全日本F3選手権 第3戦 決勝上位ドライバーコメント
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第3戦の決勝レースを制した高星明誠(B-MAX NDDP F3)とDRAGON(B-Max Racing F306) |
■第3戦決勝 優勝
高星明誠
(B-MAX NDDP F3/Car No.23/B-MAX Racing Team with NDDP/VOLKSWAGEN A41(0XY))
「ここまでの2戦同様に、スタートが重要かつ、1周めにずっと気を抜かないということを意識して挑みました。スタートは良くて1コーナーまでに差を広げられたので、1周めは危なげなく走れましたね。ファステストラップも獲れて、自分にとっていいレースになったし、いいレースウイークにできたと思います。開幕ラウンドでスタートダッシュを決めることができてポイントリーダーで鈴鹿に挑めるのはいいことですが、まだ序盤ですし気は抜けないので、油断せずにやっていきたいです」
■第3戦決勝 2位
アレックス・パロウ
(THREEBOND/Car No.12/ThreeBond Racing with DRAGO CORSE/ThreeBond TOMEI TB14F3)
「スタートでは、前のグリッドのドライバーがストップしてしまったので、僕自身も少しロスしてしまった。レースは1周目で90%が決まると思っていたので、1コーナーまでに2番手に上がることができたことは良かったと思うよ。セクター2ではタイヤを何度かロックさせてしまったけど、タイムを上げるためにいろんなチャレンジをしていたから。岡山はレースウイークが初走行になったけれど、鈴鹿はすでに公式テストでも走っているし、自信もある。今回よりもいいレースにしたいと思っているよ」
■第3戦決勝 3位
宮田莉朋
(カローラ中京 Kuo TOM'S F314/Car No.36/カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「今週末がF3のデビューレースになり、ペースが良かった1レースめ、スタートで結果が決まってしまった2レースめと来て、今回はあまり考え込むことなく、レース中に見つけたことを次に活かそうと考えていました。最後までラップタイムを落とさずに走れたし、いい週末になりました。レース距離のようにロングラップを走っても、技術的な部分ではまわりと大きな差がないと感じたので、次の鈴鹿まではインターバルが短いですが1周目とスタートをうまく決められるように頑張りたいと思います」
■第3戦決勝 12位(F3-N 優勝)
DRAGON
(B-Max Racing F306/Car No.30/B-MAX Racing Team/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「ポールスタートだったことと、新品タイヤを温存していたので、序盤に逃げられれば勝てると思っていました。後ろに霜野選手が来てからが勝負だと思っていたので、数周で上がってきてからは平常心を保ちつつプッシュしていきました。うしろとのギャップはチームにも聞いたりして、相手がペースを上げればこちらも上げるといったように、コントロールできたと思います。次の鈴鹿は、テストでは霜野選手のほうが少し速かったですが、さほど大きな差ではなかったですし、チャンスはあると思うので勝てるように頑張ります」
■第3戦決勝 13位(F3-N 2位)
霜野誠友
(CMS AVANTECH F306/Car No.77/シーエムエスモータースポーツプロジェクト/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「すごく悔しいレースでした。スタート自体も少し良くなくて、うしろから2台にかわされてしまいましたが、そのあと2番手まで戻れました。その時点でトップとは差がついていて、なんとか詰めたいと思ってはいましたが、タイヤ条件などいろいろな要素があって、中盤はうまく詰められませんでしたね。最後、ダブルヘアピンはぎりぎりのところで並べるかなと思っていたのですが、そこもやっぱり読まれていました。初めてのF3のレースウイークで全戦表彰台には上がれたましたし、速さはみせられたので結果的にはポジティブな週末です。鈴鹿はしっかり走りこめているサーキットだしテストでも調子が良かったので、次は2連勝を飾れるように準備したいと思います」
■第3戦決勝 14位(F3-N 3位)
植田正幸
(Rn 山下製作所 F308/Car No.11/B-MAX with Rn-Sports 山下製作所/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「第2戦はアクシデントで表彰台を逃したので、今回はと思っていました。ただ、上の2台と比べると速さが少し足りないですね。そこを改善しないと厳しいかなと感じました。自分のスキルも上げないと、上の2台には届かないことを痛感したので、次の鈴鹿までに今日のデータを見直して、しっかりと準備して臨みたいです。先日のテスト結果は追いつかないタイムではなかったし、自分自身よく走りこんでいるコースなので、頑張ります」