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Round 14-16 菅生11.9.22-4
● 占有走行 ● Round14.15 予選上位
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● Round14 レポート ● Round14 決勝上位
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● Round15 レポート

● Round16 レポート

● Round16 決勝上位
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●最終ラウンド菅生・金曜占有走行
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総合トップはCクラス山内、Nクラス野尻が獲得。  

9月23日、台風一過で爽やかな晴れ間が広がった金曜のスポーツランドSUGOを舞台に恒例の金曜占有走行が行われ、Cクラスでは山内英輝が、Nクラスでは野尻智紀がそれぞれトップタイムを奪った。

午前の走行は10時ちょうどにスタート。しかし、開始早々にSPコーナー立ち上がりで千代勝正がクラッシュ。セッションは開始5分で赤旗中断となってしまう。
 
午前10時20分にリスタートとなると、まずは山内が1分18秒858をマークしCクラスのトップに立つと、これを関口雄飛、リチャード・ブラッドレーらが追う展開となるが、午前10時30分には関口が1分17秒652と18秒を切ってトップに躍り出る。  

すると、この直後にブラッドレーがやはりSPコーナーでクラッシュを喫し、セッションは再び赤旗となり、再開は午前10時50分に。  

ここから多くのマシンがタイム更新を連発する展開となり、山内が1分16秒945をマークして蒲生尚弥、安田裕信、関口を抑えてトップに浮上することに。
 
しかし、午前11時16分に蒲生が1分16秒706で山内を逆転したのを合図に、安田、関口らが16秒台に突入し、ここから抜け出したのは関口。午前11時23分に1分16秒520をマークした関口が首位に返り咲き、結局トップのまま午前のセッションは終了。Cクラスでは2番手に蒲生、3番手に安田、4番手に山内、5番手にマシュー・ホーソン、6番手にブラッドレーが続いた。  

Nクラスでは序盤こそ1分20秒台の攻防が続いたものの、2度目の赤旗中断明けとなった午前10時50分あたりからは佐々木大樹、野尻、三浦和樹らが相次いで1分19秒台にタイムアップ。さらにタイムアップを続けた佐々木は1分18秒851をたたき出したが、この直後に野尻が1分18秒810で佐々木を逆転しトップに立つ。  

ところが、午前10時57分には中山雄一が1分18秒765で野尻を抑えてトップに浮上すると、午前11時08分にはさらに1分18秒344へとタイムアップ。これを追って野尻、佐々木もタイムアップを果たすも、中山のタイムには届かないままセッションは終盤へ。
 
残り10分の段階で三度セッションは赤旗となるが、その再開後のわずか5分間で目まぐるしく順位が変動。一時は三浦が1分18秒172で中山に代わってトップに立ったが、これを佐々木が逆転。さらに、中山が18秒台を切って1分17秒847で首位を奪い返すも、最後に1分17秒655をマークした野尻に軍配が上がり、午前のNクラスは野尻、中山、三浦、佐々木、ギャリー・トンプソン、千代、小泉洋史、野呂立というオーダーとなった。  

やや曇りがちな空となった午後1時40分から始まった2回目のセッション。  

序盤から山内、蒲生、関口、安田らが1分16秒台での競り合いを見せるが、山内は早々に1分16秒387をマークし、午前の関口のベストタイムを更新してくる。  

しかし、午後2時を回ったところで関口が1分15秒782と一気にタイムアップすると、さらに1分15秒721をマーク。その後蒲生らが1分16秒台前半で2番手を争うが、午後2時08分に山内が1分15秒772で2番手に浮上、さらに翌周には1分15秒672で関口を上回ることに。  

関口も負けじと午後2時18分に1分15秒677でトップを奪い返すと、1分15秒508、1分15秒392と3周続けてタイム更新するが、午後2時30分には再び山内が1分15秒259をたたき出し、モニターのトップに立つ。
 
ところが、白熱するセッションに水を差すかのごとく、この直後には通り雨がコースを濡らし、タイムアップはしばし不可能な状況に。雨が止み、スリックのまま走行を開始したものの、安田が1分15秒947をマークした以外は16秒を切るドライバーのないまま、午後3時08分にホーソンが最終コーナーでクラッシュを喫し、そのままセッションは終了。結局Cクラスは山内、関口、安田、蒲生、ブラッドレー、ホーソンという順位となった。  

