負を賭けて狙って行ったんですが、そんなに悪いスタートではなく、うまく関口選手の横に並んだんですが、左斜め後ろから山内選手が凄い勢いで来て。スタートがイン側でしたし、リタイアは出来ないのでちょっと抑え気味で(1コーナーに)入ったら、トップに立つことは出来なくて。1周目の裏ストレートではスリップから関口選手が来て、インを抑えていれば抜かれないだろうということでそれはうまく出来たんですが、このサーキットは抜けないということと、後ろがペースを上げて来たときに対処出来るように、タイヤを温存しながら周回しました。昨日は攻めるレースが出来たんですが、今日はちょっと守りのレースをしましたね。今週末ポイントリードを広げて鈴鹿に向かいますが、次の鈴鹿は厳しい状況になると思います。なんとかチームと頑張って乗り切れるよう」

■3位:関口 雄飛
(B-MAX ENGINEERING/Car.No50/B-MAX F308/トヨタトムス1AZ-FE)
「スタートでちょっと反応が遅れてしまって、1コーナーで山内選手、安田選手に抜かれて。バックストレートで安田選手のスリップに入れたので、そこから抜け出してイン側に飛び込みたかったのですが、僕の後ろから蒲生選手が来てしまって。彼は昨日の接触とかもあったので、ちょっと使用出来なくて(笑)。それでインではなくアウトから行ったのですが、結果的に蒲生選手に抜かれて4番手に下がってしまいました。最終的に蒲生選手にトラブルが出て運良く3位になれたのですが、このところ速いドライバーが勝つというよりもスタートの上手いドライバーが勝つ、という展開が多いので、自分もそれにうまく対応して行く必要があると思います。残りは5戦ありますし、まったく諦めてはいませんが、今日ポジションを下げたのはすべて自分の責任なので非常に悔しいです。この悔しさをバネに、来週の鈴鹿で勝ちたいと思います」

■4位:リチャード・ブラッドレー
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No36/PETRONAS TOM'S F308/トヨタトムス1AZ-FE)
「ちょっと今日は大変だった、というか全然ダメだったね。1周目のフィーリングは凄く良かったんだけれど、すぐに酷いオーバーステアになってしまって。特に低速コーナーでのオーバーが酷く、セクター1はまだ良かったけれど、セクター2、3では相当苦しかった。スタートも良かったのにポジションを上げることが出来ず、思うようなレースにならず残念だ。プラスに考えるならば、来週の鈴鹿は中〜高速コーナーがポイントになるサーキットだから、今日の感じだときっと僕らのマシンは速いと思う。なんとか鈴鹿で挽回したいね」

■5位:マシュー・ホーソン
(SGC by KCMG/Car.No19/SGC by KCMG/トヨタトムス3S-GE)
「今日のレースで初めてヨコハマタイヤで25周というロングランをこなしたわけだけれど、自分なりにかなり良い走りが出来たと思うよ。ほとんど3年くらいレースを離れていたわりにはね(笑)。スタートが決まったんだけれど、目の前で野尻選手がストールしていて彼を避けなければならなかった。それでも1コーナーでNクラス勢をかわしてCクラスのグループにポジションを上げることが出来た。序盤はCクラス勢に引き離されそうになったんだけれど、ブラッドレー選手が徐々にペースを落としたこともあって、じりじりとギャップを詰めて行くことが出来た。彼はトラクションとかがスタートから良くなかったみたいでかなり苦しんでいるのが見えたし、約1秒差くらいまでは詰められたんだけれど、追いつくには至らなかった。それでも最後まで安定して走れたし、貴重な経験が得られた。次の鈴鹿が楽しみになったよ」


 ◎ Nクラス ◎


■優勝:中山 雄一
(TOM'S SPIRIT/Car.No37/TDP SPIRIT F307)
「Nクラス3番手スタートだったんですが、今日はこれまでよりも路面がサラサラした感じで回転が食われてしまうようなこともなく良いスタートを決めることが出来ました。1コーナーでは前で19号車と佐々木選手が競り合う形になっていましたが、19号車のブレーキングが予想以上に早く、追突を避けようとブレーキングしたらタイヤがロックしてしまい、ふらついて佐々木選手に接触して。そこで2台ともクラッシュには至りませんでしたが、佐々木選手がバランスを崩しているところで前に出る形になりました。レース中は昨日とは違うセットアップをしていたのですが、ドライバーがなんとかしてこいと送り出されていましたし、序盤はうまくドライビングを合わせることはできなかったんですが、中盤からかなり慣れてきて、背後の佐々木選手のぺースがあまり変わらなかったので、ミスさえしなければ抜かれないだろうと思っていました」

