全日本F3選手権 第14戦決勝上位ドライバーコメント
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全日本F3第14戦を制した坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)とDRAGON(B-Max Racing F306) |
■第14戦 優勝
坪井翔
(カローラ中京 Kuo TOM'S F317/Car No.1/カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「練習から予選までトップタイムを獲れていたので、スタートで抜かれなければ優勝できると思っていました。スタートはちょっと鈍ったのですが、1コーナーをトップでクリアできて、そこで勝てると感じました。今回はファステストラップを獲らなければと思っていたのでずっとプッシュしましたが、結果的にファステストに届かなかったので、優勝はできましたが複雑です。今日勝ったことで、第16戦でポールポジションからスタートできることになったのは良かったです。今日は少し速さが足りなかったので、改善して明日はファステストも獲りたいですね」
■第14戦 2位
高星明誠
(B-MAX NDDP F3/Car No.23/B-MAX RACING TEAM WITH NDDP/VOLKSWAGEN A41(0XY))
「スタートでチャンスを狙っていましたが、出だしは良かったものの加速があまり良くなくて、そのままの順位でゴールしたという感じです。ファステストラップを獲ることは第一条件だったので、それにフォーカスしました。パロウ選手のリタイアでポイント的にも有利になったので、シリーズを考えれば良かったのかなと思います。明日の2戦は2番手と3番手からのスタートなので、その位置からどう挽回して優勝を狙うかだと思っています。やれることをやるだけです」
■第14戦 3位
大津弘樹
(TODA FIGHTEX/Car No.2/TODA RACING/TODA TODA TR-F301)
「スタートでパロウ選手がミスをしたことで、前に出ることができました。表彰台にはここ数戦、連続で上がれているので、ひとつでも上のポジションにと思って走りましたが、後半は離されてしまいました。うしろの宮田選手の方がペースが良かったので前半追い詰められましたが、中盤からは少し差ができたので、そこからは自分の中での走りの課題などにトライしていました。明日に向けてつかめるものもあったので、これを活かして明日は勝ちたいです」
■第14戦 8位(F3-N 優勝)
DRAGON
(B-Max Racing F306/Car No.30/B-MAX Racing Team/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「荒れたスタートになりましたが、混乱に巻き込まれずうまくすり抜けられて良かったです。速いマシンを先行させるときにうまくいかなかったり、90度コーナーでの黄旗減速区間で丁寧に走っている間にうしろに追いつかれてしまいましたが、抑えきって勝てて良かったです。明日は雨になりそうですが、アクシデントに巻き込まれないようにしたいですね。今週は雨で走っていないですから、経験の差を出したいです」
■第14戦 9位(F3-N 2位)
平 優弥
(Green Brave with TCS/Car No.77/シーエムエスモータースポーツプロジェクト/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「シグナルに集中するあまり、スタートのアクシデントに気づくのが遅れてしまいました。その対応で出遅れの量が大きかったのが今日のレース結果に大きく響いたかなと思います。木曜日に初めてF3に乗りましたが、自分のスタイルに合ったクルマだなと感じていました。今のところ大きなミスなく走れているのも自信になっています。明日は雨かもしれないですが、もてぎの雨の走行は得意としているところなので、頑張ります」
■第14戦 10位(F3-N 3位)
アレックス・ヤン
(HuaJiangHU F3/Car No.5/HuaJiangHU Racing/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「スタートは良かったと思いますし、アクシデントに巻き込まれなくてホッとしました。今回のレースでは参戦台数が増えましたが、皆さん良いドライバーなので、僕自身ももっと頑張らなければとさらに気合が入りました。もてぎで雨の走行経験は少ないですが、今日のレース同様にいいスタートを切って、また表彰台に上がりたいです」