一方Nクラスでは、野尻、中山、佐々木、三浦らが1分17〜18秒台で競り合うも、午後2時03分にトンプソンが1分17秒806でトップに浮上。さらに1分17秒502にタイムアップしたトンプソンに対し、野尻も1分17秒878にタイムを上げ2番手につけるが、中山が1分17秒575で野尻を上回りトンプソンに迫ったほか、午後2時20分には、午前のクラッシュの傷も癒えた千代が1分17秒508で2番手に浮上するなど、拮抗した攻防に。  

雨が上がった午後3時ちょうどに1分17秒433をマークした中山が、ついにトンプソンを上回ってクラストップに立ち、そのままセッションは終了かと思われたが、ここで野尻が1分16秒788という圧倒的なタイムをたたき出し、トップを奪還しセッションが終了。Nクラスでは総合でも野尻がトップを奪い、中山、トンプソン、千代、佐々木、三浦、小泉、野呂が続くこととなった。  

明日からの2日間で両クラスのタイトルが決定するだけに熱のこもったセッションとなった金曜。土曜には第14・15戦の公式予選と第14戦決勝が行われるものの、恐らく決着は日曜日にまでもつれ込む、激戦となることだろう。

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Formula 3 9/23 専有走行 総合結果
Pos No Class Name Nat Team Type Engine Best Time 【A.M】 【P.M】
1 5 C 1 H.Yamauch
山内 英輝
JPN PLANEXハナシマ F308 DALLARA F308 1AZ-FE 1'15.259 1'16.945 11/29 1'15.259 23/32
2 50 C 2 Y.Sekiguchi
関口 雄飛
JPN B-MAX F308 DALLARA F308 1AZ-FE 1'15.392 0.133 1'16.520 22/25 1'15.392 18/31
3 12 C 3 H.Yasuda
安田 裕信
JPN ThreeBond DALLARA F309 SR20VE 1'15.947 0.688 1'16.781 20/29 1'15.947 24/26
4 1 C 4 N.Gamo
蒲生 尚弥
JPN PETRONAS TOM'S F308 DALLARA F308 1AZ-FE 1'16.114 0.855 1'16.706 24/30 1'16.114 14/36
5 36 C 5 RICHARD
BRADLEY
SIN PETRONAS TOM'S F308 DALLARA F308 1AZ-FE 1'16.337 1.078 1'18.409 8/10 1'16.337 27/34
6 8 N 1 T.Nojiri
野尻 智紀
JPN HFDP RACING F307 DALLARA F307 3S-GE 1'16.788 1.529 1'17.655 29/29 1'16.788 33/34
7 19 C 6 Matthew
HOWSON
GBR SGC by KCMG DALLARA F306 3S-GE 1'17.189 1.93 1'18.186 30/30 1'17.189 25/26
8 37 N 2 Y.Nakayama
中山 雄一
JPN TDP SPIRIT F306 DALLARA F306 3S-GE 1'17.433 2.174 1'17.847 33/33 1'17.433 33/38
9 20 N 3 Gary
THOMPSON
IRL SGC by KCMG DALLARA F307 3S-GE 1'17.502 2.243 1'18.706 23/28 1'17.502 13/19
10 23 N 4 K.Chiyo
千代 勝正
JPN NDDP RACING DALLARA F306 3S-GE 1'17.508 2.249 1'19.300 5/ 5 1'17.508 20/29
11 22 N 5 D.Sasaki
佐々木 大樹
JPN NDDP RACING DALLARA F306  3S-GE 1'17.850 2.591 1'18.003 35/35 1'17.850 19/39
12 7 N 6 K.Miura
三浦 和樹
JPN HFDP RACING F307 DALLARA F307 3S-GE 1'17.929 2.67 1'17.947 29/29 1'17.929 32/33
13 6 N 7 H.Koizumi
小泉 洋史
JPN ハッピーチョコレートF306 DALLARA F306 3S-GE 1'18.838 3.579 1'20.057 28/34 1'18.838 31/34
14 77 N 8 T.Noro
野呂 立
JPN CMS☆WAKOS☆F306 DALLARA F306 3S-GE 1'20.497 5.238 1'20.537 25/26 1'20.497 19/21




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