■2位:佐々木 大樹
(NDDP RACING/Car.No22/NDDP RACING)
「今日はスタートでは少しホイールスピンをさせてしまったんですが、それほど動き出しは悪くなく、まずまずのスタートが切れました。ただ、19号車の方が少し伸びが良くて、イン側を差されるような形になって並走して1コーナーに入ったときに後ろから押されてしまって、ちょっとフラフラっとしたところで中山選手に抜かれてしまって。その後は大体ペースが同じだったので、気持ちで負けないようにプッシュしていれば、相手がミスするかもしれないと一生懸命プッシュしていきました。それもあって最後までテール・トゥ・ノーズのままの競り合いになったのですが、残念ながら抜くタイミングにまでは行かず、悔しいレースになってしまいました。2年目の若手ではまだ勝てていないので、鈴鹿、菅生と5連勝出来るように頑張ります」

■3位:千代 勝正
(NDDP RACING/Car.No23/NDDP RACING)
「4番手からのスタートで、自分のスタートは結構良かったものの、中山選手も佐々木選手も同じようにスタートが良かったので、ポジションキープかな、と思っていたら野尻選手がストールしていたので3番手に上がることが出来ました。1コーナーで接触があって、それをインから見ながら、もうちょっと外にはらんでくれたら自分が前に行けるのに、と思っていましたが抜けなくて(笑)。それから序盤は3台で同じようなペースで走れたのですが、中盤から自分の方が先にタイヤを消耗させてしまって前に離される展開になりましたが、今度は後ろからトンプソン選手が迫って来て。自分もここは抜けないコースだと思っていましたし、前の2台に何か起こるかもしれないので、とにかく集中しつつプッシュを続けました。今週末はチームとして金曜から今ひとつクルマを煮詰め切れず苦戦しましたが、今日も佐々木選手とセットアップを違う方向にしてみて、自分の方が良くなかったようなので、これを鈴鹿に活かしたいと思います」

■4位:ギャリー・トンプソン
(SGC by KCMG/Car.No20/SGC by KCMG)
「昨日のレースを戦ったタイヤで今日も走らなければならないということで、スタート前からかなりのディスアドバンテージになるだろうし、難しいレースになるんじゃないかと読んでいたんだ。スタートはかなり良くてクラストップのあたりにまで行けたんだけれど、前で佐々木選手と中山選手が接触して、中山選手が僕の前に動いて来たのでアクセルを緩めるしかなくて4番手に戻ってしまった。その後は一生懸命プッシュしたけれど、ここは抜きづらいし、前のマシンとコンマ数秒という位置にいると、ダウンフォースが失われてしまってそれ以上近づけなくなってしまうんだ。ペース的には安定していたし、Nクラスのトップに近いラップは刻むことは出来たとは思うけれど、やはりタイヤをセーブしなければならなかったし、ポジションを上げることは出来なかったね」




Formula 3 第11戦 決勝 正式結果表
Pos No Class Name Nat Team Type Engine Total Time kn/n Gap  Beat Lap
1 5 C 1 H.Yamauchi/
山内 英輝
JPN PLANEXハナシマ F308 DALLARA F308 1AZ-FE 36'51.189 150.720 1'26.822 25
2 12 C 2 H.yasuda/
安田 裕信
JPN ThreeBond DALLARA F309 SR20VE 37'00.679 150.076 9.490 1'27.451 25
3 50 C 3 Y.Sekiguchi/
関口 雄飛
JPN B-MAX F308 DALLARA F308 1AZ-F 37'15.495 149.081 24.306 1'27.755 25
4 36 C 4 Richard
BRADLEY
SIN PETRONAS TOM'S F308 DALLARA F308 1AZ-F 37'25.872 148.392 34.683 1'28.204 25
5 19 C 5 Matthew
HOWSON
GBR SGC by KCMG DALLARA F306 3S-GE 37'26.939 148.322 35.750 1'28.685 25
6 37 N 1 Y.Nakayama/
中山 雄一
JPN TDP SPIRIT F306 DALLARA F306 3S-GE 37'41.207 147.386 50.018 1'29.430 25
7 22 N 2 D.Sasaki/
佐々木 大樹
JPN NDDP RACING DALLARA F306 3S-GE 37'41.856 147.344 50.667 1'29.469 25
8 23 N 3 K.Chiyo/
千代 勝正
JPN NDDP RACING DALLARA F306 3S-GE 37'45.916 147.080 54.727 1'29.487 25
9 20 N 4 Gary
THOMPSON
IRL SGC by KCMG DALLARA F307 3S-GE 37'47.097 147.003 55.908 1'29.423 25
10 8 N 5 T.Nojiri/
野尻 智紀
JPN HFDP RACING F307 DALLARA F307 3S-GE 37'48.280 146.926 57.091 1'29.583 25
11 7 N 6 K.Miura/
三浦 和樹
JPN HFDP RACING F307 DALLARA F307 3S-GE 37'56.616 146.388 1'05.427 1'28.907 25
12 1 C 6 N.Gamou/
蒲生 尚弥
JPN PETRONAS TOM'S F308 DALLARA F308 1AZ-F 35'44.790 149.170 1 Lap 1'27.928 24
以上 規定周回数完走:
開始時刻: 10:38:09   終了時刻: 11:15:00

BEST TIME 5 H.Yamauchi/山内 英輝 PLANEXハナシマ F308 1'26.822 2/25 153.542km/h
参加台数:12台 出走台数:12台




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